【フランス語の勉強は何から始めればよいのですか?—リズムとメロディから始めましょう】
フランス語を話せるようになりたい!……けど、何から勉強し始めればよいのか困っていませんか?
この記事を読むと、
- フランス語のメロディーやリズムなどから身につけるのがおすすめ
- その理由
- 身につけ方
についてわかるようになります。
目次
フランス語が話せるようになりたいなら、まずは『フランス語らしいメロディの習得』から始めましょう
フランス語を勉強していつか話せることを目標としているのなら、
最初はフランス語のメロディーやリズムなどから身につけるのがいちばんおすすめ
です。
そしてとても大切なことなので、この言葉のメロディやリズムと発音の関係について話します。
メロディーやリズム、アクセント、音の長短などのことを発音のプロソディと呼びます。
個別のfとかrの音を作り方のことを発音の調音と呼びます。
発音
プロソディ:言葉のメロディやリズムなど。その言語の『らしさ』を音で作るのに必要。
調音:言葉を作るための個別の音の作り方。
ピアノに例えると、調音は各ピアノの鍵盤、プロソディはその鍵盤で作る曲のようなものです。
以下、メロディやリズムなどのことはプロソディとして書いていきます。
どうしてまずフランス語のプロソディを身につけることがおすすめなのか
フランス語のプロソディは『フランス語らしさ』の根幹です。
この『フランス語らしさ』を最初に身につけておかないと、いくらフランス語のrの音や鼻母音といった調音を身につけても、カタコトフランス語に。
なぜならフランス語のプロソディじゃなくて、日本語のプロソディを使って話してしまうからです。
というわけで、なによりまずはフランス語のプロソディを身につけることがたいせつになります。
しかしどうやって身につければよいのでしょうか?
フランス語のプロソディの勉強の仕方
フランス語のプロソディの身につけ方でいちばんおすすめな方法は、
フランス語のプロソディのシャドーイング
です。
シャドーイングは聞こえてきた外国語の音を即座に復唱して発音などを身につける方法。
プロソディのシャドーイングとは、聞こえてきたプロソディだけを即座に復唱する方法です。
プロソディだけなので、rの音とか鼻母音とかを気にする必要はありません。
歌詞はわからないけどメロディだけで歌える歌のような感じ。
具体的な手順は以下の通り。
- フランス語の映画やドラマ、YouTubeなどをフランス語音声+日本語字幕で見る
- 日本語字幕で意味を一瞬で理解したら字幕から目を離す
- フランス語のプロソディに集中
- プロソディをシャドーイングする
- 2~4を繰り返して最後まで視聴する
むずかしいのは、シャドーイングする段階かもしれません。
しかしプロソディだけ追えばよいので、『ナンナーナ……』とか『ランラーラ……』みたいな感じでよいので、自分がリズムやメロディを取りやすい音でシャドーイングをしてみると簡単にできるかと思います。
話されいるフランス語の切れ間、長さ、メロディー、リズム、アクセント、音が下がった、上がったなどをどんどん真似していきましょう。
日本語字幕で見るのは、
意味の理解ができないと、どんなときにプロソディが変わるのかがわからない
からです。
そしてプロソディ以降も、調音や文法、単語を学ぶときに何度か同じ動画を見ると復習になってとてもよいので、いくつかお気に入りを作りましょう。
フランス語音声や字幕のある映画なら【フランス語字幕のある映画DVDのまとめ】にまとめたのでよかったら参考にしてくださいませ。
YouTubeに関しては【(フランス語でシャドーイング)フランス人トップユーチューバー・Cyprienがフランス語学習におすすめ・日仏字幕付き動画1】を参考にしてみたください。
そして音声だけでフランス語を1から学ぶならNHKのラジオ講座も超おすすめ。
くわしくは【NHKラジオのフランス講座(入門編)がフランス語の発音とリスニングの勉強に超おすすめです】をご覧ください。
フランス語ができるようになりたいのならまずは『フランス語らしい音』を身につけましょう
せっかくフランス語の文法や単語を覚えたのに、いざ話してみるとカタコトのフランス語になっているのは残念です。
単語や文法はあとから勉強できますが、プロソディの習得は最初がたいせつ。
まずはフランス語のプロソディを身につけて、その『フランス語らしさ』の枠の中でフランス語の勉強をするようにしましょう。
『フランス語らしいメロディ』を身につけたら、発音方法を勉強しましょう。
発音方法の勉強には【フランス語の発音を勉強するのにオススメな参考書―『耳で覚えるはじめてのフランス語 発音マスター編』】が役に立つかと思うのでお読みくださいませ。
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