【(誰でもできる!)フランス語で話せるようになるたった1つの方法】
フランス語を話せる方法が知りたい!
何かいい方法はないかな?
この記事を読むと、
フランス語で話せるようになる方法
についてわかるようになります。
目次
フランス語で話せるようになる1つの方法
結論から書くと、
話したいことをフランス語で話す
というのがフランス語を話せるようになる方法です。
そのフランス語ができないんだよ!
という批判はひとまず飲み込んでもらい、もうちょっと先を読んでください。
具体的な勉強方法もあとから書きます。
話したいことを話していないとフランス語が身につかない理由
フランス語の新聞記事を読めるようになっても、フランス語の歌を聞いて歌えるようになっても、それは他の人の言葉。
話したいことを話していない=自分の言葉じゃない=フランス語は身に着かない
という循環に陥っています。
言い換えると、自分の言葉で話す経験が足りていないと、いつまでたってもフランス語で話せるようにはなりません。
つまり、
フランス語で話したいことを話す経験を積む必要
があります。
話したいことをフランス語で話せるようになるための勉強方法
必要なもの
- 基本文法
- 基本単語
の2つはフランス語を話せるようになるには絶対的に必要になります。
料理をするためには食材と調理道具が要るように、最低限のフランス語の知識は絶対必須。
最低限のレベルの目安は仏検3級レベル。
ひととおりの基本文法と基本単語がわかるレベルです(基本的なフランス語を学ぶ方法は【(徹底解説)独学でフランス語を勉強する方法・コツ】をご参考くださいませ)。
具体的な方法①(フランス語で話したいことは何かを決める)
突然ですが、
フランス語で話したいことは何ですか?
と聞かれて、具体的に答えられる方はどのくらいいるのでしょうか。
たのしくおしゃべりしたい
というような抽象的なことではなく、
具体的に何についておしゃべりがしたいのか
ということがわかりますでしょうか。
いきなり言われても思い浮かばない方もいるかと思います。
話したいことを見つける3つの方法
話したいことを見つけるための3つの方法を紹介します。
- 日記
- 雑記
- 家計簿
です。
先に断っておくと、
この段階では日本語で書いてだいじょうぶ
です。
その理由は、
フランス語のレベルが上がっていないと、フランス語のせいで書く内容に制限がでてしまう
からです。
そうすると、
この単語なんだっけ?これどうやって言ったらいいのかわからない→よし、これは書かないでおこう・簡単に言えるように内容を改ざんしちゃおう
ということをしちゃいがち(汗)
さて、日記についての説明はいらないかと思います。
雑記は、日記が書けない人におすすめです。
今思ってること、考えていることを自由に書いていきましょう。
日記も雑記も難しいという方には家計簿がおすすめです。
1カ月ほど家計簿をつけると、
必要支出以外で、何に自分がいちばんお金をかけているのか
がわかるようになります。
たいていの場合、それが自分が好きなことや興味のあることです。
自分が好きなことや興味のあることが見つかったら、それらについての雑記をしましょう。
なぜそれが好きなのか、特に何が好きなのか、それはいったいなんなのか、などなどです。
まとめると
- 日記を書く
- 雑記を書く
- 家計簿をつけて好きなことを見つける→雑記を書く
というのが、話したいことを見つけるための方法です。
※日記に関してはこちらの記事(【日記を使ってフランス語で言いたいことが言えるようになる方法】)も参考になるかもしれません。
具体的な方法②(話したいことは整理してあるか)
日記にせよ、雑記にせよ、そのままでは準備不足。
フランス語で話すためには、整理する必要があります。
整理する際は、
相手に話をすことを念頭に置く
ようにします。
日記や雑記のままだと、ひとり言。
フランス語で話すときには相手がいますから、
相手にわかるように直す必要
があります。
具体的な整理の方法は以下の4ステップ。
- 何が一番言いたいのか(結論)
- どうして(理由)
- 具体的なエピソードは?(例)
- 何が言いたかったのか(まとめ)
自分なら読み返せばわかる日記や雑記も、他人の目には謎のことが多いです。
相手がわからないことは補足説明が必要ですし、結論がわからないままだと、話し相手はわけがわかりません。
きちんと整理しましょう。
具体的な方法③(整理した話をフランス語にする)
整理した日記や雑記をフランス語にしましょう。
フランス語にしたときに間違いはあって当然という気持ちを持つこと
です。
完璧さを求めつつも、とりあえずの気持ちで最後までフランス語に直す
ということで大丈夫です。
完璧さをもとめて止まってしまうよりも、ひとまず最後まで終わらせましょう。
完璧でなくても、下で紹介する具体的な方法⑤の方法で解決できます。
その際に必要になるのが、
習った基本文法と基本単語+自分が使いたい単語・表現
です。
基本文法や基本単語は最初から完璧に身についていないのはあたりまえ。
フランス語で書きだそうとすると手が止まってしまうこともあります。
しかし、1度は習っているので調べるのに習い初めの頃のようなたくさんの時間はかからないはず。
そして
復習+話したい内容(自分に結びつける)
によって、しっかりと身についていきます。
なぜなら、文法書や単語帳の例文は他人ごとばかりなので受身的な学習ですが、この復習は能動的な学習だからです。
人は自分で使うようにならないと覚えない生き物
です。
しかし、知っている基本単語や基本文法では対処できない場合もでてきます。
そういう場合は、ネットで調べるとすぐに答えが見つかります。
そんなの勉強じゃないじゃん!
いやいや、この方法こそがフランス語の基本文法以上を身につけるもっともな方法です。
未知な表現・単語+話したい内容(自分に結びつける)
で能動的に使うことになるからです。
必要であるからこそ能動的になり覚えるのです。
フランス語の基本単語・基本文法ではないけれど、自分が話したいことにどうしても必要な単語や表現はあるはずです。
そうやって
基本的なフランス語の知識に、『自分に』必要なフランス語の知識を増やしていくと、フランス語で話せることが増えていく
のです。
具体的な方法④(フランス語にしたものを音声化する方法)
自分が話したいことをフランス語化したものは、
- スマホのメモ帳に貼り付ける
- 読み上げ機能を使う
という2ステップで音声化し、発音の練習ができます。
音声化の方法に関しては
をご参考ください。
ただ音声化されたものは、あくまでスマホの音声。
参考にはなりますが、過信は厳禁です。
発音はやはりネイティブのものが一番参考になります。
具体的な方法⑤(ネイティブに直される)
フランス語で話せるようになるには、どうしてもネイティブとの会話の経験が必要になります。
フランス語だけでなく、どんな外国語でも同じです。
その理由は、
非ネイティブの使うフランス語が正しいか間違っているかの判断は、ネイティブのみが正しくできる
からです。
つまり、
自己勉強→ネイティブによる直し→自己調整
の繰り返しが必要です。
具体的には外国語学習のつぎの2つの項目は、ネイティブによる訂正の余地がかなりあります。
- 発音
- 文法
なぜなら、
脳の成長的にある一定の年齢をすぎると発音と文法が正しいかの判断を直感的にできなくなる
からです。
ネイティブに直される環境を作りましょう
ネイティブに直されるステップとしては、
- オンラインレッスンでフランス語教授法の資格を持った講師に習う
- 言語学習者交流アプリでランダムなネイティブとコミュニケーションをとる
というのがおすすめです。
最初にフランス語教授法の資格を持った講師に習ったほうがよいのは、
ネイティブというだけではフランス語を教えることができないから
です。
上でも書きましたが、言語学習者に必要なのは、適切な直しと適切な解説です。
直されても解説がなく僕たちの理解が変わらない限りは、同じ間違いを繰り返す傾向が高い
です。
フランス語ネイティブなら、直感で僕たちの間違いを直すことはできます。
しかし、
フランス語教授法を習得していないネイティブは、なぜそれが間違いなのかを解説することができない
ことが多いです。
それは僕たち日本人の多くが、『は』と『が』の違いを外国の人に聞かれてもきちんと説明できない人が多いのと同じようなことです。
というわけで、初めの半年ぐらいは、たとえば無料体験もあるベルリッツの無料フランス語などでフランス語教授法の資格を持ったネイティブの先生のレッスンを受けて、
- 日記の内容(自分が話したいこと)を話す
- 発音や文法や単語の選択でおかしなところを直してもらう
- なぜ訂正されたのか聞く
- その他疑問になったことを聞く
ようにしましょう。
半年ぐらいこのようにしてレッスンを受けていると、発音もフランス語の文法に関する問題も疑問もたいがい解消するかと思います。
そうしたら、ランダムなネイティブの人とコミュニケーションをとるようにしましょう。
身近にフランス人がいればいいのですが、そうでない場合、アプリやウェブサービスを利用するのがおすすめです。
アプリならHelloTalkがおすすめ。
フランス語ネイティブたちが、僕たちのフランス語を無料で直してくれます。
参考:【Hello Talk(ハロートーク)を使ってフランス語の会話文を学ぶ効率的な方法を教えます】
公式HP:HelloTalk
ただHelloTalkの弱点は、上にも書いたとおり、直してくれる人たちがフランス語教授法の資格がないということです。
そのため訂正が人によってちがったり、訂正の説明ができなかったり、そもそも頑張ってフランス語化しても訂正されないこともあります。
が、レッスンを通じて大概のフランス語に関する疑問が解決している場合は、自分で調べて理解することが可能になっています。
レッスンとは違い、どのような話題についてもディープな内容で話すことも可能なので、ぜひ試してみるのがよいかと思います。
話したいことをフランス語で話して話せるようになりましょう
フランス語は、自分に結びつけないとなかなか話せるようになりません。
自分の話したいことを決め、フランス語にしつつフランス語の知識を増やし、ネイティブに直され、どんどん話せるようになっていきましょう。
具体的なフランス語の勉強ならこちらもおすすめです:
- 【この11冊でだいじょうぶ!フランス語学習におすすめな教科書・参考書・テキストのまとめ】
- 【(徹底比較)フランス語の試験はどれを受けるべき?仏検、DALF、DELF、TCF、TEFの概要と3つの比較】
- 【フランス語が話せるようになるためのあと一歩を教えます】
- 【(徹底解説)独学でフランス語を勉強する方法・コツ】
- 【(徹底解説)フランス語会話ができるようになる4ステップの勉強方法】
- 【(徹底解説)フランス語の発音のおすすめ勉強方法】
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- 【(徹底解説)フランス語のライティング(フランス語作文)のおすすめ勉強方法】
- 【(徹底解説)フランス語の綴り(スペル)を覚えるおすすめな2ステップ】
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