【フランス語の勉強では聞き取りを先に勉強し始めたほうがよい理由】
フランス語の4つの技能(聞き取り(リスニング)、ライティング、リーディング、スピーキング)はどの順番で勉強したらいいの?
この記事を読むと、
フランス語ではリスニングの勉強から始めるのが一番効率的である理由
についてわかるようになります。
目次
フランス語ができるようになりたいのならリスニングから
結論から書くと、
特別な理由がないのなら、リスニングの勉強から始める
と
フランス語ができるための効率的な勉強ができる
ようになります。
この場合の特別な理由とは、
フランス語は読めたり書けたりするだけでいい
のような目的がある場合です。
掘り下げます。
リスニングの勉強から始めたほうがよい理由
フランス語の4つのスキルは、大きく2つに分けられます。
その2つとは、
文字を使わない:リスニング、スピーキング
文字を使う:リーディング、ライティング
です。
そして、
文字を使うほうを先に勉強してしまうと、『読む』ことはできても『聞き取れない、話せない』という状況になりがち
です。
なぜなら、
フランス語の音が身についていないときに『フランス語を読む』ために身についてしまったフランス語の音はフランス語の音ではないから
です。
そのため、
偽物のフランス語の音を想定してリスニングをしようとしたりスピーキングをしようとするが通じない
ということが起こっているのです。
そして、リスニングのほうをスピーキングよりも先に勉強したほうがよいのは、
インプットがないとアウトプットはできないから
です。
先にリスニングである程度のフランス語の音に慣れておいてから、スピーキングをしたほうがよい
ということになります。
聞き取りの勉強の仕方
聞き取り(リスニング)の勉強では、
- 発音
- 単語や決まり文句
- 文法
が必要になります。
まずは発音を学び、客観的にフランス語の音というものを習う必要があります。
どうしてかと言うと、
僕たちの脳は幼児期に母語を効率的に聞き取るようにチューニングされているから
です。
そのせいで、
他の言語の音もすべて母語の音のように変換して聞き取ってしまう
ということが起きてしまうからです。
例えば
Lの音もRの音もラ行の音として聞き取ってしまう
ようなことです(日本人の幼児は聞き分けができる)。
というわけで、
客観的にフランス語の音の知識を身につけて、認識を変え、発音の技術も身につけておく
ことにより、その後圧倒的にリスニングがしやすくなります。
そして発音を身につけつつ、または身につけたあとで、
単語や決まり文句、文法を音で学ぶ
ようにするのがよいです。
おすすめは、
NHKのラジオフランス語講座
です。
NHKのラジオ講座がリスニングの勉強におすすめな理由は、
【NHKラジオのフランス講座(入門編)がフランス語の発音とリスニングの勉強におすすめな6つの理由】
の記事がお役に立つかと思うので、合わせてご覧くださいませ。
フランス語を勉強するならリスニングから
フランス語の4つの技能を身につけたいのなら、
聞き取り(リスニング)
から勉強するようにしましょう。
リスニングは他の技能の基本
となります。
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