【1.5倍速のフランス語リスニングで意味のある勉強方法】
1.5倍の速度でリスニングするとよいと聞いたけど、ほんとはどうなの?
この記事を読むと
どのようなリスニングの勉強のときに1.5倍速が役に立つのか
についてわかるようになります。
目次
1.5倍速リスニングが役に立つ2つの勉強方法
結論から書くと、
- 予習
- 復習
の2つの勉強方法においては、1.5倍速のリスニングが役に立ちます。
掘り下げます。
1.5倍速リスニングで予習ができます
これから勉強するフランス語のリスニング音源を、1.5倍速で一度聞いて
- だいたいの音の流れ
- 聞き取れなさそうな箇所
などの予習ができます。
これにより、リスニングの勉強を本番としてするときには、すでに一度は聞いた後なので、多少の準備ができていることになります。
1.5倍速リスニングで復習ができます
すでに勉強の終わっているリスニング教材の音源を復習するときに、1.5倍の速度で聞くことにより、
- 単語の発音の復習
- 文を音で理解する復習
ができます。
1.5倍速ではできないリスニングの普通の勉強
リスニングの予習でも復習でもない、ただの勉強の場合
1.5倍速は非推奨
です。
なぜなら、
倍速と普通のフランス語の音が違うから
です。
日本語でもそうですが、倍速にすると普通に話しているときの声質とは違います。
それはフランス語でも同じです。
つまり、教材用にすこしゆっくり目に話されたフランス語の速度を1.5倍速で聞いても、ナチュラルな速度で話されたフランス語ではなく、異なるものになっているということです。
また、リスニングの勉強は、
フランス語の音で意味を理解できるようにすることが目的
であるので、
通常と違う声質でフランス語を理解できるようになっても、通常のフランス語を理解できるようにはならない
という結果が待っています。
もちろん、すでにフランス語のリスニングがある程度できる人が1.5倍速で聞くのは、知っている単語や理解のできる文を聞くので、復習には使えます。
しかし、初中級のクリアで比較的速度の遅いフランス語をしっかりと理解できない段階で必要なことは、
すこしゆっくり話されたフランス語を聞いて意味を理解できるようになること
です。
そして、ゆっくり目なフランス語が聞き取れるようになったあとにすることは、
ナチュラルな速度で話されたフランス語を理解できるようにすること
です。
ちなみにナチュラルな速度のフランス語を1.5倍速などで聞くと、
倍速のナチュラルじゃないフランス語の音
になります。
1.5倍速でリスニングをして予習や復習をしましょう
1.5倍速でリスニングの勉強をすると、リスニングの
- 予習
- 復習
ができます。
ただ、
通常のリスニングの勉強にはむかない
ので上手に使い分けるのがよいかと思います。
フランス語のリスニングの勉強の仕方については、
【(徹底解説)フランス語の聞き取り(リスニング)のおすすめ勉強方法】
もご参考になるかと思うので、合わせてご覧くださいませ。
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