【(フランス語復習まとめ)フランス語の天気の表現の覚え方のコツ】

フランス語で天気について話すのって、日本語より難しい……。

 

この記事を読むと、

 

フランス語での天気の表現を覚えるコツ

 

についてわかるようになります。

 

フランス語のお天気表現を覚えるコツ

 

フランス語で天気について話すときは、基本的には

 

  • Il fait + 形容詞
  • Il + 動詞
  • Il y a + 名詞

 

の3つが使われます。

 

日本語でも、

 

  • 今日は暑い。←形容詞:暑い
  • 今日は晴れだ。←名詞:晴れ
  • 今日は晴れている。←動詞:晴れる

 

とあるので、少しだけ似ているのかもしれません。

 

また、

 

  • Il fait + 形容詞
  • Il + 動詞

 

のタイプは表現の数が比較的少ないので先に覚え、

 

  • Il y a + 名詞

 

のタイプは表現が多いので、リズム感を利用して覚えるのがおすすめです。

 

ちなみにですが、天気について尋ねるときは、

 

  • Il fait quel temps ?
  • Quel temps il fait ?
  • Quel temps fait-il ?

 

などと言います。

 

 

Il fait + 形容詞を使ったお天気表現

 

Il fait+形容詞を使った天気の表現では、

 

  • 天気についての感想
  • 気温についての感想
  • 気温

 

を言うことができます(faireの部分を変更することで、過去や未来の表現に)。

 

が、これの文型を一番初めに紹介する理由は、よく使う

 

天気がいい(晴れである)

 

という言い方もこの文型に含まれているからです。

 

つまり、

 

天気についての感想

  • Il fait beau.:いい天気です(晴れ)
  • Il fait mauvais.:よくない天気です

 

気温についての感想

いわゆる、暑いとか寒いとかです。

 

  • Il fait chaud.:暑いです。
  • Il fait bon.:暖かいです。
  • Il fait frais.:涼しいです。
  • Il fait froid.:寒いです。

 

気温

いわゆる何度。

 

  • Il fait 20 degrès. :20度です。

となります。

 

 

Il + 動詞を使ったお天気表現

 

Il + 動詞を使った天気の表現で主に使うのが3つあります。

 

 

です。

 

この3つの天気に関しては動詞で表現することが多いです。

 

なので、特によく使う『雨』に関しては、日本語での『今日は雨です:名詞:』のような言い方が出来ず、Il + 動詞の形を使うしかないので気を付ける必要があります。

 

というわけで、それぞれの動詞は、

 

  • 雨が降る:pleuvoir
  • 雪が降る:neiger
  • 雹が降る:grêler

 

です。

それがIlと結びつくので、

 

  • Il pleut. :雨が降っています。
  • Il neige. :雪が降っています。
  • Il grêle. :雹が降っています。

 

となります。

 

Il y a + 名詞を使ったお天気表現

 

Il y a + 名詞を使った天気表現はたくさんあります。

そこで特に僕たちが気を付けたいのが、

 

冠詞

 

です。

 

おすすめは、

 

  • 同じ性の表現
  • 同じ数の表現
  • 同じ種類の冠詞

 

などで分けて覚えることです。

 

途中までは同じ文なので、何回かリズムよく唱えると自然と覚えます(復習も兼ねて数日)。

 

単数冠詞:

  • Il y a un orage. – 雷雨がある。
  • Il y a un arc-en-ciel. – 虹が出ている。

 

複数冠詞:

  • Il y a des éclairs. – 稲妻が光っている。
  • Il y a des nuages. – 雲が出ている。

 

部分冠詞(男性名詞:du):

  • Il y a du vent. – 風が吹いている。
  • Il y a du soleil. – 日が出ている。
  • Il y a du tonnerre. – 雷が鳴っている。
  • Il y a du brouillard. – 霧が出ている。
  • Il y a de l’orage. – 雷雨が起こっている。*男性名詞ですが、母音で始まっているのでde l’となっています。

 

部分冠詞(女性名詞:de la):

  • Il y a de la pluie. – 雨が降っている。
  • Il y a de la grêle. – 雹が降っている。
  • Il y a de la neige. – 雪が降っている。
  • Il y a de la foudre. – 雷が落ちている。

 

ここでたとえば、

 

  • Il pleut.
  • Il y a de la pluie.

 

の違いは何か、という疑問が湧くかと思うのですが、

 

  • Il pleut.:雨が降っている動きに注目
  • Il y a de la pluie.:雨の存在に注目

 

に分かれます。

 

フランス語の天気表現

 

フランス語の天気の表現は、

 

  • Il fait + 形容詞
  • Il + 動詞
  • Il y a + 名詞

 

の3つのタイプに分かれます。

 

まず、表現の数が少なめな

 

  • Il fait + 形容詞
  • Il + 動詞

 

のタイプを先に覚え、それから表現の数が多い

 

  • Il y a + 名詞

 

のタイプをリズム感を利用して覚えるのがおすすめです。

 

参考は以下の本でした。

 

Nouvelle Grammaire du Français: Cours de Civilisation Francaise de la Sorbonne (フランス語) ハードカバー


 

 

現代フランス広文典[改訂版]


 

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