【独学でDALF-C1に合格!おすすめな参考書、問題集9選】
DALF-C1に合格したい!
おすすめな参考書や問題集を教えて。
この記事を読むと、
DALF-C1の合格を狙える参考書、過去問題集
などについてわかるようになります。
DALF-C1合格におすすめな参考書4選+α
DALF-C1はフランス国民教育省が認定した唯一の公式フランス語資格の上級レベル。
学習時間の目安は800~950時間。
仏検レベルなら1級です……と公式HPを比較するとなっているのですが、学習時間から考えてもC1のほうが難しいです。
ちなみに仏検1級レベルは
フランス語を使う職業で即戦力、通訳案内士の外国語筆記試験が免除される
というもの。
そしてDALFのC1は、
フランス語で流暢なやりとりができる
というレベル。
DALF-C1は、フランスの大学の修士過程留学受け入れの最低限レベルということも鑑みると、
フランス語圏の大学を卒業した人とフランス語で対等に話せるレベル
を目指すことになります。
おすすめしたいC1向けの参考書は日本語のものと、フランス語のものの2種類。
なぜならDALF対策本はすべてフランス語で書かれたものしかないからです。
そのため、もし日本語でも勉強したいという場合は、仏検1級レベルの教材で勉強して、それからDALF-C1の問題集に挑むのがよいかと思います。
というわけで、まずは仏検1級レベルの参考書の紹介です。
(参考:【フランス語の発音を勉強するのにおすすめな参考書―『耳で覚えるはじめてのフランス語 発音マスター編』】)
発音の知識と訓練はリスニングの根幹。
- 音声付き
- 発音時の口元の形の図付き
- 発音とスペルの結びつきがわかる
- リエゾンやアンシェヌマンといったフランス語の音の規則の説明
という点でおすすめです。
C1を受けるくらいなら発音もだいぶできているかもしれませんが、復習にはもってこいの一冊です。
購入はこちら→『耳で覚えるはじめてのフランス語 発音マスター編』
さて、DALFのC1には口頭試験があります。
かなり高度なフランス語会話力が必要とされます。
そのため、事前にしっかりとした講師と論理的なフランス語を話す練習をしておくことをおすすめします。
そこでおすすめはベルリッツのフランス語のようなオンラインでもできて、発音重視のレッスンです。
全レベル対応なので、試験までにレッスンを受けて発音(作文も)を整えるようにしておきましょう。
おすすめ辞書:カシオのエクスワードのXD-SX7200
C1レベルともなると、辞書はマストアイテム。
おすすめは仏仏辞書も入っている電子辞書のカシオのエクスワードのXD-SX7200。
フランス語の学習中なら、スマホのアプリ辞書よりも単語検索に特化した電子辞書のほうが効率的。
高いといえば高いのですが、物理キーボードで打てる上に、スマホの辞書アプリとは違い
打ち間違い率がぐっと下がって、イライラ感が減る
のが最高です(個人的感想)。
購入はこちら:
(参考:【フランス語学習必須!フランス語学習用おすすめ電子辞書・カシオ、エクスワードXD-SX7200】)
文法①:『NHK出版 これならわかるフランス語文法 入門から上級まで』
文法②:
- 『Grammaire progressive du français – Niveau perfectionnement』
- 解答冊子(Grammaire progressive du français – Niveau perfectionnement)
(教科書)
(解答冊子)
(参考:【フランス語の中上級の文法を目指すならおすすめの本】)
むずかしいと言われるフランス語の文法ですが、その原因は中上級学習向けの文法解説書が難しいものばかりだからです。
その中で唯一レイアウトが見やすいのが『NHK出版 これならわかるフランス語文法 入門から上級まで』。
たったそれだけ、されどそれだけでおすすめします。
文法学習は、『わかりやすい』が正義です。
そしてもう片方はフランス語で書かれた文法の参考書兼問題集になってしまうのですが、どうしてもおすすめしたいので紹介します。
理由は
- 細かいけど忘れやすい文法事項ばかりを取り扱っている
- 練習問題がたくさんある
- フランス語で書かれている
という3点です。
Niveau perfectionnementとあるのは、最後のブラッシュアップ(用)ということです。
つまり、上級レベルのフランス語を学ぶまでに至って忘れたりしてしまった細かな文法ルールを取りこぼさずに進もうというコンセプトです。
本当におすすめのフランス語の文法問題集。
C1レベルに挑戦する方なら、辞書が片手にあれば問題なく理解できる内容なので、ぜひ使っておきましょう。
購入はこちら→
問題集:仏検公式ガイドブックセレクション1級(CD付) (実用フランス語技能検定試験) (日本語)
いきなりDALFのC1の問題集に取り組んでもいいのですが、C1と同等レベルとされる仏検1級の問題集を軽く解いておくのもよいです。
上記のとおり、C1は仏検1級よりも難易度が高いです。
つまり日本におけるフランス語の試験の最難関である仏検1級の問題が解けなければ、C1の問題を解くことはかなり難しくなります。
しかし仏検の問題集ならDALFの参考書とちがい、日本語で解答の解説があったりもするので、DALFの問題集を解く前の最後の復習としても使えます。
購入はこちら→仏検公式ガイドブックセレクション1級(CD付) (実用フランス語技能検定試験) (日本語)
DALF-C1合格におすすめな問題集、過去問5選
フランス語の下地を作ったら、DALF対策のための勉強をしましょう。
DALFの試験はすべてフランス語で行われるので、問題集もすべてフランス語のものを使っておいたほうが本番当日のためにもよいです。
というか、日本語でDALFの問題集は見かけたことがありません。
問題集:
Le DALF 100% reussite: Livre C1-C2 & CD MP3 (フランス語)
ABC DALF: Livre de l’eleve + CD + Entrainement en ligne C1/C2 (フランス語)
DALF C1/C2: 250 Activities (Nouvel Entrainez-Vous) (フランス語)
DALF-C1に合格したら
紹介した参考書(日本語、フランス語)+電子辞書
問題集・過去問(フランス語)
- 無料のベルリッツのフランス語体験レッスン→フランス語
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