【(フランス語復習まとめ)間接目的語の人称代名詞を使った命令文の作り方をわかりやすく】

フランス語の間接目的語が必要な動詞の命令文の作り方がわからない……。

 

この記事を読むと、

 

間接目的語を取るフランス語の命令文の作り方

 

についてわかるようになります。

 

フランス語の命令文

 

フランス語の命令文は、基本的には、

 

  • 1人称の複数形
  • 2人称の単数形か複数形

 

を主語をなくして使うことによって作ることができます。

 

しかし難しいのは、

 

  • 代名詞を1つ使うとき
  • 代名詞を複数使うとき
  • 代名動詞を使うとき
  • 否定形を使うとき

 

のときです。

 

いろいろとルールが増えるので、個人的には一度に勉強しようとしないほうがよいと思います(混乱必須)。

 

なのでこの記事では、代名詞の中でも、

 

間接目的語を代名詞として使うときの命令文

 

について書きます。

 

間接目的語を使ったときの命令文をざっくりと

 

間接目的語とは、

 

前置詞を必要としない目的語

 

のことを指します。

 

日本語では多くのケースで助詞の『に』がつく名詞として訳されます。

 

たとえば、

 

直接目的語:

Je mange un pomme.

リンゴを1つ食べます。

 

間接目的語:

Je parle à Nicolas.

ニコラに話しかけます。

 

のようになります(間接目的語はà以外の前置詞も来ます)。

 

そして間接目的語を使った命令文の基本的な作り方は、

 

Parlez à Nicolas.

リンゴを1つ食べなさい。

 

のように、主語をなくすことにより可能です。

 

間接目的語を代名詞にしたといの命令文の作り方をざっくりと

 

肯定命令文の間接目的語を代名詞にした場合、

 

  • 基本的には動物(人を含む)を間接人称代名詞にする
  • 動詞+代名詞をハイフンで結ぶ
  • 1人称・2人称(単数)は強勢形を使う:moi、 toi

 

ということをします。

 

そのためたとえば、

 

1・2人称の命令文:

  • Parle-moi. :わたしに話して※Parle-meは間違い
  • Parle-nous.:わたしたちに話して
  • Parle-toi.:自分自身に話して(一人で話していろ)※Parle-teは間違い
  • Parlez-vous.:自分自身でお話してください(おひとりでお話ください)※ちょっと変な文ですが、比較のため動詞を揃えました

 

3人称の命令文:

  • Parle à Nicolas → Parle-lui:二コラに話せ(彼に話せ)
  • Parle à Sophie → Parle-lui:ソフィーに話せ(彼女に話せ)※luiは女性にも男性にも使います
  • Parle à Nicolas et Sophie → Parle-leur:二コラとソフィーに話せ(彼らに話せ)

 

のようになります。

 

フランス語の間接目的語の代名詞を使った命令文は

 

フランス語で間接目的語の代名詞を使った肯定の命令文は、

 

  • 基本的には動物(人を含む)を間接人称代名詞にする
  • 動詞+代名詞をハイフンで結ぶ
  • 1人称・2人称(単数)は強勢形を使う:moi、 toi

 

によって作ることができます。

 

参考は以下の本でした。

 

Nouvelle Grammaire du Français: Cours de Civilisation Francaise de la Sorbonne (フランス語) ハードカバー


 

 

現代フランス広文典[改訂版]


 

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