【フランス語会話をほんとうに勉強していますか?】

フランス語会話の勉強をしているけど、ぜんぜん話せるようにならない……。

どうして?

 

この記事を読むと、

 

フランス語会話の勉強をしているつもりで、実はしていないパターン

 

についてわかるようになります。

 

それはスピーキングの練習ではありませんか?

 

フランス語の会話の勉強をしているけど話せるようにならないという方に聞きたいのは、

 

それはフランス語会話ではなくて、スピーキングの練習ではないですか

 

ということです。

 

フランス語会話は、

 

フランス語を使ってコミュニケーションのやり取りをすることが目的

 

となります。

 

そのため、

 

  • 1人でもできるスピーキングの練習
  • 会話相手がいてできる会話の練習

 

の内、

 

  • 1人でもできるスピーキングの練習

 

しかしていない場合、それは

 

スピーキングの練習をしている

 

ということになります。

 

会話の練習とスピーキングの練習が混じる理由

 

フランス語の勉強をしていて気が付くのは、

 

『スピーキング』の教材をあまり見かけない

 

ということです。

 

たとえばAmazonで『フランス語 スピーキング』で検索するとでてくる参考書は

 

5冊以下

 

です。

 

それに比べ、『フランス語 会話』で検索すると、1ページでは収まりきらないほどの参考書がでてきます(ちなみに『英語 スピーキング』、『英語 会話』で検索すると、両方とも大量の結果がでてきます)。

 

これは何を意味しているかというと、

 

フランス語学習者の多くが『フランス語会話』の参考書を使って、『フランス語のスピーキングの練習』をしている可能性が高い

 

ということです(フランス語で話す勉強のことを伝統的にスピーキングと呼ばないだけかもしれませんが)。

 

さてスピーキングと会話には、

 

スピーキングの勉強と練習:主として自分が話したいことを話す練習(スピーチとか口頭発表とか)

 

会話の勉強と練習:相手との言葉のやりとりを想定して勉強し、実際に会話を通じて練習する

 

という違いがあります。

 

そのため、

 

実際の会話を通じて練習していないのに、『フランス語会話』の参考書で勉強したから話せるように勘違いしてしまう

 

人も多少いるのではないでしょうか。

 

正直、僕はその口でした。

 

フランス語で会話がうまくできないときに、フランス語の会話の参考書を読んだり、音源を聞いて練習することでフランス語会話が上手になると勘違いして、かなりの無駄な時間を費やしました。

 

フランス語会話ができるようになるには

 

フランス語会話ができるようになるには、

 

フランス語のスピーキングができること(フランス語で言いたいことをフランス語の文にして、フランス語の音にできること)

 

 

実際の会話相手に使い、反応され、それに対してこちらも反応し、それに対して反応され…

 

ということを繰り返してのみ可能です。

 

フランス語のスピーキングの勉強と練習

 

だけでは、相手の反応がないために会話の練習になっていません。

 

会話の練習をしていないので、会話ができるようにならない

 

のです。

 

フランス語会話のためのほんとうの勉強方法

 

もし、フランス語会話の参考書やシャドーイングやその他会話のための勉強をしているのに、会話ができるようにならないと悩んでいる場合は、

 

実際にフランス語ネイティブと会話した回数はそれでいいのか

 

を数えてみましょう。

 

そしてもし、ひとりで勉強や練習した回数にくらべて圧倒的に少ないのなら、実際に会話する回数を増やすのがおすすめです

 

 

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