【フランス語初心者必見。失敗しないレベル上げに必要なコツ20選】
フランス語をこれから勉強するところですが、コツはありますか?
この記事を読むと、
フランス語初心者レベルから中級レベルにいたるまでに失敗しないためのコツ
についてわかるようになります。
目次
- 1 フランス語の発音の勉強のコツ
- 2 文字と単語と文法の勉強について
フランス語の発音の勉強のコツ
外国語を勉強するなら、何はともあれまずは発音を勉強する必要があります(発音の習得なしに勉強を進めると、間違った発音で覚えてしまう単語や文が増えていくため)。
そのためまず、
- 聞いて理解できること
- 話して理解されること
この2つに必要な勉強に必要なコツについて書いていきます。
1:文字は無視しましょう
外国語を勉強するといえばまずは文字からという考えは捨てましょう。
文字と音は関係ありますが、違うものです。
だれも口からアルファベットを出していません。
2:書かなくてもいいです
発音の勉強中、フランス語を書いて覚えたり、読んで覚えたりする必要はありません。
鉛筆を動かすのではなく、耳と口を動かすようにしましょう。
3:単語帳は要りません
アルファベットを覚える必要も、鉛筆を握る必要もないので、発音の勉強の段階では単語帳はまだ要りません。
4:文法の参考書も要りません
アルファベットを読まないので、まだ文法の参考書は必要はありません。
参考書を読まなくても、フランス語の文法は勉強できます。
5:フランス語の映画かYouTubeでフランス語のメロディに慣れましょう
外国語を勉強するときに大切なのは、その外国語のメロディを身につけることです。
そのためなるべくたくさんのフランス語の映画を見ましょう。
日本語字幕を付けて意味を理解したらあとはメロディに耳を傾ける。
そういうことを繰り返し続ければメロディに慣れていきます。
それがカタコトフランス語にならない秘訣です。
フランス語音声や日本語字幕のあるフランス映画に関しては【フランス語字幕のある映画のまとめ】にまとめてみたのでよかったらご覧ください。
6:ユーチューブでもフランス語のメロディに慣れましょう
フランス語ネイティブのユーチューバーがたくさん作品をYouTubeに投稿しています。
映画との大きなちがいは、
より庶民的なフランス語を話している
ということです。
そういったフランス語のメロディにも慣れる必要があるので、日本語字幕があるもの(意味が理解できるもの)を探して見るようにしましょう。
日本語字幕の設定ができるYouTube動画を【(フランス語でシャドーイング)フランス人トップユーチューバー・Cyprienがフランス語学習におすすめ・日仏字幕付き動画1】にまとめたのでぜひ利用してください。
7:NHKのフランス語ラジオ講座入門編を聞きましょう
NHKラジオのフランス語講座が使えます。
文法の参考書がなくても、聞いてわかるくらいわかりやすいです。
入門編と応用編があるので、入門編を聞くようにしましょう。
詳しくは、
【NHKラジオのフランス講座(入門編)がフランス語の発音とリスニングの勉強に超おすすめです】
をご参考くださいませ。
8:フランス語の発音マニュアルで発音の仕方を勉強しましょう
日本語にない発音は聞いても作り方がわかりません。
似た音で代用してしまい発音で失敗します。
そのような問題を避けるためにも、フランス語の発音に関する本でしっかりと発音方法の確認・特訓をしましょう(本にはフランス語の文字や文もありますが、この段階では発音と発音方法に集中するようにしましょう)。
YouTubeにも優良なチャンネルがあります。
くわしくは【これはわかりやすい!フランス語の発音学習のYouTube動画】で解説しました。
9:まいにち勉強しましょう
1日10分でもいいので、集中してフランス語にふれるようにしましょう。
フランス語に触れないまま1日を終えると何か気持ち悪い。
そういうコンディションを作るとよいです。
10:音だけで最低3か月ほどは続けましょう
映画やYouTube、そしてNHKのフランス語講座といった音教材だけでフランス語の勉強を最低3か月ほど続けましょう。
音でフランス語を理解できるようになったころが、文字を使って勉強するのに適したタイミングです。
なぜなら、
きちんと発音に慣れてから文字化するのは簡単
ですが、
文字からきちんとした発音を導き出すのは超難しい
からです。
文字と単語と文法の勉強について
フランス語の発音やメロディに慣れてきたら、文字や文法についてしっかりと勉強するのによいタイミング。
文字を使ったフランス語の勉強の仕方について書いていきます。
11:参考書を手に入れましょう
音で理解できるようになっていたフランス語を、文字で表せたり、読んで理解できるようにもしましょう。
おすすめのフランス語学習の本については、【フランス語学習にオススメな教科書・参考書10選】にまとめたのでぜひ参考にしてください。
12:フランス語の新聞やニュースを読まなくてもよいです
フランス語のレベルが上がるまで新聞とかニュースには太刀打ちできません。
まずは簡単な会話ができるようにしましょう。
レベル別の読むのに適した教材については、
【(徹底解説)フランス語の読解(リーディング)のおすすめ勉強方法】
にまとめましたのでご参考くださいませ。
13:フランス語の電子辞書を手に入れましょう
携帯のアプリや辞書サイトを使えばフランス語の単語の意味は調べられます。
しかしやはり電子辞書にはかないません。
本のタイプの辞書は論外。
ぱかっと開いて文字をタイプするだけでさっと意味のでてくる電子辞書は、フランス語の勉強初期のマストアイテムです。
詳しくは【フランス語学習用おすすめ電子辞書・カシオ、エクスワードXD-SX7200】をお読みくださいませ。
14:フランス語で日記を書かない
自分で書いたフランス語の文が正しいのか正しくないのかわからないので、日記をフランス語で書いて勉強、というようなことはしないようにしましょう。
ただし、ネイティブに訂正してもらうことを前提にしたら、フランス語で日記を書くことは有効的です(【フランス語で言いたいことが言えるようになる!ー日記を使った勉強法ー】がご参考くださいませ)。
15:自分の話すフランス語とお手本のフランス語を聞き比べないようにしましょう
発音の正しさの判断をできるのはネイティブのみです。
非ネイティブが聞き比べても、母国語のバイアスがあるせいで、発音の正しさの判断はできません。
そのため、スマホなどで録音した自分の発音とネイティブの発音を聞き比べる必要はありません。
そういう場合は、
- スマホの言語設定をフランス語にする、
- Siriなどの音声アシスタントにフランス語で話しかける
- きちんと動くか確かめる
ほうが効果的です。
16:フランス人とコミュニケ―ションを取り始めましょう
文字を使えるようになったら、短期間でもよいので、ベルリッツのフランス語レッスンのようなものを利用し、ネイティブかつフランス語教授法資格保持の講師と会話の練習をしましょう。
具体的には、
発音と作文(自分のオリジナルのフランス語の文を作れること)の直しと間違いの解説を受け、疑問を解決する
ようにします。
17:色々なネイティブとコミュニケーションを取りましょう
HelloTalkのようなアプリを使い、書いたフランス語をフランス語ネイティブに訂正してもらうようにしましょう。
18:フランス語を話してネイティブに直してもらいましょう
italkiのような一回毎に料金を払えばよいようなサービスを利用し、話したフランス語をネイティブ講師に直してもらうようにしましょう。
19:フランス語検定3級に挑戦してみましょう
仏検3級は、フランス語の基本がしっかり身についているかいないかの客観的な判断になります。
おすすめな教材などは、
【独学でフランス語検定『3級』に合格!おすすめな参考書、問題集7選】
にまとめたのでご参考くださいませ。
20:今後のフランス語計画を決めましょう
フランス語の基本が身についたら、今後フランス語使って何をしたいのかという目標を明確にしましょう。
フランス語の本を読めるようになりたいのか。
フランスに留学したいのか。
フランスで働きたいのか。
フランスに住みたいのか。
目的によって勉強の仕方が変わってくるはずです。
フランス語の資格に関しては、【初めてフランス語検定を受けるなら3級がよい理由】も参考になるはずなのでお読みくださいませ。
フランス語の勉強ならこちらもおすすめです:
- 【この11冊でだいじょうぶ!フランス語学習におすすめな教科書・参考書・テキストのまとめ】
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