【(まとめ)フランス語で冠詞がつかないとき3(曜日)】

フランス語を読んでいると、曜日の前に冠詞がついたりついていなかったり

 

なにか決まりがあるの?

 

この記事を読むと、

 

  • 曜日に冠詞がつかないとき
  • 曜日に冠詞がつくとき

 

についてわかるようになります。

 

フランス語の曜日に冠詞がつかないとき

 

※冠詞の話の前に、曜日に関しては

 

文頭以外では曜日は小文字で始める(英語はどこでも大文字から始まる)

 

ということに注意しましょう。

 

フランス語で曜日を表現するときは、

 

  • 無冠詞+曜日
  • 定冠詞+曜日
  • 不定冠詞+曜日

 

の3つの方法があります。

 

この中でも、

 

無冠詞+曜日

 

一番基本的な使い方です。

 

しかし、

 

無冠詞+曜日

 

2つの表現に分かれます。

 

  • 時間軸のはっきりとした表現
  • 時間軸があいまいな表現

 

です。

 

掘り下げます。

 

時間軸のはっきりとした曜日表現

 

  • 今週の〇曜日
  • 先週の〇曜日
  • 来週の〇曜日

 

とはっきり表現したい場合、フランス語では

 

  • ce+曜日:今週の〇曜日
  • 曜日+de la semaine dernière:先週の〇曜日
  • 曜日+de la semaine prochaine:来週の〇曜日

 

と言います。

※ceは指示形容詞

 

たとえば、

 

Il vient ce jeudi.

(彼は今週の木曜日に来ます)

 

Il est venu jeudi de la semaine dernière.

(彼は先週の木曜日に来ました)

 

Il viendra jeudi de la semaine prochaine.

(彼は来週の木曜日に来ます)

 

のように使います。

 

 

時間軸があいまいな曜日表現

 

日本語でも、

 

私「火曜日外国から戻ってきたんだけど、土曜日にはまた出張なんだって」

 

と言った場合に、

 

『火曜日』:話している時より前の火曜日

『土曜日』:話している時より後の土曜日

 

と、曜日について同じように話していても時間が前後しているようなことが、フランス語でも起きます。

 

それが、

 

無冠詞+曜日

 

というシンプルな形です。

 

たとえば、

 

Il est rentré chez nous mardi, mais repartira samedi.

(彼は火曜日に帰ってきたけど、土曜日にまた出ていく)

 

のように使います。

 

また、

 

  • 次の〇曜日
  • この間の〇曜日

 

と言いたいときもあります。

こういう場合は、

 

  • 曜日+prochain
  • 曜日+dernier

 

を使います。

 

たとえば、

 

Il est rentré chez nous mardi dernier, mais repartira samedi prochain.

 

のように使いますが、この場合、

 

  • 彼は火曜日に帰ってきたけど、土曜日にまた出ていく。
  • 彼は先週の火曜日に帰ってきたけど、来週の土曜日にまた出ていく。

 

の2つの解釈が可能になっています。

前後の話で意味が決まるパターンです。

 

僕の経験から言うと、多くの場合は『先週の・来週の』という意味で使われていることが多いですが、たとえば月曜日に

 

Venez samedi prochain.

(土曜日に来て)

 

と言われた場合、今週の土曜なのか来週の土曜なのかは迷ってしまうので、聞き返してはっきりさせることもありました。

 

 

曜日に冠詞がつくとき

 

フランス語の曜日に冠詞がつく表現は3つあります。

 

  • 定冠詞+曜日
  • 不定冠詞+曜日
  • 曜日+形容詞など(形容詞+曜日)

 

です。

※曜日はすべて男性名詞です。

 

掘り下げます。

 

定冠詞+曜日は『毎週〇曜日』

 

曜日に定冠詞がつく場合は、毎週〇曜日を表します。

2つパターンがあります。

 

  • le+曜日の単数形
  • les+曜日の複数形

 

意味はどちらも同じです。

 

たとえば、

 

Il rentre chez nous le mardi.

Il rentre chez nous les mardis.

(彼は毎週火曜日に帰宅する)

 

不定冠詞+曜日は『とある〇曜日』

 

曜日に不定冠詞がついた場合は、

 

特定でない曜日

 

について表現できます。

 

たとえば、

 

Il est rentré chez nous un mardi.

(ある火曜日、彼は帰ってきた)

 

のように使います。

 

曜日+形容詞など(形容詞+曜日)

 

形容詞などがつき、意味が限定される場合(形容詞などがつく)は曜日に冠詞がつきます。

 

Il est rentré chez nous un bon mardi.

(ある気持ちのよい火曜日に彼は帰ってきた)

 

Il est rentré chez nous le premier mardi du mois.

(彼は今月の第一週の火曜日に帰ってきた)

 

この規則は、

 

日付を表現するときにも適応

 

されます。

 

フランス語で日付を詳しく言う場合は、

 

le+(曜日)+日付+月

 

となります。

 

たとえば、

 

Il est rentré chez nous le mardi 17 avril.

(彼は4月17日の火曜日に帰ってきた)

 

のように使います。

 

フランス語で曜日を言えるようになると

 

手紙や約束や予約の際にだいぶ楽になります。

とはいえ、特に時間軸のあいまいな

 

無冠詞+曜日

 

は初めのほうは戸惑うかもしれません。

そこで、インターネットを使った勉強法がおすすめです。

 

たとえば、

 

  1. ネット検索ページやツイッターなどで紹介した曜日表現を検索し実際の用例を読む(インプット)
  2. 気になったものを書き出してみる(アウトプット1)
  3. 曜日を好きなものに変えてオリジナルな文を作る(アウトプット2)

 

というようなステップを踏むのがよいかと思います。

 

 

参考は以下の本でした。

 

Nouvelle Grammaire du Français: Cours de Civilisation Francaise de la Sorbonne (フランス語) ハードカバー

 

 

現代フランス広文典[改訂版]