【たった20時間でフランス語が上手になる?7つのステップの大紹介】
「フランス語をどのくらい勉強すれば上手になるのだろう」と思ったことはないですか?
この記事を読むと、
どうやったら20時間で効率的にフランス語を学ぶことができるのか
についてわかるようになります。
目次
20時間あればフランス語が上手になれます
20時間って効くと短く感じるかもしれません。
しかし分に計算しなおすと1200分。
たとえば30分で割れば40回必要になります。
もうちょっと増やして45分ならすこしオーバーして27回。
45分27回と聞くと、結構な回数に聞こえませんか。
20時間でフランス語が上手になれる理由
アメリカのベストセラー作家であるジョシュ・カウフマンさんの『たいていのことは20時間で習得できる』によると、
- 何かを学び始めて上手になっていると人が感じれれ
- 実際にぐんぐんと上手になり
- ある程度できるようになるまでの時間
はだいたい始めてから20時間ということがわかっているそうです。
20時間以降は伸び悩み時期。
いつまで勉強してればいいんだろう……と感じ、実際に習得率も下がっていくようです。
つまり、この20時間を使えばフランス語を効率的に勉強できるわけです。
もう20時間以上勉強してるのに、上手にならないよ!
という方も、実は効率的に使っていなかった疑いがあるので以降をご参考ください。
フランス語が上手になれる20時間を効率的に使うための7つのステップ
結論から書くと、
- フランス語の技術を分解し必要な技術を決める
- 必要な技術を細分化し順番を決める
- 必要な技術について調査し必要なものを準備する
- 1回の勉強時間を設定する
- 勉強時に邪魔になるものを排除する
- 20時間に達するまで勉強する
- 復習する
という7ステップを実践することにより、フランス語が20時間で上手になれます。
掘り下げます。
フランス語の技術を分解し必要な技術を決める
フランス語を上手になるためには、まずはフランス語の技術を分解する必要があります。
なぜなら『フランス語』は技術の塊。
簡単に分解しても、
- 話す
- 聞く
- 書く
- 読む
の4つがあるからです。
そして4つの技術は関連しあってはいるものの、独立したもの。
4つの技能を同時にバランスよく習得しようとするのは、実は不可能に近いです。
そのため、まずは自分が何をしたいのか次の中から1つ決めましょう。
- フランス語が話せるようになりたい
- フランス語が聞けるようになりたい
- フランス語が書けるようになりたい
- フランス語が読めるようになりたい
フランス語が話せるようになりたいのなら、フランス語を話せるようになるための勉強すればいいのです。
そのあとでフランス語を読めるようにもなりたいのなら、読む練習をしましょう。
さて、例として
フランス語を話せるようになりたい
を選んだ場合について以降書いていきます。
必要な技術を細分化し順番を決める
※このステップはよく時間をかけましょう
フランス語を話す技術はさらに2つに分解できます。
- フランス語が聞ける
- フランス語が話せる
フランス語の音を知らないとフランス語を話すことはできませんから、勉強する順番は『フランス語が聞ける』が先になります。
『フランス語が聞ける』技術を分解すると、
- フランス語の発音の知識
が必要となり、『フランス語の音の知識』は、
- フランス語のイントネーション
- フランス語のアクセント
- フランス語の1つの音の種類
- フランス語の音の組み合わせの規則
- ……etc
のように細分化できます。
『フランス語を話す』技術も同じように分解する必要があります。
たとえば、
- フランス語の音の調音方法
- フランス語の音の調音箇所
- どんな場面で話せるようになりたいのか
- その場面で必要な話すために必要な単語は?文法は?
- etc……
です。
分解するときのコツは、
これができないの理由はこれが足りないからだ
というものを想像することです。
たとえば、
フランス語っぽい発音ができないのは、フランス語のイントネーションとアクセントの知識がないからだ
ということから、『フランス語っぽいの発音の技術』を
- フランス語のアクセント
- フランス語のイントネーション
に細分化できます。
必要な技術について調査し必要なものを準備する
※このステップもよく時間をかけましょう
必要な技術が細分化できたら、
技術を習得するのに必要なものを調査し準備
しましょう。
この時点ではまだ勉強する必要はありません。
今ならインターネットで、他の人が自分に必要な技術をどのように習得したのかを公開していることが多いので、さくっと調べて集めていきましょう。
グーグルやヤフーの検索、YouTube、もちろんブログなどで紹介していた本などが参考になるかと思います(僕のブログも参考にしてもらえればうれしいですね!)。
ものによっては、1つで3つぐらいの技術をカバーしているものあってお得です。
そして、この技術にはこの教材を使うと整理しておきましょう。
が、気を付けたいことが1つ。
余分な技術に関しての情報は無視していい
ということです。
たとえば、フランス語を話す技術を手に入れたいのに、よく本のフランス語の学習本の初めに載っているような『フランス語の筆記体の書き方』などは無視していいです。
そして本を1冊手に入れたからって、すべてを読む必要はありません。
必要な箇所だけ読みましょう。
飛ばした箇所も、別の技術習得のときには必要になるかもですが、とりあえずはおいておきましょう。
1回の勉強時間を設定しスケジュールを立てる
20時間で上手になれるなら、1日まるっと勉強すれば1日に上手になれるんじゃないのか?
無理です。
人間は生物なので、脳を含めた肉体的な限界があります。
脳に関しては、
集中力の限界は大人で90分(子どもで45分)
という絶対条件があります。
そのため、
90分以下の学習時間の設定が必要
になります。
参考までに、ベネッセコーポレーションの調査によると、
60分連続で勉強するより、休憩を挟みつつ15分を3回繰り返す
ほうがテストの点数が高かったという結果もでています。
15分といえばNHKの語学講座は15分ですし、合計の45分は学校の授業がそうでした。
きちんと考えられているものなんですね。
というわけで、1回の勉強時間を決めたら、学んでいくスケジュールを立てます。
今日はあれ勉強しようかな……ではなく、この日はフランス語のアクセントの勉強、この日はフランス語のイントネーションの勉強……と予定を作っていきます。
あとから余分なことを考えずにすんで効率的ですし、必要な順番が前後することもありません。
もちろんフレキシブルである必要もあります。
習う技術によっては、すぐに覚えてしまったり時間がかかったりするので、その日の勉強に繰り上げたり、次の勉強のときまで持ち込んで2回に渡って勉強したりするようにしましょう。
勉強時に邪魔になるものを排除する
これは心がけであり、物理的な問題でもあります。
人間は誘惑に弱いもの。
勉強するときに必要はないものが目に入らない、耳に入らない状態
を作りましょう。
スマホ、ネット、おかし、漫画、テレビ……集中力を削ぐものはしまっておきましょう。
20時間に達するまで勉強する
細分化した技術とそれぞれの技術の習得に必要な教材を使い勉強を積み上げていきましょう。
初めの20時間は知らなかったことをどんどん吸収していくので、とても有意義に感じられるはずです。
そして20時間に達したら、
ある程度自分で自分の間違いに気が付き修正できるレベル
になっているかを確認しましょう。
そのレベルまで達していれば、別の技術の習得に移るのもよし、もしくはさらに極めていくのもよしです。
(重要)復習する
有名な忘却曲線で知っている方もいるかと思いますが、人は復習しないと忘れます。
20時間ひたすら新しいことを覚えていくのではなく、復習の時間もいれましょう。
そういったことでは、15分を3回というのはいいのかもしれません。
初めの15分を前回や前々回学んだことの復習に充てるのもありですね。
20時間でフランス語の何が上手になりたいですか?
短いようで長い20時間。
しかし20時間後には、初めの頃にはできなかったことがたくさんできるようになっているはずです。
ぜひ1度試してみてくださいませ。
参考にした本:
フランス語の勉強ならこちらもおすすめです:
- 【この11冊でだいじょうぶ!フランス語学習におすすめな教科書・参考書・テキストのまとめ】
- 【(徹底比較)フランス語の試験はどれを受けるべき?仏検、DALF、DELF、TCF、TEFの概要と3つの比較】
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