【(徹底解説)フランス語の発音のおすすめ勉強方法】
フランス語の発音が上手になりたいなぁ。
どうすればいいのだろう?
この記事を読むと、
- フランス語の発音が上手になるために必要になるもの
- 発音が上手になるための3つの勉強方法
についてわかるようになります。
※対であるリスニングに関しては【(徹底解説)フランス語のリスニングのおすすめ勉強方法】をご参考くださいませ。
目次
(超重要)フランス語の発音が上手になるために必要な2つのもの
フランス語の発音が上手になるには、
- フランス語の調音
- フランス語のプロソディ
の2つが必要になります。
調音とは『sの音』とか『aの音』といった各音の作り方。
プロソディとは、調音を使った各言語固有の音の流れなどのことで『らしさ』を作るもの。
この2つを音楽に例えると、それぞれ
- 音階
- メロディ・リズム
のようなものにあたります(実際にはプロソディには他にもいろいろありますがひとまず)。
ド、レ、ミの各音とその音を使って作るメロディは、似ているけどちがいますよね。
そして世の中には、和風っぽいとかジャズっぽいメロディやリズムなどがありますが、各言語にもそれぞれそれっぽいメロディやリズムがあります。
そういった各言語の固有のメロディやリズムがないと、カタコトに聞こえてしまいます。
そのため
- フランス語の調音(音の作り方)
- プロソディ(メロディやリズムなど)
の2つが、上手なフランス語の発音に必要になります。
フランス語の発音が上手になる3つの勉強方法
- 知識
- 練習
- 調整
の3つの勉強方法でフランス語の発音が上手になっていきます。
深掘りします。
発音の知識
発音を知識として学ぶ必要があります。
具体的には、
- 調音方法(口元の動かし方や息の抜き方)
- アンシェヌマン、リエゾンといったフランス語の発音の特殊ルール
です。
特に調音方法を客観的に勉強することは重要。
なぜなら、
自分の知っている言葉の音で、外国語の音を理解してしまうという特徴が人間の脳にある
からです。
つまり、
実際にはちがうフランス語の音を、ちょっと似ている日本語の音として認識してしまう
↓
そのフランス語の音を発音しようとすると日本語の音になっている
ということが起きてしまいます。
そういったことを防ぐためにも、
フランス語の音は実際にはどうやって作るのかを客観的に知っておく必要
があります。
おすすめは、『耳で覚えるはじめてのフランス語 発音マスター編』
詳しくは【フランス語の発音を勉強するのにオススメな参考書―『耳で覚えるはじめてのフランス語 発音マスター編』】もご参考に。
発音時の口の解剖図(イラスト)やアンシェヌマンやリエゾンの解説も載っています。
Youtubeでもおすすめが:【これはわかりやすい!フランス語の発音学習のYouTube動画】
ただ、口元の内部の図がないので本と併用するのが激おすすめです。
発音の練習
フランス語の調音の知識を勉強したら、発音の練習タイム。
プロソディ(メロディやリズム)もこの段階から意識するようにしましょう。
一番よい練習方法はシャドーイング。
聞こえてきた発音を即座に真似るというものです。
シャドーイングするときに、ただ真似るだけでなく、
- プロソディ
- 調音方法
に注意しながら口を動かしましょう。
2つ同時が難しいと感じたら、片方ずつでもよいです。
その場合は、同じ音源を2回使いましょう。
- 1度目はプロソディ
- 2度目は調音方法
という順番がおすすめ。
メロディやリズムといったプロソディに各音を乗せるイメージです。
シャドーイングには、
可能な限り『意味もわかる』音源
を使うとよいです。
フランス語の文法や単語がまだ難しいという方は、日本語字幕やイラストがあるものがおすすめ(ただし日本語字幕はちょっとだけ見てあとは発音に注意を傾けるようにしましょう)。
日本語字幕やイメージのある音源に関しては、
Youtube:
- 【初級~中級フランス語学習におすすめYouTubeチャンネル(日本語を話せるフランス人先生10選)】
- 【(フランス語でシャドーイング)フランス人トップユーチューバー・Cyprienがフランス語学習におすすめ・日仏字幕付き動画1】
DVD:
アプリ:
を参考にしてくださいませ。
NHKラジオ講座もなかなかおすすめです:
【NHKラジオのフランス講座(入門編)がフランス語の発音とリスニングの勉強に超おすすめです】
プロソディの練習については【フランス語の勉強は何から始めればよいのですか?—メロディから始めましょう】にもまとめてあるので、よかったらご参考にどうぞ。
発音の調整
残念ながら、発音は独学では終えることができません。
フランス語のネイティブスピーカーによる調整が必要に。
その理由は至極簡単なことで、
非ネイティブには発音の正しさを判断できない
からです。
身近にフランス人の友だちがいれば判断を頼んでみましょう。
そうでない場合は、オンラインレッスンなどを週1でもよいので3カ月ほど受けてみるのがおすすめ。
フランス語講師なら発音の調整も安心です。
※0円体験ありのフランス語会話オンラインレッスン
フランス語会話ができるようになる近道は、学習初期の練習の有無にかかっています。
そして初めのうちはしっかりとしたフランス語の先生との会話のほうがよいのは定説。
そこでおすすめはベルリッツのフランス語レッスン。
理由はつぎの3点。
- 90分の無料体験あり
- カタコトのフランス語を正すことを目標
- 初心者から上級の会話練習に対応
無料体験があるので、合わないと感じたらそこでやめてもOK。
それでも90分というフランス語レッスンはその後の役に立つのでお得なまま。
※無料でフランス語レッスンを体験してみる→フランス語
発音の勉強で注意すべきこと
フランス語の読み方と発音はちがう
ということに特に気をつけましょう。
発音に文字は関係ありません。
フランス語で会話するときは、音をやりとりします。
口から文字はでません。
とくにフランス語の発音ができていないのに、フランス語を読めるという状態はかなり危険。
フランス語を読んでいるとき、その音はカタコトの日本語のものではありませんか?
フランス語の発音の勉強をしましょう
フランス語の発音ははじめ英語などと違ってとまどうかもしれません。
しかしそれは英語に慣れているだけ。
時間の問題。
フランス語の発音を勉強してフランス語を話せるようになりましょう。
紹介した参考書:

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