【フランス語の聞き取りをイメージで理解するのに必要な4つのもの】
聞き取りの勉強をしているけど、意味を訳すのにいっぱいいっぱいで理解が追いつかない……。
何かいい方法がないかな?
この記事を読むと、
フランス語をリスニング中にイメージで理解する方法
についてわかるようになります。
目次
リスニングをより速く理解するためのイメージ理解
結論から書くと、
イメージでもフランス語のリスニング
ができるようになると、
リスニング中の理解力の速度が上がる
のでおすすめです。
掘り下げます。
イメージによるリスニングがどうしてよいのか
僕たちの母語である日本語で考えるとわかりやすいかと思います。
たとえば昨日友だちと話した内容を
言葉だけで覚えている
ことは少ないかと思います。
覚えているのは、
- 会話の内容(イメージ)
- キーワード
ではないでしょうか。
- こんな話をしたという記憶
- 特に気になったキーワード
の2つが、僕たちが友だちとの日本語での会話を通して理解したことです。
似たように、
フランス語のリスニング中に文字だけで理解しようとする
と、
会話の内容をすべて言葉で覚える必要がある
ので、大変なことなります。
そのためキーワードだけでなく、
リスニング中にイメージでも理解する
ようにしておいたほうがよいです。
リスニング中にイメージで理解するために必要な4つの力
イメージでリスニングの理解するために必要なものは、
- 発音力
- 単語力
- 文法力
- 抽象化力
の4つです。
それぞれ簡単に掘り下げます。
発音力
フランス語を聞き取れる力です。
知っている単語や簡単な例文が聞き取れない場合、発音力が不足していることを意味しています。
- フランス語のリズムやメロディ、アクセント
- フランス語の個々の音の作り方
- フランス語の音を構成するルール
を人に説明できるぐらいには勉強して身につけておく必要があります。
単語力
フランス語を聞き取れても、単語の意味がわからなければ言葉の音だけが耳に残って終わりです。
単語力はイメージ力の根幹。
まだ動きのないイメージ画のようなものを作るのに必要になります。
リスニングの勉強中なら、
先にスクリプトを読んで単語の復習をしておく
ことも勉強に有効的です。
文法力
文法力は、
単語によって思い描いたイメージを動かすために必要
になります。
時制、話の流れ、可能性
そういったイメージの動力を文法が担っています。
リスニングのスクリプトを読んで、意味がぱっと理解できない文法で書かれた文がでてきたら、しっかりと復習するようにしましょう。
抽象化力
タイトルからだと、よく意味がわからないかもしれません。
具体的には、
- 発音力で聞き取れた単語を
- 単語力でイメージへと具現化し
- 文法力で動的なイメージにした
あとで、
そのイメージを抽象化(単純化)する必要
があります。
なぜなら
イメージが複雑化すればするほど、覚えてなければいけない内容の量が増えるから
です。
具体的には、
イメージを必須の要素だけにする
ということをします。
いわゆる、
5W1H
の
誰が
いつ
どこで
何を
どうして
どのように
……したのか
の箇所をだけ単純なイメージを抱ければ、脳への負担は大幅に減ります。
線だけで描かれたアニメ
のようなものです。
リスニングをイメージで理解する
リスニングの最中に言葉だけですべての内容を覚えるのは至難の業です。
大切なのは、
- 発音力
- 単語力
- 文法力
- 抽象化力
に支えられた
イメージ力
です(それとキーワード)。
とは言え最初の頃は、フランス語の言葉を追っていきがちです。
しかし、フランス語の音に慣れれば慣れるほど、イメージ化がしやすくなります。
多少時間はかかりますが、ぜひ今日から始めてみてくださいませ。
フランス語の聞き取り(リスニング)の勉強に関しては、
【(徹底解説)フランス語の聞き取り(リスニング)のおすすめ勉強方法】
もご参考になるかと思うのでご覧くださいませ。
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