【(まとめ)フランス語の形容詞même(同じ)の他の意味・使い方】

mêmeって『同じ』という意味でしょ?

簡単。

でも置かれる場所が名詞の前だったり後ろだったりするけど、違いは何?

 

この記事を読むと、

 

  • mêmeの概要
  • mêmeを使った文の作り方

 

についてわかるようになります。

 

mêmeの概要

 

フランス語の形容詞であるmêmeには、

 

  • 同じ
  • まさし
  • この上ない
  • ~自身

 

などの意味があります。

 

mêmeは

 

  • 形容詞
  • 副詞
  • 代名詞

 

の3つの役割を持っています。

この記事ではその中でも主に形容詞について書いていきます。

 

形容詞mêmeはeで終わっているため、性一致による変化はありません。

しかし、複数形に変化させることができます。

 

  • même
  • mêmes

 

形容詞mêmeを使った文の作り方

 

形容詞mêmeを使った文は、

 

  • 定冠詞(le, la, les)+même(s)+名詞
  • 冠詞+名詞+même(s)
  • 人称代名詞強勢形+même(s)

 

の3つのパターンが存在します。

 

掘り下げます。

 

定冠詞(le, la, les)+même+名詞を使った文の作り方

 

名詞の前に形容詞mêmeが置かれた場合、使われる冠詞

 

定冠詞(le, la, les)

 

です。

不定冠詞(un, une, des)などは使われないので注意しましょう。

 

意味は、

 

同じ

 

というものになります。

たとえば、

 

Ils ont la même taille.

(彼らは身長が同じだ)

 

というように使います。

『同じ』である対象を言いたい場合は、

 

  • 定冠詞+même+名詞+que

 

queをつなげ、queのあとに対象を入れます。

たとえば、

 

Il a le même âge que moi.

(彼はわたしと同い年だ)

 

のように使います。

 

※(注意)

deのあとにmêmeが使われる場合は、定冠詞がよく省略されます。

 

つまり、

 

  • de+même(定冠詞無し)+名詞

 

という形を取ることもあります。

たとえば

 

Voici deux fils de même longueur.

(ここに同じ長さの糸が2本あります)

 

冠詞+名詞+mêmeを使った文の作り方

 

mêmeを名詞のうしろに置く場合は、

 

  • 冠詞+抽象名詞+même(s)
  • 冠詞+名詞・代名詞+même(s)

 

によって意味が変わります。

抽象名詞は、徳とか美というような観念的な名詞のことです。

 

冠詞+抽象名詞+même(s)と抽象名詞のあとにmêmeが来た場合は、

 

名詞の表す観念の最高の度合

 

を意味します。

たとえば、

 

Elle est la bonté même.

(彼女はこの上ない親切だ)

 

のように使います。

 

冠詞+名詞・代名詞+mêmeと観念的ではない名詞や代名詞を使った場合は、

 

まさしく

そのもの

 

という意味を表します。

たとえば、

 

Ce sont ses paroles mêmes.

(それはまさに彼の言葉である)

 

のように使います。

 

人称代名詞強勢形+mêmeを使った文の作り方

 

人称代名詞の強勢形(moi, toi, lui, elle, nous, soi, vous, eux, elles)とは、フランス語の代名詞。

 

この強勢形と『-』を使い、

 

  • 強勢形-même(s)

 

という形にすることで、

 

~自身

 

という意味にすることができます。

たとえば、

 

Nous devons le voir nous-mêmes.

(我々は、我々自身で彼に会わなければならない)

 

のように使います。

※副詞的な使い方ですが、性数一致があるので形容詞扱いにしました。

 

フランス語の形容詞としてのmêmeが使えるようになると

 

形容詞としては主に3つの使い方があるフランス語のmêmeは、置かれる場所により、意味が同じ、まさしく、この上ない、~自身などいろいろ変化します。

 

使い方や意味を覚えたあとは、インターネットを使った勉強法がおすすめです。

 

たとえば、

 

  1. ネット検索ページやツイッターなどでmême, même que, de même,  -mêmeなどで検索し実際の用例を読む(インプット)
  2. 気になったものを書き出してみる(アウトプット1)
  3. mêmeのあとに続く名詞を好きなものに変えてオリジナルな文を作る(アウトプット2)

 

というようなステップを踏むのがよいかと思います。

 

参考は以下の本でした。

 

Nouvelle Grammaire du Français: Cours de Civilisation Francaise de la Sorbonne (フランス語) ハードカバー

 

 

現代フランス広文典[改訂版]