【フランス語を間違えたくないという強迫観念を壊す方法】
フランス語を話したいけど間違えたくないし、問題集の解答合わせをするとたくさん間違いがあって嫌になる……。
この記事を読むと、
フランス語を間違えたくないという強迫観念を壊す方法
についてわかるようになります。
目次
フランス語は間違えていけないという強迫観念
フランス語の勉強をしていると、
- フランス語を話したいけど間違えると恥ずかしい
- 問題集のフランス語の問題がきちんと解けなくてがっかりする
という経験をしたことがないでしょうか。
僕はあります。
でも、
- ふだん日本語を話すときに間違いを恐れる
- ちょっと難しい漢字の書き方を忘れてがっかりする
ということはないのではないでしょうか。
日本語を話すときにちょっと間違えても、漢字の書き方をちょっと忘れても、日本語を話したり、漢字を書くこと自体を止めたりはしません。
一瞬恥ずかしく思うだけです。
それなのに、フランス語については、
- 間違えると恥ずかしいからフランス語を話そうとしない
- 問題集の問題が解けないからフランス語の勉強が嫌になって勉強自体しなくなる
というような極端なことが起きがちです。
どうしてフランス語は間違えてはいけないという緊張感があるのか
フランス語を間違えたくない。
を反対に言うと、『フランス語は常に正しく使わないといけない』になります。
しかし、上でも見たとおり、僕たちは日本語でも言い間違えたり書き間違えたりします。
それでも、日本語を使うことを止めようとはしません。
フランス語とのこの反応の違いはどこにあるのか。
それは、僕たちが学校で受けた英語教育にあるのではないでしょうか。
僕を含めたほとんどの人にとって、初めての外国語教育である英語。
そんな英語を学校で学ぶと、どうしても成績に関係してくるので、間違えないようにしたほうがいい、となります。
間違えると成績が下がる。
成績が低いと落伍者扱いされる(ちなみに僕は中学の英語の試験で0点を叩き出したことがあります)。
そんな経験をしていたり、記憶があると、英語以外の言語でも、
〇〇語を間違えることはよくないことだ
という意識を持ちやすくなってしまいます。
フランス語は道具という本当の意味
いま現在大学や語学学校とかでフランス語を勉強している人は、成績との兼ね合いでなるべく間違えないほうがいいです。
しかし、
成績とは関係なくフランス語を使えるようになりたい
と思っている人は、
フランス語も日本語も道具である
なので、
一番たいせつなことは駄目なコミュニケーションをしないことである
というふうに考えるようにするのがおすすめです。
具体的には、
- フランス語を話せる状況にあるのに、恥ずかしがって無言や無視
- 話し相手が真剣に聞いているのに、自分のフランス語の間違いに気が付いて途中で話すのを止めてしまう
というなのが、フランス語を使った駄目なコミュニケーションです(もちろんフランス語で相手を侮辱したり意地悪するのはもってのほかです)。
日本語と同じで、フランス語を間違えるのはご愛敬です。
問題集についても、成績と関係ないのなら、問題が解けなくても先に解答を見て解き方を覚えればいいのです。
いい点数を取るのが目的ではなく、どうすれば一人で正解にたどり着けるようになるか、を練習するのが目的だからです。
フランス語を間違えたくないのなら
日本語もフランス語も僕たちは間違えます。
なのにフランス語の間違えを極端に恐れる理由は、
成績に結びついている英語教育の影響
が強いかと思います。
なので、成績に関係なくフランス語が上手になりたい人は、
一番たいせつなことは駄目なコミュニケーションをしないことである
というふうに考えて、
間違えてもいいのでフランス語でコミュニケーションを取っていくことがおすすめ
です。
※ちなみに、僕たちが日本語を間違えることもあるように、フランス語のネイティブでもフランス語の間違いをすることがありますよ。
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