【(初心者向け)簡単なフランス語文法入門・基本の『き』・22 (否定とその他)】

全然ちがうように思えるフランス語と日本語。

実は似ているところがあったら学びやすいと思いませんか?

 

 

範囲を広げる

 

 

前回前々回の記事で、繋辞文を使った質問と否定の仕方について書きました。

今回は範囲を広げてみましょう。

え、範囲を広げるってどういうこと?

たとえば、友だちと一緒にいるときにフランス人(日本語を習っている)に声をかけられたとしましょう。

 

すみません。日本のかたですか?

ええそうです、私は日本人です。彼もです。

 

このとき『彼も』の『も』は、『私は日本人です』の『~は日本人です』という内容を『私』と『彼(友人)』に広げたものです。

 

私は日本人です。(範囲は自分だけ)

彼も日本人です。(範囲は自分と友人)

 

日本語では主題を表す『は』が『も』に変わっています。

しかしこういうときフランス語では変わるものはなにもなく、

 

aussi

 

繋辞文に付けたします

 

Il est aussi japonais.

 

ここでプチ助言なのですが、

 

Oui, je suis japonais. Et il est aussi japonais. (はい、わたしは日本人です。そして彼も日本人です。)

 

のように、Et(そして)を間にいれるとよいです。

これは、文が続いているという意味を表します。

日本語ではこういう文をつなぐ言葉はなくても特に問題にはなりません。

どちらかといえば、日本語では動詞や形容詞が活用して文のつながりをしめします。

 

私はデザイナーで、二児の母親です。

富士山は青くてきれいです。

 

『そして』(接続詞と呼ばれます)を使うのは、固い文章などではないでしょうか。

 

私はデザイナーです。そして二児の母親です。

富士山は青いです。そしてきれいです。

 

反対にフランス語では動詞や形容詞がこのような目的のために活用することがないので、接続詞が必要となります。

そして気が付かれた方もいると思いますが、

 

私も日本人だし、彼も日本人です。

富士山は青くてきれいです。

 

大きな違いは、主語が同じが違うか

 

1つ目の文は『私』と『彼』。

2つ目は『富士山』。

 

2つめのように主語が同じ場合は、

 

Le mont Fuji est blue et beau. (富士山は青くてきれいです)

 

のように、ひとつの文の中でetが使えます。

ひとつの文しかない場合、範囲を広げる際にaussiはなくてもよいです。

 

 

スポンサードサーチ

否定の範囲を広げる

 

 

今度は逆に、

 

あなたは中国人ですか?それとも韓国人ですか?

 

と聞かれたとしましょう。

 

Non, je ne suis pas chinois.

 

だけでは足りません。

こういうときには、pasの代わりにniを使います。

 

Non, je ne suis ni chinois ni coréen. (いいえ、私は中国人でも韓国人でもありません。)

 

 

スポンサードサーチ

まとめ

 

肯定の範囲を広げる

aussiを繋辞のあとに追加

 

否定の範囲を広げる

否定文ne pasのpasをniに変えて、否定したいものを増やしていく

 

問題

次の日本語をフランス語で考えてみましょう。

1:わたしは学生です。彼女も学生です。

2:このチョコレートはおいしいです。このビスケットもおいしいです。

3:ニコラスさんは優しくてイケメンです。

4:ニコラスさんはアメリカ人でも、ドイツ人でもありません。

5:今日は土曜日でも日曜日でもありません。

(biscuit ビスケット(男)、 gentil 優しい、beau イケメン、 américain アメリカ人、allemand ドイツ人, samdi, 土曜日 dimanche 日曜日)

 

答え

1 : Je suis étudiant. Et elle est aussi étudiante.

2 : Ce chocolat est délicieux. Et ces biscuits sont aussi délicieux.

3 : Nicolas est gentil et beau.

4 : Nicolas n’est ni américain ni allemand.

5 : Aujoud’hui on n’est ni samdi ni dimanche.

 

どうだったでしょうか。

女性形になったり複数形になったり。

そして主語が1つの場合のetの使い方。

だいじょうぶでしたでしょうか?

ちなみにニースには日本人の学生があまりおらず、中国人の学生が多いです。

韓国人もあまりいないみたい……?

参考にしていただければ幸いです。