【(まとめ)フランス語の形容詞の位置の決め方】

フランス語の形容詞は名詞の前なのうしろなの?

 

この記事を読むと、

 

  • フランス語の形容詞の位置の覚え方

 

について分かるようになります。

 

フランス語の形容詞の位置は2タイプ

 

名詞に直接くっつくとき、フランス語の形容詞は

 

  • 名詞の前
  • 名詞のうしろ

 

のどちらかに分かれます。

 

そして

 

フランス語の形容詞の位置の基本は名詞のうしろ

 

です。

 

というわけで、

 

どんなときに名詞の前に置かれるのかについて覚える

 

のが最良の策かと思います。

例外さえ覚えてしまえば、あとは基本通りに名詞のあとに置けばいいからです。

 

フランス語の形容詞が名詞の前に置かれるときに知っておきたい4つのこと

 

結論から書くと、

 

  • 短い形容詞
  • 位置が自由な形容詞
  • 名詞の前後の位置で意味がちがう形容詞
  • 前に置かれる形容詞が後ろに置かれるとき

 

の4つの点に気を付けて、名詞の前に置かれるフランス語の形容詞を学んでいくとよいかと思います。

 

掘り下げます。

 

短い形容詞

 

形容詞が1音2音(アルファベット数じゃありません)で終わるような短いものは、名詞の前に置かれることが多いです。

 

日常的によく使われる形容詞が多いので、

 

何度か諳んじて覚えてしまったほうがよい

 

ものです。

 

僕の使っている文法書からピックアップしたリストが以下になりますが、お持ちの単語帳にも掲載されているかと思います。

 

beau (うつくしい)

bon(よい)

grand(おおきい)

gros(太い)

joli(きれいな)

mauvais(悪い)

petit(小さい)

pire(より悪い)

vilain(汚い)

jeune(わかい)

vieil(年寄りの)

nouvel(あたらしい)

nombreux(多くの)

long(ながい)

 

位置が自由な形容詞

品質・性質を表す形容詞の多くは名詞の前に置かれます。

言い換えると、

 

あるヒト・モノに関す評価の形容詞

 

です。

 

名詞の前後どちらに置かれても意味は同じですが、感情が入った時は特に前に置かれます。

 

たとえば以下のような形容詞です。

 

  • charmant – un voyage charmant = un charmant voyage (たのしい旅行)
  • excellent – un vin excellent = un excellent vin(極上のワイン)
  • formidable – un travail formidable = un formidable travail(並外れた仕事)
  • merveilleux – = un succès merveilleux = un merveilleux succès (驚異的な成功)
  • méchant – un homme méchant = un méchant homme(いじわるな男)
  • noble – une famille noble = une noble famille(貴族の家柄)
  • terrible – une maladie terrible = une terrible maladie(おそろしい病気)

 

名詞の前後の位置で意味がちがう形容詞

 

いくつかの形容詞は名詞の前に置かれるか後ろに置かれるかで意味が変わります。

 

そのため、

 

特定の意味を使うために名詞の前に置く必要

 

があります。

 

たとえば、

 

un homme grand (背の高い男)- un grand homme(偉人)

 

などです。

 

前に置かれる形容詞が後ろに置かれる場合

 

ふだんは名詞の前に置かれている形容詞が、その位置を名詞の後ろにするときが2つあります。

それは、

 

  • 補語を持ったとき(強制)
  • 副詞と一緒に使われたとき(任意)

 

です。

 

掘り下げます。

 

補語を持ったとき(強制)

 

補語というのは、使った形容詞に追加の説明をするような言葉のことです。

 

たとえば、

 

un jardin grand comme la main (手のひらぐらいに大きい庭)

 

という文では、

 

大きな庭の大きさをcomme la mainで追加説明しています。

 

こういうような

 

補語が付くとき、フランス語では言葉を後ろにつなげていくしかない

 

ので、ふだん名詞の前に置かれている形容詞も必然的に名詞の後ろに置かれます。

 

副詞と一緒に使われたとき(任意)

 

副詞と一緒に使われるときは後ろに置くことも可能です(つまり前後どちらでもよい)

 

une fleur très jolie = une très jolie fleur(とても綺麗な花)

 

名詞の前に置かれる形容詞を覚えると

 

フランス語の形容詞は基本的には名詞のうしろに置かれます。

名詞の前に置かれる形容詞は、後ろに置かれるものより少ないですから、そちらさえ覚えてしまえば、あとはひたすら名詞の後ろに置くようにすればいいだけです。

 

というわけで、名詞の前に置かれる形容詞をまず集中的に覚えてしまうのがよいのではないでしょうか?

 

参考は以下の本でした。

 

Nouvelle Grammaire du Français: Cours de Civilisation Francaise de la Sorbonne (フランス語) ハードカバー

 

 

現代フランス広文典[改訂版]

 

 

ベルリッツ