【(徹底解説)フランス語の文法のおすすめ勉強方法】
フランス語の文法って難しいんでしょ……?
どうやって勉強したらいいのだろう?
この記事を読むと、
- フランス語の文法を勉強するときに必要なもの
- オススメな勉強方法
- 注意点
についてわかるようになります。
目次
フランス語の文法を勉強するときに必要なもの
結論から書くと、
- わかりやすい文法書
- 文法分析の練習
- 自分で作った文へのネイティブからの訂正
の3点が、フランス語の文法を勉強するときに必要なものです。
簡単に掘り下げます。
本屋に行くとすぐわかりますが、
フランス語の文法書は英語にくらべてバラエティが少ない
です。
また、フランス語を高尚なものと捉えている学者先生が多いせいか、
書いてある日本語でさえ難しい文法書が多い
ので、
わかりやすい文法書選択が重要
になります。
そして文法を勉強した後は、
実際に使われているフランス語の文を自分で分析してみる
ことが大事です。
- この文法が(文法を見つける)
- ここに(使われいる箇所に注目)
- どうして使われているのか(なぜその文法が使われているのか)
という分析をしていると、
自分でフランス語を話したり書いたりするときにも注意を払える
ようになります。
しかし注意を払っても、
非ネイティブである僕たち日本人のフランス語の文法はネイティブにとっては変
だったりします。
そのため、
最後の判断はネイティブに任せるしかありません。
以上を踏まえた上での勉強法について解説していきます。
フランス語の文法のおすすめ勉強方法4選
結論から書くと、
- 文法用語を覚える
- 文法が使われる状況を意識する
- 問題を解いて覚える
- 自分の文を書いてネイティブに調整される
という4点が、おすすめなフランス語文法の勉強法です。
深掘りします。
文法用語を覚える
文法用語を覚えると、文法の勉強速度が倍速になります。
その理由は、
目次から探しやすいから
です。
グーグルなどで検索するときも、1つのルールで検索するよりも、
文法用語で検索したほうが答えが見つかりやすい
です。
文法が使われる状況を意識する
文法を勉強するときにやってしまいがちな失敗は、
文法のルールの知識が先走ってしまう
ということです。
- こういう文法がある
- こういう時に使う
ではなく、
- 言いたいことがある
- その場合はこの文法を使う
という意識をもちながら文法を勉強しましょう。
おすすめ文法書を3つ紹介します。
内容については:【フランス語初心者におすすめなフランス語の文法書ー星の王子さまと学びましょうー】
内容については:【フランス語をちょっと知ってる初級者の文法の参考書として『フラ語入門、わかりやすいにもホドがある!』(改訂新版)がオススメな理由】
3:NHK出版 これならわかるフランス語文法 入門から上級まで
内容については:【フランス語の中上級の文法を目指すならおすすめの参考書】
問題を解いて覚える
知識を蓄えたら、問題を通じて文法を覚えていきましょう。
フランス語文法の問題集ならおすすめの1冊があります。
Grammaire progressive du français – Niveau perfectionnement
解答冊子
※問題集と解答冊子が別売り。
です。
内容については:【フランス語の中上級の文法を目指すならおすすめの参考書】
日本語である程度フランス語文法を理解したあとに、
フランス語でフランス語の文法を復習する
ことにより、フランス語脳がかなりできます。
自分で文を作ってネイティブから直される
- 自力でフランス語の文を作ってみる
- オートコレクション(コンピューターによる訂正)にかける
- ネイティブから調整される
という勉強方法も激おすすめです。
学んだり練習だけでなく、実際にコミュニケーションの場で自分の文を使わなければ文法を勉強する意味がありません。
しかし残念ながら、
僕たち非ネイティブには文法の正誤の判断は難しい
です。
問題集のように解答があれば見比べることができます。
しかし、自分で書いたり話したりするオリジナルのフランス語の文は、解答冊子に照らし合わせることができません。
そこでご登場願いたいのが、フランス語のネイティブによるお直し。
ネイティブによるお直しをもらうのにぴったりなアプリがHelloTalk。
HelloTalkにはツイッターのようなつぶやきを投稿できるサービスがあります。
投稿できるのは、学んでいる外国語の文章、音声。
そしてその投稿に対し、複数のフランス語ネイティブからお直しをもらえるのがミソ。
文章を訂正された場合は、
自分が書いた原文とネイティブによって直された文が上下に並び、訂正箇所は赤で、訂正結果は緑色で表示されて見比べやすい特徴
があります。
(例)
というわけで、
1:自力でフランス語の文を書いてみたら
2:オートコレクション(自動訂正)にかけて(ネイティブに見てもらう前に誤字などを確認しておくとよいです)
PC : BonPatron
※BonPatronの使い方については、【フランスに留学する方法08:課題のフランス語のスペルチェックや文法チェックをしたいときに使うときにおすすめなサイトとアプリ】を参考にしてくださいませ。
3:HelloTalkの掲示板に投稿して訂正される:ios / android
ような習慣をつけて、フランス語の文法を駆使できるようになっていきましょう。
ただ、HelloTalkは基本的に直してくれるフランス語ネイティブがフランス語教授法を知らない人たちなので、直感的に文を直すことはできても文法の説明をできないことが多いです。
きちっとしたフランス語の先生から直しを受けたいという方にはオンラインレッスンがおすすめです(【フランス語のレッスンならオンラインがおすすめな理由】をご参考ください)。
何を書いたらいいのかわからないという方には日記がおすすめ。
(【日記を使ってフランス語で言いたいことが言えるようになる方法】をご参考にしてくださいませ)。
フランス語の文法を勉強をするときに注意すること
文法にとらわれすぎない
ということに注意しましょう。
文法は大事です。
核です。
しかし、文法では説明できない言葉遣いというものもあります。
たとえば
tant pis(仕方がない・残念だ)
というフランス語。
tant(多くの) pis(より悪い)という言葉からできています。
どうして『多くのより悪い』が『仕方がない』という意味になるのかと言われると、tant pisが使われる状況が日本語で『仕方がない』という状況だからです。
こういった、
習慣的に言い方が決まっているものに文法知識を当てはめようとしても、解決できなくて泥沼化
します。
たしかに文法はコアでたいせつなものですが、
文法だけでフランス語はできていない
ということに注意しておきましょう。
そういった、文法外の表現を勉強したい場合には気持ちが伝わる! フランス語リアルフレーズBOOKが超おすすめです。
内容に関しては【フランス語でちょっとしたひとことが言えるようになるために『気持ちが伝わる! フランス語リアルフレーズBOOK』がオススメです】をご参考くださいませ。
文法を学んだ先に待っているもの
文法を覚えると、コミュニケーションが好きに取れるようになります。
自分が言いたいことをフランス語で伝えるためにも、がんばって文法を勉強しましょう。
紹介したおすすめ参考書:
・NHK出版 これならわかるフランス語文法 入門から上級まで
・Grammaire progressive du français – Niveau perfectionnement
・解答冊子(Grammaire progressive du français – Niveau perfectionnement)
※無料体験ありのオンラインレッスンで近道という手も。
フランス語会話ができるようになる近道は、学習初期の練習の有無にかかっています。
そして初めのうちはしっかりとしたフランス語の先生との会話のほうがよいのは言うまでもありません。
たとえばベルリッツのフランス語レッスン。
- 90分の無料体験あり
- カタコトのフランス語を正すことを目標
- 初心者から上級の会話練習に対応
という3つの理由でおすすめできます。
※無料でフランス語レッスンを体験してみる→フランス語
他のフランス語の技能に関しては
・【(徹底解説)フランス語の綴りの読み方を覚える2ステップ】
・【(徹底解説)フランス語の読解(リーディング)のおすすめ勉強方法】
・【(徹底解説)フランス語のライティングのおすすめ勉強方法】
をご参考くださいませ。

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