【失敗しないでつまらない文法書を最後まで読めるようになる3つの方法】
文法書は読んでいて退屈。
いつも三日坊主。
何かいい方法ないかな?
この記事を読むと、
- 失敗せずに文法書を読む方法
- 文法書の上手な使い方
などについてわかるようになります。
目次
つまらない文法書を最後まで読めるようになる3つの方法
- 1日に読むページ数を3~4ページと決めて毎日読む
- 表面だけ理解するようにする
- 文法を使ってみる
の3つの方法を使うと、つまらない文法書でも最後まで読めるようになります。
深掘りします。
※文法書がつまらない理由については【なぜ文法書はつまらないのか】をご参考くださいませ。
毎日読むページ数を少なめに定めるのががよい理由
つまらない文法書は、読んでいて苦痛です。
そのため、
1日に3~4といった少ないページ数だけ毎日読む
とすれば、気持ちも軽くなります。
4ページだけを読むなら、20分もかかりません。
1日に4ページ読むとしても、10日で40。
1カ月で120ページに。
ということは、3カ月もしないで太い文法書を読み終えることができます。
薄めの文法書なら2カ月。
1日3ページでもぎりぎり読み切れます。
外国語を学ぶときは、初めの数カ月間に集中して学ぶのがよいとされていますが、ちょうどよいのが1日3~4ページなのです。
でも……ページ数で読むペースを決めたら、章の途中や問題の途中で終わったりしてしまう日もあるけど、と思うかもしれません。
それが逆にいいのです。
人は中途半端が好きではない
という性質を利用することで、『続きが気になるぅ』という翌日へのモチベーションが保たれるのです。
むしろ、たいくつな文法書を章ごとに読むようにしてしまうと3日坊主になることが多いかと思います。
なぜなら、
本の途中でやり切った感がでてしまう
からです。
『なんとか終わった』という『終わり』の気持ちが、次に文法書を手に取る気持ちを消してしまいます。
表面だけ理解するようにする
文法書を読むという行為は、知識を蓄えるという行為です。
しかし、使わなければ知識は錆びついていくか、忘れていきます。
そのため、文法規則の具体的なルール(各人称別の活用の仕方など)を読書中に覚える必要はありません。
つまらない文法書を読書中に覚えるのは、
どのような文法規則があるのかという概要(どんな活用の種類があるのか、活用の数はなど)
です。
次に書くことにも繋がるのですが、要は実際にその文法の具体的な規則を使って書いたり話したりするときに、
『あー、そいういえばなんかあったな』と文法書のページを見当付けて開くことができる
くらいの理解で大丈夫です。
近所のよく行くスーパーなら、どこに何が置いてあるかだいたい覚えているかと思います。
でも、たとえば野菜コーナーのかぼちゃを使って具体的に何を作るのかは買いに行った当日や料理する直前にしかわかりません(もしかしたらハロウィン用に使うだけになるかも)。
それに似て、
- 読書中は文法規則の概要を読む
- 必要になったら文法規則の具体的な内容を引く
ように文法書を使うのがよいかと思います。
具体的な文法規則は、実際に必要になったときに使いながら覚えると身に付きやすいからです。
文法を使ってみる
文法書をつまらないものにしている理由の1つは、文法規則がたくさんあるから、です。
しかし上にも書いたように、文法規則は必要になったときに使うようにしないと身に付きにくいです。
そのため、なるべくその文法を使う機会を捻出することがたいせつです。
いまなら、お手軽にネイティブの人とコミュニケーションを取ることができるアプリやサービスがたくさんあります。
そして、そういったコミュニケーションの時に必要なのが
自分の言葉
です。
自分が言いたいことをどうやって外国語で言うのか……。
そういうときになって、初めてつまらなかった文法書の内容が輝き始めます。
具体的には、
- 自分が言いたいことをまず日本語で書く
- そのなかで一番主張したいことを文法書を参考にしながら書きだしてみる
- メッセージや会話としてネイティブに対して使ってみる
- ネイティブが直してくれる
という4つのステップがおすすめです。
これを繰り返すことにより、文法書の具体的な文法規則が頭に定着していくようになります。
逆に、ただ文法書を読んでいるだけだと、次々に忘れていくだけです。
つまらない文法書は使う段階でおもしろくなります
つまらない文法書を一気に最後まで読もうとしても意味がありません。
やり切った感は残りますが、ほとんどの文法規則は頭に残りません。
むしろ、数ページでも続けて毎日読んで、実際に文法を使って行くほうが文法を自分のものにしていくことができます。
ぜひよかったら試してみてください。

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