【フランス語のリスニング中に書き取り(ディクテーション)をしないほうがよいタイミング】
聞き取り(リスニング)するならディクテーション(書き取り)がよいと聞いたことがあるけど、実際どうなんだろう。
この記事を読むと、
リスニング中にディクテーションをしないほうがよいとき
についてわかるようになります。
目次
リスニング中にディクテーションをしないほうがよいとき
リスニングしながら、聞こえてきたフランス語を文字に起こす勉強法をディクテーションといいます。
しかし、
リスニング力がまだ弱いときはディクテーションしないほうがよい
です。
リスニング力が弱いとき
とは
リスニング音源を聞いて8割ぐらい分からないとき
です。
掘り下げます。
リスニング力が弱いときはディクテーションをしないほうがよい理由
リスニング力は、フランス語の
音を聞いて意味を理解する力
です。
そのため、
文字は不要
です。
フランス語のスペルを知らなくても、フランス語の音を聞いて意味が理解できることが目標
です。
しかしディクテーションは、
- フランス語の音を聞いて正しいスペルで文や単語を書くこと
- フランス語の音を聞いて意味を理解すること
が混在している勉強法です。
つまり、
- リスニングに集中(音に集中)すること
- スペルを思い出すこと
という2つのことを同時にしなければならないので、
リスニング力(音で意味を理解する力)を上げる練習のときには向いていない
ということになります。
なぜならスペルを思い出すことよりも、
フランス語の音と意味を思い出す
ことのほうが大切だからです。
リスニング力を上げる方法
現在リスニング力が低い場合は、
まずリスニング音源のスクリプトを読む
ことから始めましょう。
そして、
- 読んだら意味が分かる→発音の復習
- 読んでも意味が分からない→単語、文法の復習
が必要になります。
または、
リスニング教材のレベルを下げる
ことも悪くはありません。
スクリプトを読んで理解できるのに聞き取れない
リスニング教材こそが、
現在のレベルに合った必要なリスニング教材
です。
そしてリスニング中は
スペルを思い浮かべる必要はない
です。
なぜなら
音と意味だけで理解できるようにならないと、リスニング力はいつまでたっても上がらないから
です。
まだリスニング力が弱い場合は、ディクテーションはしないほうがよいです
現在リスニング力がまだ低い場合は、
- 発音の復習
- 単語、文法の復習
をして、
音で意味を理解できる
ようになることが
ディクテーション(書き取り)より大切
です。
ディクテーションのためにスペルを思い出そうとすること
は、
音だけで意味を理解しようとするリスニング力の練習
では必要がありません。
ディクテーションはディクテーションで別の使い道があるので、
リスニング力がまだ低いときはディクテーションをおすすめしません。
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