【(徹底解説)独学でフランス語を勉強する方法・コツ】

フランス語学習は初めてですか?

 

  • これからフランス語を始める
  • フランス語はすでに少しかじった

 

方におすすめなフランス語学習法の記事をまとめました。

フランス語をやり直したいという方にも有益かと思います。

 

この記事を読むと、

 

フランス語のおすすめな勉強の仕方

 

がわかるようになります。

 

フランス語の発音の勉強方法

フランス語のきれいな発音にあこがれませんか?

そんな発音ができるようになるには、

 

  • フランス語らしいメロディやリズム
  • 発音方法の知識と実践
  • リスニングの力

 

が必要になります。

 

フランス語の文字が読める

 

ようになる、なんていうのは

 

二の次

 

す。

なぜなら、

 

いくら書けても読めても話せない……

 

というのは、

 

フランス語の音よりも文字に意識が行ってしまっているから

 

です。

 

フランス語らしさを身につける

 

フランス語の発音の勉強で一番たいせつなことは

 

フランス語らしいメロディやリズムを身につける

 

ことです。

 

なぜなら、

 

フランス語らしいメロディやリズムがないまま話すと、いくら1つ1つの音の発音が上手でもカタコトのフランス語になる

 

からです。

 

発音方法を身につける

 

フランス語らしいメロディやリズムが身についたら、つぎは

 

フランス語の発音『方法』の勉強

 

をしましょう。

 

発音方法を勉強する理由は、

 

人間は話せない言語の音を正しく認識し、作ることはできない

 

からです。

そればかりは

 

知識として学んでから実践を通じて覚えるしかない

 

です。

 

というわけで、フランス語のメロディや発音方法の勉強は、

 

【(徹底解説)フランス語の発音のおすすめ勉強方法】

 

にまとめてあるのでご参考くださいませ。

 

リスニング力を身につける

 

フランス語のリスニング(聞き取り)力を身につける勉強方法は主に2つ。

 

  • 発音のルールを知識として勉強する
  • 聞いて分析したり再現したりする

 

簡単に掘り下げます。

 

発音のルールを知識として勉強する

 

フランス語の発音のルール、特にアンシェヌマンなどの音の変化などについて知識として知っておくとリスニング力が上がります

 

発音ルールに関しては、発音を聞いているだけでは理解ができません。

そのため、

 

どんな音の並びの時にどんなルールが発動されるのか

 

を知識として学習する必要があります。

 

 

聞いて分析したり再現したりする

 

発音のルールを知識として頭に入れた後は、実際にフランス語を聞きましょう。

そしてその際に、

 

聞こえてきた音の分析・再現

 

を意識的にするようにするのがよいかと思います。

この段階では、

 

聞き流しは意味がない

 

です。

具体的には、

 

分析:発音のルールと照らし合わせる

再現:分析をもとに再現を試みる

 

ようにしましょう。

また、

 

フランス語は僕たちが学校で学ぶような上品な話し方と日常的な話し方がかなり異なっている

 

ので、実際に聞くためのリスニング教材にはバラエティが必要になります。

特にフランスでの就職、留学など長期生活を目指している方は、

 

日常的な話し方に慣れておかないと日常会話が理解できない弊害に悩まされる

 

ことになるかと思います(僕はそうでした)。

 

フランス語のリスニングの勉強方法に関しては、

 

【(徹底解説)フランス語のリスニングのおすすめ勉強方法】

 

にまとめたので、お読みください。

 

 

フランス語会話の勉強方法

 

フランス語の発音のルールや再現ができるようになり、自分である程度自由にフランス語の文を作れるようになったら、

 

フランス語会話の練習

 

をしましょう。

 

※フランス語の文法の勉強の仕方については後述します。

 

文法の勉強の前に会話の練習を持ってきた理由は、

 

文法の勉強方法と聞くと、フランス語で『書かれた文』を理解できるようにしなければならない

 

という方が多いと思ったからです。

フランス語を読むだけで満足、という方ならそれでもよいです。

 

しかし、将来的にフランス語で

 

  • 話す
  • 聞く
  • 読む
  • 書く

 

ができるようになりたいのなら、

 

  • 話して理解される
  • 聞いて理解する

 

がある程度できるようになるまで、読み書きについてはあまり気にしないでよいです。

なぜなら、

 

聞く・話すができるようになってから読む・書く技術を身につけるのほうが簡単

 

だからです。

 

学校で習った英語が、読み書きできる(なんとなくでも)けど、話せない、聞き取れない、話しても通じない、ということになっている方は少なくはないのでしょうか?

 

それは、

 

先に読み書きの技術を習得してしまったり、発音や会話練習中に文字を意識してしまう(字幕や台本を読んでしまったりすることなど)と、会話ができるようにならないから

 

です。

 

会話(リスニングとスピーキング)は主に音を使ったコミュニケーション

 

なので、意識して文字に頼ったコミュニケーションを遠ざけておかないとなかなか上手になりません。

 

そして会話の最終目標は、

 

  • 相手のフランス語を聞いて理解できる
  • 自分のフランス語を聞かれて理解される

 

です。

とくに2つ目の

 

自分のフランス語を聞かれて理解される

 

 

フランス語ネイティブに自分の発音が正しいのか判断されること

 

なので、会話の練習では一番大切なことです。

なぜなら、

 

僕たちのフランス語の発音が正しいかどうかは、ネイティブでないと判断できない

 

からです。

 

というわけで、音だけでのコミュニケーションがフランス語の会話の上達には重要だということを前提にした上でおすすめな勉強方法は

 

【(徹底解説)フランス語会話のおすすめ勉強方法】

 

にまとめたのでご参考くださいませ。

 

 

単語と文法の勉強方法

 

フランス語の読み方を身につける

 

フランス語の文字を読むための勉強は、フランス語の発音ができるようになったからのほうがよいです。

その理由は、

 

発音と読み方は違う

 

からです。

 

読み方は様々な発音のバリエーションを便宜的に1つにまとめたもの

 

です。

どういうことかというと、たとえば僕たち日本人の日本語の発音では、

 

  • 仲のいい先輩に言う『おはようございます』
  • 会社で上司に言う『おはようございます』

 

などでは同じ『おはようございます』でも違う響きがあるのに、書くと『おはようございます』と1つになってしまいます。

 

しかし僕たちは日本語が話せますから、

 

『おはようございます』という1つのフレーズから2つの発音が微妙に異なった『おはようございます』を使い分ける

 

ことができます。

 

しかしフランス語を勉強する際に、日本語と同じように微妙でバラエティのあるフランス語の発音に慣れる前に文字として読めるようになってしまう

と、

 

  • 音が限定されてしまう
  • フランス語のリズムとメロディが身についていない状態だとカタコト読み

 

になってしまうので、フランス語の文字を読む練習と発音の練習は分けて、先に発音だけの練習をしたほうがおすすめなのです。

 

 

さて、というわけで、文字を読む練習で重要なのは、

 

文字の数は音の数よりも少ない

 

という点です。

 

たとえば

 

  • allerのaの音
  • gazのaの音

 

はちがいます(gazのaは口を大きく開ける必要がある)。

 

つまり、

 

文字だけからははっきりとした発音はわかりません

 

つまり繰り返しになりますが、文字やスペルの読み方を覚える前に実際の発音を勉強しておいたほうがよいわけです。

 

発音を知ったうえで、その知っている音をスペルのルールに当てはめていく感覚です。

 

フランス語の文字の読み方の勉強に関しては、

 

【(徹底解説)フランス語の綴りの読み方を覚える2ステップ】

 

が参考になるかと思います。

 

 

単語を身につける

 

単語はもちろん知っていれば知っているほど、フランス語を話すときに有利になります。

 

単語を覚えるコツ文のなかで覚えることです。

文のなかで覚えると

 

  • ほかのどんな言葉と相性がよいのかわかる
  • 意味の連想のしやすさ

 

という点で頭に残りやすくなります。

 

ただ、注意点もあります。

それは、

 

発音も一緒に覚えたほうがよい

 

ということです。

 

  1. で覚える
  2. 読んだり書いたりして覚える

 

という順番で記憶していきましょう。

 

また、

 

まとまったカテゴリーの単語を覚える

 

ようにすることも大切です。

習い始めの頃はやみくもに覚えるのは意味がありません。

 

なぜなら、

 

  • 使う場面によって使われる単語は大きく異なる
  • シチュエーションという文脈が単語の記憶への定着を容易にしてくれる

 

からです。

だからこそ、カテゴリー別になっている単語帳は1冊は持っておきたいものです。

 

おすすめな単語の勉強の仕方に関しては、

 

【(徹底解説)フランス語単語の効率的な勉強方法】

 

が参考になるはずです。

 

 

文法・リーディング・ライティングを身につける

 

フランス語の文法の勉強は3つに分かれます。

 

  • 文法
  • リーディング
  • ライティング

 

です。

掘り下げます。

 

文法

 

文法を勉強するときのコツは、

 

  • なるべく薄い本
  • わかりやすい
  • 読みやすい

 

参考書から初めることです。

 

  • 分厚い本
  • 難しい言葉遣い
  • 読みにくいレイアウト

 

の参考書はパスしましょう。

 

学ぶときのコツとしては、文法で学ぶことは、

 

  • 単語の順番
  • 単語の形の変化

 

 

  • 何が言えるか

 

をだけを意識することです。

詳しい勉強方法については、

 

【(徹底解説)フランス語の文法のおすすめ勉強方法】

 

にまとめてたのでご参考くださいませ。

 

リーディング

 

リーディングの練習で一番大切なことは、

 

リーディング教材のレベルの選択を間違えないこと

 

です。

 

会話でよく使われる文法を勉強した(基本文法などのことです)だけなのに、小説やニュース記事でリーディング力を上げようとする

 

というのは失敗の原因の1つです。

レベル別のおすすめリーディング教材情報を含んだ、リーディングの勉強の仕方は、

 

【(徹底解説)フランス語の読解(リーディング)のおすすめ勉強方法】

 

にまとめたのでお読みくださいませ。

 

 

ライティング

 

現代のフランス語のライティングの勉強ではまず最低限次の3つの技術が必要になります。

 

  • 手書きで書けること
  • タッチで書けること
  • キーボードで書けること

 

そのうえで

 

実際に書いてネイティブから添削を受ける

 

ことが最重要になります。

なぜなら、

 

言い表したいことに適切な文法や単語を使っているかの判断はネイティブしかできない

 

からです。

 

詳しい勉強方法については、

 

【(徹底解説)フランス語のライティングのおすすめ勉強方法】

 

にまとめておいたのでご参考くださいませ。

 

まとめ

フランス語は難しいと聞いたことがあるかもしれませんが、順番に適切に勉強していけばそうでもありません。

 

コツなどをおさえてぜひフランス語を使えるようにしましょう。

 

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