【フランス語の勉強は目的を決めてから勉強したほうがよい3つの理由】
フランス語の勉強をしようと思うけど、何から勉強したらいいのかな?
この記事を読むと、
フランス語の勉強を始めるまえに目的を決めたほうがいいこと
についてわかるようになります。
目次
フランス語の勉強を始める前に目的決めたほうがよい3つの理由
結論からから書くと、
- 勉強する順番が変わる
- 中途半端にならない
- 習得が速くなる
という3つの理由で、
フランス語の勉強を始める間には目的をきちんと決めたほうがいい
と言えます。
掘り下げます。
フランス語を勉強する目的とは?
フランス語を勉強する目的とは、たとえば、
- フランス語を使って働きたい(総合力)
- フランス語を話せるようになりたい(主としてリスニング力、スピーキング力、フランス語会話力)
- フランス語の原文で本を読めるようになりたい(主としてリーディング力)
などがあります。
そしてご覧のとおり、目的によって必要とされるフランス語力が違います。
ですから、フランス語の勉強を始める前にきちんと目的を決めておいたほうがよいのです。
具体的にその理由を掘り下げていきます。
勉強する順番が変わる
たとえば、
フランス語を使って働きたい!
というのが目的の場合、
フランス語の総合力が必要とされることが多いです。
フランス語会話も、フランス語事務も必要になることが多いからです。
そしてこのようなフランス語の総合力を身につけたいと思った場合、
- リスニング
- スピーキング
- フランス語会話
- リーディング
- ライティング
の順番で学んでいくのがおすすめです。
なぜなら、リスニングやスピーキング、そしてフランス語会話ができない状態でリーディングやライティングを学んでしまうと、
- フランス語の発音ではなくカタカナ(カタコト)発音でフランス語単語やフランス語文を覚えてしまう
- カタカナ(カタコト)発音で覚えてしまうとリスニングやスピーキング、そしてフランス語会話の勉強が大変になる
からです。
しかしもしフランス語を学ぶ目的が、
フランス語で原点を読みたい
であれば、
初めからリーディングの勉強をしてもよい
ということになります(実際、フランス語で論文を発表している日本の学者でも、フランス語をまともに話せるかというとそうではないです)。
ですから、
フランス語を勉強する前に目的をはっきり決めておく
ことは、学ぶ順番を決めるのに重要です。
中途半端にならない
フランス語を勉強する目的を決めずに適当に始めると、
色々な技能の勉強をつまみ食いのようにしてしまいがち
です。
月曜日は発音、火曜日は単語、水曜日はリスニング、木曜日は文法、金曜日はスピーキング……。
バランスの取れたいい勉強に一見思えますが、上でも書いたとおり、目的によって習得すべき技能の順番が変わっています。
そのため、複数の技能が必要な目的を持った場合は、必要なものを順番に勉強することにより中途半端にならなくて済むようになります。
習得が速くなる
何度も繰り返しますが、目的によっては複数のフランス語力が必要となります。
そして、順番を間違えると膨大な時間のやり直しが待つことになります。
たとえば僕はフランス語会話ができるようになりたかったのに、フランス語会話のための本や文法書、そして単語帳を使って勉強していましたが、一向にできるようになりませんでした。
しかしそれは当たり前です。
フランス語会話に必要なリスニング力やスピーキング力はフランス語会話のための参考書を読んだりしても身に付きません。
むしろ身につくのは、カタコトで覚えてしまったフランス語単語やフランス語文ばかりでした。
そのため、僕がフランス語会話ができるようになったのは、カタコトで覚えてしまったそういったフランス語単語やフランス語文をすべて復習してからでした。
間違いに気が付くまでに7年ぐらい。
実際の復習に一年近くかかりました。
というような僕の失敗を繰り返さないためにも、
フランス語の勉強を始めるときはきちんと目標を決めて、必要な技能を勉強する順番をはっきりさせてから勉強するのがおすすめ
です。
フランス語の勉強を始めるまえに目標をはっきりさせましょう
目的によってフランス語の技能を勉強する順番が変わります。
順番を間違えたり、いろいろ同時に勉強しようとすると習得までに余計な時間がかかります。
ですから、フランス語の勉強を始める前には、まず勉強する目的をはっきりさせるのがおすすめです。
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