【フランス語の単語の意味を覚えるコツ】
フランス語の単語やフレーズを勉強しているのに、すぐに忘れてしまう。
何か覚えるためのおすすめのコツはないかな?
この記事を読むと、
フランス語の単語やフレーズが記憶に残りやすい方法
についてわかるようになります。
目次
フランス語の単語やフレーズを覚えるのにおすすめな3つのもの
結論から書くと、フランス語の単語やフレーズが記憶に残りやすくなるのに必要なものは、
- 注意
- フランス語としての単語の意味
- 自分との関連
の3つです。
この3つのどれか1つでも欠けると、せっかく覚えたはずの単語やフレーズを容易に忘れてしまうようになってしまいます。
掘り下げます。
どうして注意・意味・関連の3つが必要なのか
簡単に説明すると、
- 注意が向いていなければ基本的に記憶に残らない
- フランス語の単語の意味と日本語訳には隔たりがある
- 自分との関連性がなければ記憶の保持力が弱い
という理由です。
退屈な授業のことを思い返してください。
授業の内容にまったく注意が向いておらず、授業直後でも内容が頭に入っていなかった経験はありませんか?
また、フランス語ではお米のことをrizといいます。
フランス人が『riz』という言葉にふれて思い描くさらさらして長いタイ米のような米。
僕たちが『米』という言葉にふれて思い描くべたべたて丸い日本米とはちがいます。
そのため、riz=米だなとフランス語を勉強していくと、フランス語ネイティブとの間で意味の齟齬が起きます。
そして、
単語とその意味だけのセットで覚えると、記憶への定着力は弱い
です。
なぜなら、僕たちの脳は、普段1つの言葉にたいして複数の関連記憶を持っており、その関連度が大きいほど脳から無くなりにくい、という性質を持っているからです。
たとえば、日常的にまったく使わないのに、昔読んでいた好きな漫画のキャラの名前をいまだ覚えていたりしませんか?
それは、
- 漫画のストーリー
- 漫画がやっていた時代
- 友だちとその漫画について話したりした時間
といういくつものことが記憶として複合的に関連しあっているので、忘れにくくなっているからです。
どのように注意・意味・関連性を喚起すればいいのか
注意に関しては、
一番いいのは自分がフランス語を学んでいて楽しいと思える状況を作る
ことです(【フランス語を始める前に知っておきたい2つの心得】が参考になるかもしれません)。
意味に関しては、
グーグル画像検索
が比較的使えるかと思います。
具体的には、
- グーグルの設定をフランスやベルギーなどのフランス語圏に変更(このページの下部の『地域の設定』で変更できます)
- 意味を知りたいフランス語を入力
- 画像検索
という手順です。
ちなみにその手順でrizを画像検索するとでてくるのがこの写真です。
僕たちが思い描く米と大違いでありませんか?
そして、このようにして手に入れた
フランス語ネイティブが思い描く言葉のイメージを、自分の具体的な体験に関連付ける
ようにしましょう。
単語帳や単語カードなどに具体的な内容を書き込む
のもよいかと思います。
注意・意味・関連性でフランス語を忘れにくい状態を作りましょう
なんとなくフランス語の参考書を読んでいるだけでは、フランス語は頭に留まりません。
- 注意
- フランス語としての意味
- 自分との関連
の3つに気を付けて学ぶようにするのがおすすめです。
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