【フランス語のリスニングが難しくない理由】
フランス語のリスニングが難しい……。
この記事を読むと、
フランス語のリスニングが難しくない理由
についてわかるようになります。
目次
フランス語のリスニングが難しくない理由
結論から書くと、
ほとんどの日本人にとって、フランス語は学校教育の場などで長年勉強した言語ではない
ため、
フランス語のリスニングは難しくない
ということが起こりえます。
これだけだと謎だと思うので、掘り下げます。
長年学校などで勉強していないからフランス語のリスニングが難しくない理由
フランス語を始め、外国語の勉強では
先にリスニングと発音をしっかり勉強しておかないと、のちのちリスニングや発音がハードモードになる
ということが起こります。
なぜなら、
学習者は、形のない音から意味を理解するリスニングに比べて、文字の存在するリーディングやライティングの勉強に偏りすぎる傾向がある
からです。
文を読めば意味はわかるのにリスニングすると聞き取れない
ということが多く起こっているのなら、文字から外国語を勉強することに偏向した結果です。
その代表格が多くの日本人にとっては、
英語
です。
学校教育で否が応でも数年間勉強するのですが、圧倒的時間をリーディングとライティングに費やします。
そのため、大学卒業まで10年以上英語を勉強していた人が、
英語を聞き取れない、話せない
ということが起こります。
文字だけで覚えてしまい、音で覚えていない単語や英文が多すぎる
からです。
しかしフランス語は違います。
僕たちがフランス語を勉強し始めるときは、多くの場合、
- 自分の意思で
- 自分の好きな時期に
始めます。
もちろん大学の第2言語として、という方もいるかと思いますが、
すでに大人なので勉強の仕方をある程度調整できる
のではないでしょうか。
というわけで、
意識してリスニングや発音を勉強を増やす(特に学習初期)
ことにより、フランス語のリスニングは思っているほど難しくなくなります。
それでもフランス語のリスニングが難しく感じる2つの原因と解決法
しかし今現在、すでにフランス語をそれなりに勉強してきていているのに、フランス語の聞き取りが難しいと感じている場合は、
現状の勉強の仕方を変えてみる
ことが必要になるかと思います。
その場合の原因は、2つのパターンに分かれます。
- フランス語の口語に慣れていない
- 読んだら理解できるフランス語の単語や文は多い
というのものです。
簡単に掘り下げます。
フランス語の口語に慣れていない
フランス語の話し方は大きく、
- 標準語
- 文語
- 口語
に分かれます。
標準語と文語は僕たちが参考書などで勉強している話し方です。
リスニングのも含め、勉強し続けると
フランスの大統領などが話しているような言葉
は聞き取れるようになります。
しかし、
口語
に関しては、網羅的に取り扱っている参考書などがないので、
自分で勉強する
以外の方法がありません。
フランス語のYouTubeや、フランス語ネイティブと練習することによって徐々に身につけていくことができます。
おすすめのフランス語のYouTube動画に関しては、
- 【(フランス語でシャドーイング)フランス人トップユーチューバー・Cyprienがフランス語学習におすすめ・日仏字幕付き動画1】
- 【(おすすめ)フランス語YouTubeで日常会話の語彙、発音、リスニングを勉強する方法】
が参考になるかと思います。
読んだら理解できるフランス語の単語や文は多い
フランス語を読んだらわかるのに、聞いたらわからないという場合は、時間はかかりますが、
- リスニングの復習
- 発音の復習
- 発音のルールの復習
- 音としての単語の復習
- 音としての文の復習
が必要になります(僕はこれでした)。
ただ、正直
- 音としての単語の復習
- 音としての文の復習
のときはかなり苦痛になるかもしれません。
それは、
- すでに読める
- すでに意味を知っている
多くの単語や文を見直すので、だるさを感じることもあるからです。
しかし、すでに読めるけど聞き取れないフランス語の単語・文というのは、
フランス語の音でどうきちんと発音するか知らない単語・文
であるので、復習は絶対的に必要になります。
地道にやることもできますが、時間を節約したいという人は、
マンツーマンの授業でフランス語ネイティブと話しまくる
という手も使えます。
- 聞き取れない度に言い直してもらう設定
- 発音を間違える度に直してもらうという設定
で何回も会話することにより、必然的に会話で使った単語や文の音が身につき、リスニング力も上がります。
おすすめは、
ネイティブの講師
との会話です。
なぜなら、
- 聞き取れない度に言い直してもらう設定
- 発音を間違える度に直してもらう設定
だと、初めのほうはほとんど会話にならず微妙な状態になるので、
一般の人よりフランス語を教えることが仕事である講師のほうがよい
からです。
僕も元日本語講師なのでわかるのですが、語学の講師は、生徒の話が発音や文法のせいで無茶苦茶になることに慣れています。
そして会話の成立より、言いたいことを言えるようにさせる(そうすると必然的に会話の内容もわかる)ことにも慣れています。
量にもよりますが、だいたいのフランス語の音の復習だけなら半年もかからないと思うので、3か月から半年ぐらい徹底的に練習するのがよいかと思います。
おすすめのマンツーマンでできるオンラインのフランス語レッスンは、英語レッスンでも定評のあるベルリッツのフランス語のレッスンです。
発音重視のレッスンです。
無料体験もあるので、一度体験して雰囲気だけでも味わってみるのがよいかもしれません。
つめこみ教育で勉強していないからこそフランス語のリスニングは難しくないです
学校で習う英語と違い、多くの人にとってフランス語は
- 自分の意思
- 自分の好きな時期
で学ぶ言語です。
そのため、勉強の初めのころにリスニングや発音を集中して勉強することによって、リスニングの難しさはかなり減ります。
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