【フランス留学でパリをおすすめしない理由】
フランス留学するならやっぱりパリ?
この記事を読むと、
パリよりニースのほうが留学するならよいかもしれない
ことについてわかるようになります。
目次
日本人はパリがお好き
僕はワーキングホリデーを利用してパリに1年間いました。
そして学士と修士のためにニースに3年間住んでいました。
ニースに住んでいたとき、僕が日本人だとわかると時々現地のフランスの人に言われたことは、
これからパリに行くの?
というものでした。
ニースにも語学学校があり日本人も勉強しているのですが、語学学校での勉強を終えると、みんなパリに行ってしまうというのが、日本人と知り合ったことのあるニースの人の感想に多かったです。
ニースは一時滞在。
パリで本番。
みたいな。
しかし、今後フランス留学を考えている方には、
- ニースでの留学を本番
- パリへ行きたいのなら観光で
という選択肢もあるということを頭の片隅にでも留めておいていただければと思います。
どうしてでしょうか。
精神的に疲れやすい人にはニースがおすすめ
ニースの最大の魅力は海。
町の南端は海です。
そしてビーチは誰にでも開放されています。
海岸線に沿って長い遊歩道も設置されています。
ここからは個人的感想ですが、
精神的に疲れた時に海を見ると心が癒される
ということが起きます。
おそらくなのですが、
広がる大海原と大空が広がる一方、建物も車も人もないので、思考の妨げがないから
だと思います。
しかし、パリはそうは行きません。
四方八方に建物がひしめき合い、車もたくさん走っています。
そして、人も多いです。
人が多いと交流も多くなり、人間関係も複雑になりがちです。
日本人も多いですから、日本人社会の人間関係の疲れもあったり。
僕もそうでしたが、精神的に疲れやすい人は、留学には関係ない人間関係で疲れしまうことも。
そういうときに
ふっと一息つける広い場所がないのが、パリ
です。
パリでないとダメな理由がありますか
一国の首都でから、パリに行ってみたい気持ちはわかります。
僕もそれでワーホリでパリに行った口です。
しかし、
気持ち以外でパリでないとダメな理由
があるでしょうか。
- 学びたい学科がある大学がパリにしかない
- 働きたいレストランがパリにしかない
etc…
そういった、はっきりとして代替性のない理由がないのならパリに固執する必要はありません。
ニースでも、他の地方都市なのでもよいのですが、
自分の精神が落ち着きやすい場所に留学するのもよい
かと思います。
留学するならパリ以外の選択肢のほうがよいことも
東京は便利ですが問題も多いです。
観光に行くなら面白いですが、実際に住むと首都ならではのさまざまな問題に直面することも。
パリも同じです。
観光地としてのパリと住む場所としてのパリはまったくちがいます。
どうしてもパリでしかできないことがないのなら、パリにこだわる必要はありません。
むしろパリじゃないほうが留学がうまくいくこともあるので、もし今フランス留学を考えているのなら、決定の前にほかの都市も検討してみるのがよいかと思います。
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