【(フランス語復習まとめ)法助動詞(vouloir, pouovir, devoir)をわかりやすく】

フランス語のvouloir、pouvoir、devoirって、どう使うの?

 

この記事を読むと、

 

フランス語の法助動詞(vouloir, pouvoir, devoir)

 

についてわかるようになります。

 

フランス語の3つの法助動詞

 

法助動詞というのは、僕たちが作った文に、

 

  • 欲求
  • 可能性
  • 義務感

 

などといった認識を追加できる動詞のことを意味します。

 

たとえば『部屋を掃除する』という内容の文は、

 

  • 部屋を掃除したい
  • 部屋を掃除できる
  • 部屋を掃除しなければならない

 

といったように同じ意味を保ったまま変化させることができます。

 

フランス語でそれに当たるのが、

 

  • Vouloir
  • Pouvoir
  • Devoir

 

の3つです。

 

3つの法助動詞の役割

 

うえで紹介した、

 

  • 欲求
  • 可能性
  • 義務感

 

の3つの認識を、同じく紹介したフランス語に照らし合わせると、

 

  • 欲求(~したい):vouloir
  • 可能性(~かもしれない、~にちがいない):pouvoir, devoir
  • 義務感(~でなければならない):devoir

 

のようになります。

 

可能性としての法助動詞が2つあるので注意が必要です。

 

法助動詞の使い方と活用

 

法助動詞を使った文は、

 

  • 法助動詞+動詞の原形(不定詞)
  • 活用するのは法助動詞
  • 否定の副詞は法助動詞を挟む

 

という文型になります。

 

そしてそれぞれの法助動詞の活用は、

 

Vouloir:

Je veux

Tu veux

Il (Elle) veut

Nous voulons

Vous voulez

Ils (Elles) veulent

 

Pouvoir:

Je peux

Tu peux

Il (Elle) peut

Nous pouvons

Vous pouvez

Ils (Elles) peuvent

 

Devoir:

Je dois

Tu dois

Il (Elle) doit 

Nous devons

Vous devez

Ils (Elles) doivent

 

となります(どれも、je, tu, ilの動詞の活用は発音は同じです)。

 

なのでたとえば、

 

  • Je veux aller en France.:わたしはフランスに行きたい
  • Nous ne pouvons pas nager ici.:ここで泳ぐことはできません
  • Ils peuvent être français.:彼らはフランス人かもしれない
  • Ils doivent être français.:彼らはフランス人にちがいない

 

のようになります。

 

フランス語の法助動詞

 

フランス語の法助動詞の基本は、

 

  • 欲求(~したい):vouloir
  • 可能性(~かもしれない、~にちがいない):pouvoir, devoir
  • 義務感(~でなければならない):devoir

 

という3つ。

 

実は、それぞれ他にも意味があるのですが、基本的な使い方としてはまずはこの3つを押さえておくのがおすすめです。

 

参考は以下の本でした。

 

Nouvelle Grammaire du Français: Cours de Civilisation Francaise de la Sorbonne (フランス語) ハードカバー


 

 

現代フランス広文典[改訂版]


 

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