【フランス語の挨拶で恥をかかないために知っておきたい地味なこと】

Bonjour!

Comment ça va ?

Ça va bien ?

Tu vas bien ?

Vous allez bien ?

 

Oui, je vais bien, merci!

 

などとフランス語の挨拶表現を覚えたので、もうこれで一安心のはず……だよね?

 

この記事を読むと、

 

  • フランス語の挨拶の質問には誠実に答える必要がないこと
  • どのくらいの関係なら誠実に答えられるのか

 

についてわかるようになります。

 

フランス語の挨拶に誠実に答えないほうがいいです

 

Bonjour!

Comment ça va?

Tu vas bien?

Vous allez bien?

 

といった挨拶表現をフランス語を習い始めるとまず学びます。

 

調子はどう?

 

みたいな日本語で訳されているかと思います。

が、返答は

 

Je vais bien !

Ça va !

(いいよ)

の一択

 

です。

 

間違っても、調子が悪い時

 

Ça va pas.

(よくない)

 

などと答えないようにしましょう。

 

同情ではなく、え?なに? quoi ?という感じで戸惑われます。

 

フランス語の挨拶の返答にJe vais bien (Ça va)一択な理由

 

世界の言語の『日常的な』挨拶には2つのタイプがあります。

 

  • フランス語や英語のよう疑問形使う
  • 日本語のように疑問形を使わない

 

です。

『日常的な』と書いたのは、日本語でも休み明けなど長期的に会わなかったあとでは

 

元気だった?

調子はどう?

なにしてた?

最近どう?

 

などと聞くからです。

 

でも、毎日の挨拶では

 

おはようございます

こんにちは

あっ、どうも

よっ

 

と言うのではないでしょうか。

 

昨日会った人に『調子はどう?元気?』とは聞きません。

 

もし言われたとしても、

 

昨日会ったやん!

 

と突っ込みを入れたくなるはずです。

しかし、フランス語では昨日会った人に

 

Ça va ?

Vous allez bien ?

 

と言いますし、なんなら昨日会ったのかどうかも不明のようなお店のお客さん相手に

 

Ça va ?

Vous allez bien ?

 

と言ってくることがあります。

 

しかし、

 

疑問形でありながらも、それは質問ではない

 

ということを知っておいたほうがよいかと思います。

 

疑問形であるのですが、実際には調子を聞かれてはいません。

ただの挨拶として使われています。

無理やり書けば、

 

Bonjour, vous allez bien ? (おはようございます)

 

という感じです。

疑問文の部分もまとめてただの挨拶。

 

そのためもし実際に体調がよくなかったり、身内に不幸があったりしたときでも誠実な答えせずに、

 

Bonjour. Oui, je vais bien. Merci !(おはようございます)

 

という感じで返事をします。

 

フランス語の挨拶に誠実に答えていいのはいつ?

 

以上のようなことを僕は大学院での言語学の授業で習ったのですが、たしかポーランド人のクラスメイトが「誠実に返答したら相手が困っていた」と発言していた記憶があります。

 

僕もそうでしたが、

 

  • Ça vaじゃないときに 
  • Ça va ?と聞かれ 
  • Ça vaと返答する

 

と、ちょっぴりやるせなさというかウソをついてるなぁという気持ちを持つこともあるかもしれません。

 

ではいつから誠実に返答していいかというと、観察している限りでは、

 

  • 親しい関係である
  • 挨拶が終わった後

 

が条件かと思いました。

 

つまり、Ça vaな状態でないときに、たとえば友人に会って

 

相手:Bonjour, ça va ?

わたし:Oui, ça va! Et toi ?

相手:Ça va bien, merci !

 

みたいなやり取りをした後に

 

わたし:……En effet……ça va pas. (実は……よくないんだ)

 

みたいな感じで続けましょう。

En effetの代わりにEn realitéなどもよいかと思います。

 

フランス語の挨拶の疑問文はただの挨拶です

 

フランス語の挨拶で使われる疑問文は、質問ではなくただの挨拶です。

誠実に答えないようにしましょう。

 

ベルリッツ