【まだフランス語が難しいと思っているの?ーフランス語が簡単な5つの理由ー】

フランス語は難しいと思っている人はいませんか?

 

この記事を読むと、

 

フランス語を勉強するのは実は簡単である

 

ことについてわかるようになります。

 

 

フランス語が思っているより簡単な5つの理由

 

フランス語は、

 

書くとき

  • アルファベット
  • 英語と似ている単語が多い
  • 文法

 

話すとき

  • 動詞の活用の発音
  • アクセントの位置

 

の5つの点で義務教育で英語を外国語として勉強してきた日本人には簡単です。

 

それぞれの点について説明していきます。

 

 

大半のアルファベットをすでに知っている

 

フランス語の基本のアルファベット英語と同じA~Zまでの26個。

 

そのアルファベットにéçâöのように、アクセント記号がついた字が14個

 

そしてœとæという2つの文字が合わさったものが2つ

 

つまりこの2つの書き方だけを覚えればフランス語のアルファベットは完璧です。

 

 

フランス語の多くの単語は英語と似ています

 

英語には1万近くのフランス語由来の言葉があります。

一例を挙げれば、

 

accident, accent, action, collection, communication, distance…..

 

などなど。

発音はフランス語ですが意味は同じ。

 

つまり、学校で英語を勉強した人なら、見ただけで意味のわかるフランス語の単語がたくさんあるということです。

 

 

文法は英語と日本語のニコイチ

 

フランス語の大まかな文法は英語と同じ

 

主語+動詞+目的語

 

です。

 

でも目的語が代名詞(私とか彼らとか)になると、

 

主語+目的語+動詞

 

日本語っぽく。

 

日本語の文法を自然に操り、英語の文法を学校で勉強した人ならそれほど難しくありません。

 

 

動詞の活用の発音のバリエーションは2つしかありません

 

フランス語は動詞の活用が難しいって言われています。

たしかに『私』とか『彼ら・彼女ら』とかいう6つの人称それぞれに活用するし、時間などの種類もいくつかあります。

そのため書くときは大変です。

 

しかし話すときは比較的簡単。

なぜなら

 

ちがう発音は3つだけ

 

ということが多いからです。

 

発音が同じ:

  • 私 je mange
  • 君 tu manges
  • 彼(彼女) il mange
  • 彼ら(彼女ら)ils mangent

 

発音が違う:

  • 私たち nous mangeons
  • あなた(たち) vous mangez

 

つまり、3つの発音のバリエーションを覚えてしまえば、6つの人称すべての動詞の活用の発音ができてしまいます

 

 

アクセントの位置が変わっても意味が変わらない

 

たとえば英語の勉強をしたとき、

 

present

前にアクセント:プレゼント(名詞)、現在の(形容詞)

後ろにアクセント:贈り物をする(動詞)

 

のようにアクセントの位置で意味が変わるものがたくさんありました

 

しかしフランス語では、アクセントの位置が変わっても意味が変わることはありません。

 

ちなみに基本的にはフランス語のアクセントは単語の後ろにつきます。

 

 

日本人にとってフランス語の勉強の垣根は低いほうです

 

文字のまったく違う外国語や、日本語とも英語とも違う文法の外国語を学ぶことと比べれば、フランス語の勉強は簡単に始められます。

 

人気言語でもあるので、参考書もたくさん日本語で出版されています。

 

難しいという評価はおいておいて、ひとまず発音などから軽く始めてみるとよいと思います(【フランス語の勉強は何から始めればよいのですか?—メロディから始めましょう】を参考にしてくださいませ)。

 

フランス語の文法を例などを含めてふわっと知りたいという方は【文法書を読む前に知っておきたい、フランス語文法の基礎の基礎】が参考になるのでお読みくださいませ。

 

フランス語の勉強ならこちらもおすすめです:

ネイティブ講師とフランス語会話を練習するなら
>> ベルリッツ・フランス語(現在無料体験実地中)