【(フランス語復習まとめ)êtreを使った複合過去の過去分詞の性数一致についてわかりやすく】
フランス語の複合過去の過去分詞の性数一致って、êtreを使ったときすべてでいいんでしょ?
この記事を読むと、
複合過去の過去分詞の性数一致
についてわかるようになります。
目次
êtreを使った複合過去の過去分詞の性数一致についてざっくりと
結論から書くと、フランス語でêtre動詞を使った複合過去は、ざっくりと
- 代名動詞がない場合
- 代名動詞がある場合(目的語の種類による違い)
- 直接目的語が代名動詞の複合過去の前にある場合
- 不定詞が代名動詞のあとに続く場合
の4つで
過去分詞の性数の一致の有無
を考える必要があります。
掘り下げます。
代名動詞がない場合
se couperのように再帰代名詞が必要な動詞のことを代名動詞と呼びますが、être動詞の複合過去の過去分詞は
- 代名動詞がない場合:主語の性数に一致
となります。
なので、
Elles sont parties en vacances.:彼女たちはバカンスに出かけました。
のようになります。
代名動詞がある場合(目的語の種類による違い)
代名動詞がある場合は、
- 本質的用法である(いわゆる代名動詞の形しかない動詞)
- 再帰代名詞が直接目的語である
とき、
主語の性数に一致する
となります。
しかし、
- 再帰代名詞が間接目的語である
- 再帰代名詞以外に直接目的語がある
場合は、過去分詞の性数一致はしないので注意が必要です。
というわけで、
本質的用法である(いわゆる代名動詞の形しかない動詞)・再帰代名詞が直接目的語である:過去分詞は主語の性数に一致する:
- Les lionnes se sont enfuies.:その雌ライオンたちは逃げ出しました。(s’enfuirという形しかない)
- Elle s’est lavée.:彼女は自分の体を洗った。(se=自分の体)
再帰代名詞が間接目的語である・再帰代名詞以外に直接目的語がある:過去分詞は主語の性数に一致しない:
- Elles se sont téléphoné.:女たちは互いに電話し合った。:彼女たちは電話をかけ合った。(téléphoner à人という動詞:seはお互い『に』という間接目的語)
- Elle s’est lavé les mains.:彼女は自分の手を洗った。(洗う対象は直接目的語のles mains)
となります。
特に、
- 再帰代名詞が直接目的語である:過去分詞の整数一致がある
- 再帰代名詞が間接目的語である:過去分詞の整数一致がない
という違いは、
動詞が直接目的語を必要としているか間接目的語を必要としているかに注意必須
です。
直接目的語が代名動詞の複合過去の前にある場合
queなどで文をつないだ場合に過去分詞の性数一致が必要なケースです。
具体的には、
- 従属節の前に直接目的語がある
- 従属節のなかでêtreを使った複合過去がある
という場合、
『直接目的語の性数』に過去分詞を一致させる
となります。
主語ではなく直接目的語の整数への一致
というのが超重要ポイントです。
というわけで例えば、
Voici les chaussures qu‘il s’est achetées.:これが、彼が自身のために買った靴です。
のようになります。
不定詞が代名動詞のあとに続く場合
使役や感覚動詞などをともなう代名動詞の場合は、不定詞(動詞の原形)がそこに続きます。
そして、
- 不定詞の動作主と文の主語が同じ:過去分詞の性数の一致あり
- 不定詞の動作主と文の主語が違う:過去分詞の性数の一致なしただし
- 使役のFaireは一致しない(laisserは可能)
というルールがあります。
つまり、
- Elle s’est vue marcher dans le reflet de la vitrine.:彼女はショーウィンドウの反射の中に、自分が歩いている姿を見た。(marcherの動作主は文の主語であるElle)
- Elle s’est laissé couper les cheveux devant le miroir.:彼女は鏡の前で、髪を切られるがままにした。(couperの動作主は美容師さんなど他の人)
のようになります。
êtreを使った複合過去の過去分詞の一致に迷ったら
フランス語で助動詞êtreを必要とする複合過去では、
- 代名動詞がない場合
- 代名動詞がある場合(目的語の種類による違い)
- 直接目的語が代名動詞の複合過去の前にある場合
- 不定詞が代名動詞のあとに続く場合
の4つを意識し、特に代名動詞がある場合は、過去分詞の性数が一致するのは
1:代名動詞がある場合(目的語の種類による違い):
- 本質的用法である(いわゆる代名動詞の形しかない動詞)
- 再帰代名詞が直接目的語である
2:直接目的語が代名動詞の複合過去の前にある場合
3:不定詞が代名動詞のあとに続く場合:
- 不定詞の動作主と文の主語が同じ:過去分詞の性数の一致あり
- 不定詞の動作主と文の主語が違う:過去分詞の性数の一致なし
の3つのタイプに分かれます。
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