【フランス語の発音力とリスニング力を上げる1つの勉強のコツ】

フランス語の発音やリスニングは難しいって聞くけど、勉強のコツとかってないの?

 

この記事を読むと、

 

フランス語の発音力とリスニング(聴解)力を上げるための勉強のコツ

 

についてわかるようになります。

 

日本人が陥りやすいフランス語のリスニングと発音の悪循環

 

結論から書くと、

 

聞き分けができない音は、発音のときも使い分けができない

 

ということが起こります。

 

それは、外国の発音(音声)を聞くと僕たち日本人は、

 

日本語の発音のどれかに当てはめて聞き取ろうとする

 

ようにできているからです。

 

たとえば、フランス語のSiの発音を

 

 

だと認識しがちです(実際には、『スぃ』みたいな発音)。

 

もちろん日本語の発音と1対1で対応する発音がフランス語の発音にも存在していれば問題ありません。

 

しかしたとえば、

 

日本語の母音の数:

フランス語の母音の数:19

 

です。

 

なので、気を付けなければ、

 

  • 多くのフランス語の発音が同じに聞こえてしまう→言っていることが理解できない
  • 多くのフランス語の発音を同じ音で発音してしまう→言っていることが理解されない

 

ようになってしまいます。

 

フランス語は読まない書かない気にしない

 

フランス語の聴解と発音の悪循環を矯正するのための1つの方法が、

 

フランス語を読まない書かない気にしない

 

です。

 

ローマ字教育もあり、僕たちはアルファべ(ット)が読めます。

なので、Siと書いてあったらシと読んでしまいます

 

また、日本語にはSiの発音がないため、フランス語のSiの発音を音として聞き取れない段階では、Siとシと聞き取ってしまうことも起きます。

 

しかし上でも書いたとおり、フランス語のSiと日本語のシの発音は違います。

 

そこで、

 

フランス語の発音を勉強するまではフランス語の文字を読んだり書くことをなるべく避ける

 

という方法がおすすめです。

 

ここでいう、『フランス語の発音の勉強』とは、

 

最低限、音として聞き分けができるようになる

 

ことです。

 

なぜなら、順番としては

 

音が聞き分けできるようになる→違う音で発音ができるようになる

 

からです。

 

最低限と書いたのは、正味、

 

違う音で発音ができるようになっているかはネイティブの判断が必要

 

であるからです(僕たち非ネイティブには、通じる発音かどうかの判断はできない)。

 

中級者向けフランス語の発音の勉強の仕方

 

フランス語のリスニングと発音の結びつきは上で書いたとおりですが、

 

もうすでにフランス語の勉強を始めてしまっていてリスニングや発音で混乱が起きている中級者です

 

という方もいるかと思います(むしろこの記事にたどり着く人の多くはそうでないでしょうか……)。

 

実際、僕も同じでした。

 

発音やリスニングよりも、フランス語を『読んで』単語や文法の力を伸ばすほうが『やった感』も知識量も増えるのでそちらを重視してしまっていました。

 

そして、

 

  • やばい…聞き分けができない
  • やばい…発音が通じていない

 

ということが起きました。

 

そこで僕がしたことは、

 

リスニング:

  • 再度フランス語の発音を知識として勉強する(作るべき音、その方法など)
  • 初級レベルからその時のレベルまでのフランス語を『音だけで理解』できるように復習

 

発音:

  • (上記リスニングがある程度済んだ段階で)フランス語ネイティブ講師と話すようにして発音の矯正(発音のストライクゾーンに入るようになるように頑張る)

 

でした。

 

ちなみにですが、発音に関しては何度も練習を重ねる必要があるので、ネイティブの友だちよりは、お金を払ってでもマンツーマンで講師に付き合ってもらったほうがよいかと思います。

 

親しき仲にも限度ありです(よほど我慢強い友だちならあれですが……)。

 

フランス語の発音とリスニングの力を上げる1つの勉強方法

 

フランス語の聴解ができないままでは発音もできない悪循環に陥ってしまいます。

 

初級学習者の場合:フランス語の音の聞き分けができるようになるまで、府フランス語を読んだり書いたりは避ける

 

中級学習者の場合:フランス語の発音の再学習、これまでしてきたフランス語の勉強を音だけで再復習、ネイティブ講師と発音の練習

 

ようにするのが悪循環の脱却のコツです。

 

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