【(徹底解説)フランス語のリスニングのおすすめ勉強方法】
フランス語を聞き取りが難しい。
どうやって勉強するのがいいんだろう?
この記事を読むと、
- フランス語のリスニング力の上達に必要なもの
- フランス語のリスニング力を上達させるための5つの勉強方法
- フランス語のリスニング力上達のために注意すること
についてわかるようになります。
目次
(超重要)フランス語のリスニングが上手になるために必要な3つのもの
- フランス語の音への慣れ
- フランス語の発音の知識
- フランス語の音を通じて意味を理解する経験
の3点が、フランス語のリスニング力を上達させるために必要なものです。
フランス語の音とはどういうものであり、日本語や他の外国語とどうちがうのかを知ること。
そのうえで、フランス語の音だけを通じて意味を理解できるようになることが目標です。
フランス語のリスニングのおすすめ勉強方法5選
結論から書くと、
- フランス語を読まない
- 発音も同時に勉強する
- 聞き流しをしない
- 意味の把握を大事にする
- 生の会話のやり取り
の5点がフランス語の聞き取りが上達する勉強のコツです。
それぞれ深掘りしていきます。
フランス語をなるべく読まない
リスニングの勉強でいちばんの障害は、
フランス語を読みながらリスニングの勉強をしてしまいがち
ということです。
聞き取れないからと文字を読んでしまうと、勉強が文字主体に。
しかしリスニングは、
意味をフランス語の音で理解できる
ことがいちばんたいせつ。
書いてある文と音が一致していない!
というのは、フランス語を勉強したことがある人なら遭遇する問題。
しかし実はそれは本末転倒。
音と書いてある文が一致しない!
というのが現実です。
実際は
- 文字は目に見えないフランス語の音を無理やり具現化しているだけ
- とらえきれない音も多数ある
ということが起きています
そのため、
文字に頼りながら勉強するようになってしまうと、リスニング力が上達しなくなる
ということが起きます。
リスニング勉強中は、文字はなるべく読まないようにしましょう。
発音も同時に勉強する
リスニング力をあげるには発音の勉強も同時にするのがよいです。
なぜなら、
- フランス語の音を知る
- フランス語の音のルール知る
ことによって、音の分別がしやすくなるからです。
たとえば日本人にとっては『シ』と『スィ』の音はほとんど同じです。
というか、基本『シ』だけです。
しかしフランス語ではまったくのべつもの。
音がちがうということは、音の作り方もちがいます。
そしてアンシェヌマンやリエゾンといった、フランス語の音ルールは当然ながら知っておいたほうがリスニングの理解力が段違い。
ようは、
発音を勉強しておくことが、リスニング力の強化に必須
となります。
発音の勉強の仕方については、【(徹底解説)フランス語の発音のおすすめ勉強方法】でまとめたのでご参考ください。
聞き流しをしない
一時期、日本で『聞き流すだけで英語が話せるように!』という教材が流行りました。
しかし、実際のところ効果は疑問がわくところです。
リスニングの力をあげるには、意識的に聞く必要があります。
特に初めのころは、
- 使われている音に注意を払う
- 発音の勉強で得た知識と照らし合わす
ということが最重要。
そうしないと、いつまで経っても似ているの音の聞き分けや、フランス語の音のルールが定着しません。
意識的に聞くようにして、勉強するようにしましょう。
意味の把握を大事にする
フランス語のリスニング力が上達するというのは、
- フランス語の音を理解できる
- フランス語の音を通じて意味がわかる
ということ。
話されている音が何を指しているのか
ということはつねに意識しておきましょう。
そのため、日本語台本・字幕やイラストなどがある教材が大変役に立ちます。
- こんなことについて話している
- 音はこんな感じ
- よく聞くと発音はこうだ
というふうに勉強していくと、そのうち
- フランス語を聞くと意味が頭にわきあがる
ようになっていきます。
おすすめな教材は、
DVD:
NHK:
Youtube:
- 【(フランス語でシャドーイング)フランス人トップユーチューバー・Cyprienがフランス語学習におすすめ・日仏字幕付き動画1】
- 【初級~中級フランス語学習におすすめYouTubeチャンネル(日本語を話せるフランス人先生10選)】
です。
聞いて勉強もよいのですが、シャドーイングも組み合わせるとより効果的に。
発音の勉強で得た知識をもとに口を意識的に動かし、脳にフランス語の音を慣らしていきましょう。
フランス語の発音に慣れて、単語力や文法力もついてきたら、フランス語のラジオで勉強することもおすすめです。
おすすめなラジオ番組については、【フランス語学習におすすめなラジオ番組3選】で解説したのでご覧くださいませ。
生の会話のやり取り
リスニング力の強化には、ネイティブと話すこともかなり効果大です。
なぜなら、生の会話のやり取りでは、
- 体調
- 感情
などで、相手のフランス語の音の質がつねに変わるからです。
具体的には、
- 言い淀み
- 言い間違い
- 話し癖
といったことを指します。
こればかりは台本ありの教材では太刀打ちできません。
フランス語ネイティブの友人がいるなら、それまでリスニングの勉強で培った知識や技術を意識しながら話してみましょう。
※0円体験ありのフランス語会話オンラインレッスン
フランス語会話ができるようになる近道は、学習初期の練習の有無にかかっています。
そして初めのうちはしっかりとしたフランス語の先生との会話のほうがよいのは定説。
そこでおすすめはベルリッツのフランス語レッスン。
理由はつぎの3点。
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- カタコトのフランス語を正すことを目標
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フランス語のリスニングの勉強の注意点
フランス語には
- フランスで話されているもの
- ベルギーやスイスといった他のヨーロッパで話されているもの
- アフリカで話されているもの
- カナダで話されているもの
といった地域性があります。
教材は、フランスで話されているフランス語を中心にすこしずつバラエティを増やしていくとよいです。
僕は知らずにカナダフランス語(ケベコワーズと呼ばれる)で勉強していて、まったく教材のフランス語が聞き取れないとフランスで嘆いていたことがあります。
そしてフランス語は、日常的な会話とフォーマルな会話の話し方にかなりのちがいがあります。
日本の本屋などで販売されているフランス語教材はフォーマルなものが多いです。
そのため、進んで日常的な会話の音にも慣れるようにしましょう。
フランス語のちがいについては、【(超重要)フランス語会話を学ぶときの注意点】にもまとめてあるのでご参考ください。
フランス語のリスニング力が上がったら
フランス語のリスニング力があがると、フランス語を話すのが楽しくなります。
あいてが何を言っているのかわかるようになるからです。
勉強は初めはちょっと苦労しますが、その期間さえしっかり慎重に通り越してしまえば、ホップステップジャンプで上達していきます。
Bon courageです!

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