【(初心者向け)簡単なフランス語文法入門・基本の『き』・20 (繋辞疑問文)】

全然ちがうように思えるフランス語と日本語。

実は似ているところがあったら学びやすいと思いませんか?

 

 

質問してみたい

 

 

過去19回に渡り、フランス語の繋辞文について書いてきました。

  1. 国籍 (Je suis japonais.)
  2. 曜日 (On est lundi.)
  3. 地位 (Je suis étudiant.)
  4. 日付 (Aujourd’hui, on est le 27 mars.)
  5. 時間期 (Il est 10 heures vingt.)
  6. 指し示し (C’est un chat.)
  7. 所属 (Le japon est mon pay natal.)
  8. 形容詞 (Mon chat est grand.)
  9. 上手下手 (Je suis bon en sport.)
  10. 主題 (Ce chocolat, c’est délicieux.)

 

もうこれで繋辞文は完璧ですね!

とはいきません。

このままでは一方通行の会話しかできませんから。

もとめているのはキャッチボール。

つまり会話。

そして会話とは情報の交換です。

自分に足りない情報を手に入れるときにするのが質問です。

また質問は良い意味でも悪い意味でも相手への興味へもつながることもあります。

なので習ってきた繋辞文を使い、疑問文を作ってみましょう。

 

 

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フランス語での疑問文の作り方

 

 

疑問文は大きく分けて2つ。

閉じた質問と開いた質問です。

 

  • 閉じた質問はYes, Noで答えられる質問
  • 開いた質問は答えがバラエティに富むものです

 

例えば

 

今日は晴れですか?

今日は何の日ですか?

 

どちらが閉じた質問かわかりますか?

そうです。1つめの質問です。

今日は晴れですかと聞かれたら、はい、いいえ、で答えるかしかありません。

翻って2つ目の質問は開いています。

今日は何の日ですかと聞かれたら、例えば文化の日です、彼女の誕生日です、コナンの新しい映画の公開日です……などと答え方は人それぞれ。

今回はそのうちの閉じた質問をするための文を紹介します。

ご存じの通り、日本語の疑問文は『か』が出てきます。

 

今日は12月17日です。

今日は12月17日ですか。

 

?マークは公的な文章などでは使いません。

少しくだけた言い方だと『か』が消えイントネーションがでてきます。

イントネーションとは文の一部が上がったり下がったりすることです(文でなく1つの言葉の音の上げ下げはアクセントと読んだりします)。

ここでは?をイントネーションの代わりとして使っています。

 

今日は12月17日です?

 

更にもっとくだけた言い方MAXになると、繋辞も『は』もなくなり、イントネーションで

 

今日12月17日?

 

となります。

肝は日本語では『か』が現れたり、文の最後が上がるイントネーションが現れたりするとうことです。

これは実はフランス語でも同じことが見えます。

 

  • 文の最後があがるイントネーション
  • Est-ce queが文の初めにでてくる

 

Tu es français? (君はフランス人ですか)

Est-ce que tu es français? (君はフランス人ですか)。

 

気を付けないといけないことは、Est-ce queのqueは、次の言葉が母音で始まるとき、qu’と変わり次の言葉とくっつくことです(エリジオンと呼ばれます)。

 

Est-ce qu’il est français?

 

でもさらに気を付けなければならないことは、onが後ろに続くとき、

 

Est-ce qu’on

Est-ce que l’on

 

の両パターンが可能ということです。

違いは2つ目の文の方が詩的に綺麗な音だということです。

 

 

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え、お前が先に……?

 

 

なんだ。

フランス語の疑問文の作り方は日本語と似ているなと思ったら実はラスボスがいるのです

それが

 

  • 動詞と主語の場所が入れ替わる(倒置と呼びます)上にハイフン(-)でつなぐ

 

Es-tu français? (君はフランス人ですか。)

 

これは日本語では繋辞を使った文ではできません。

ですか君はフランス人。

です君フランス人?

 

おかしな日本語です。

繋辞でなければ、

 

食べますか。二コラさん、このチョコレート。

 

などとできますが、繋辞の場合は無理そうです。

3つの疑問文の形の違いは、

 

  • イントネーション=くだけた会話
  • Est-ce que=丁寧な会話
  • 主語動詞逆転=文章

 

という感じです。

ちなみに僕はフランスに来たばかりの頃この違いを知らず、主語動詞逆転疑問文が一番難しいから一番丁寧に違いない!などと勘違いして使っていたら、文を理解してくれないことが多々ありました(笑)

逆転疑問文といえば、代名詞以外を使っても作れます

たとば、

 

ニコラスさんはフランス人ですか。

 

フランス語にするとどうなると思いますか?

 

Est-Nicolas français?

 

とはなりません!

 

Nicolas, est-il français?

 

のように、先に代名詞じゃない主語、それから関連した代名詞を使った疑問部が続きます。

 

 

 

 

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まとめ

 

フランス語のYes・No的な質問文の作り方は3つ。

 

会話

イントネーション

Ect-ce que (qu’)

 

主語動詞逆転文(倒置疑問文)

 

代名詞以外の主語のある疑問詞を使う際には、その主語に引き続き、その主語に沿った代名詞を使った疑問文が現れる。

 

問題

つぎの日本語をフランス語で考えてみましょう。

1:あなた(女性)はフランス人ですか。(イントネーション)

2:あなた(女性)はフランス人ですか。(Est-ce que)

3:あなた(女性)はフランス人ですか。(倒置疑問文)

4:今日は月曜日ですか(Est-ce que)

5:君の猫はおおきいですか。(倒置疑問文)

 

答え

1 : Vous êtes française?

2 : Est-ce que vous êtes française?

3 : Êtes-vous française?

4 : Est-ce qu’on est lundi aujourd’hui?

5 : Ton chat, est-il grand?

 

いかがでしたでしょうか。

疑問文と女性形の一致なども含めてみました。

参考になれば幸いです。