【英語やフランス語…etc、外国語を勉強する前に知っておきたい『発音』の違いの重要性】

発音の勉強ってきくと、何を思いつきますか?

 

 

発音は2つのことから成り立っています

 

 

発音

 

  • 調音
  • 韻律

 

で成り立っています。

 

発音と聞くと、日本では口の開け方や舌の場所、唇をかむ噛まない、のことが一番重要視されているように思えます。

 

実際に外国語を学ぶ本を手に取っても、『発音』という項目で口や口内の写真やイラストで説明されていることが多いです。

 

しかし実際のところそれは

 

  • 調音

 

です。

 

また、発音記号がついた参考書もあります。

ちょっとアルファベットにも似た発音記号は調音を示しています。

 

しかし ’ みたいな記号はアクセントを示しています。

アクセントは韻律の1つです。

 

韻律

 

  • 音節
  • アクセント
  • リズム
  • 音の高低長短
  • イントネーション
  • 声調(中国語やベトナム語など)etc

 

のことを指します。

韻律はプロソディとも呼ばれています。

 

 

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調音と韻律(プロソディ)の違いが重要な理由

 

 

日本の外国語教育では、どちらかといえば調音に重きを置いています(文法や単語の方がもっと重要視されていますが)。

 

英語教育に関しては、調音と韻律についてはアクセントをちょろっとやるくらいです。

 

というわけで、僕たちは『fの音は下唇を軽く噛む』だとか『presentのアクセントが前か後ろかで意味が変わってくる』というような知識を習うわけですが、実際に話してみようとするとあの世界で悪名高い現地の人に聞き返されること必須の日本人の英語がでてきます。

 

でもそれはあたりまえのことです。

アクセントは単語単位の音の強調の場所の情報

文として話そうとしたら、ちぐはぐになります。

というか、文単位の韻律を習っていないのだから、文単位で話そうとすれば自然と慣れ親しんでいる日本語の韻律に引っ張られます(それしか知らないから当たり前です)。

 

それに音の長短や音節、リズムといった他の韻律情報も抜けています。

 

簡単にいえば、日本の英語教育を初めとした外国語教育は、調音を重要視しすぎて、韻律(プロソディ)を軽視しすぎでこのような問題が起こっているわけです。

 

 

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韻律(プロソディ)に上達させるには

 

 

よく海外の映画やTVシリーズなどをたくさん見るという外国語勉強法がありますが、理にかなっているほうです。

 

実際に脳の聞いて理解するウェルニッケル野に英語なら英語に、フランス語ならフランス語に反応する箇所を作らなければすべての音はすでにできている日本語として聞こえてしまいます。

 

各外国語に反応する箇所をウェルニッケル野につくるためには、ネイティブの音を聞くしか手がありません。

 

参考:

【脳科学から見た外国語の勉強法のコツについて】

 

ただ映画などを見たり聞いたりだけではなりません。

実際に発音するときには能動的になる必要があります。

要は自分で自分の音を作る必要性です。

 

そこでおすすめはシャドーイング。

俳優の話すセリフとほぼ同時にそのセリフを真似する方法です。

そしてその時にはプロソディに注意しましょう。

 

セリフを聞いて、なんて発音してるかわからなくても、ハミングなどでカバーします。

調音とプロソディという2つの情報を処理するのは大変です。

調音に気をとられるとプロソディがおろそかになり、発音が『カタカナ化』します。

それにプロソディに慣れてから調音したほうが、その後に単語やフレーズも覚えやすいです。

 

だいたいできるようになったなと思えるようになったら、実戦で試してみましょう。

自分の声をスマホで録音して実際の音と比べてみるのもいいですし、オンラインレッスンの先生といったふうに専門的知識をもっている人に聞いてもらうこともおすすめです。

 

参考:

【英会話、英語を学べるオンラインレッスンの比較】

 

韻律(プロソディ)と調音。

同じようでまったく別物なので、きちんと意識しながら外国語を勉強するとはかどります。