【【重要】フランス語を勉強するならリスニングから】

フランス語を勉強したいけど、何から始めればいいかな?

 

この記事を読むと、

 

フランス語を勉強するなら音からがよいこと

 

についてわかるようになります。

 

フランス語が2つ目以降の外国語なら

 

先日、こんな記事を読みました。

 

多言語の習得は「音」から 脳領域特定、文法理解早く(共同通信)

 

短いニュースですが、要約すると

 

リスニング重視して外国語を勉強していると、新しい外国語の文法の理解も早くなる

 

というものです。

 

その理由は、

 

別の外国語でも、リスニングのときに活発になる脳の領域が同じであるため

 

とのことです。

 

外国語の音をどう理解するか鍛えられた脳の領域が、新しい外国語の音を理解するときにも使われる

 

ということでしょうか。

 

このブログでも、

 

【フランス語の勉強では聞き取りを先に勉強し始めたほうがよい理由】

 

など、フランス語を勉強するなら音からと主張してきましたが、間違っていなかったようで安心しました。

 

中学校(最近なら小学校)から英語を勉強している僕たちにとって、フランス語は2つ目以降の外国語。

そして曲りなりにも、学校でのテストや受験のために英語のリスニングを頑張った経験があるはず。

 

なので、フランス語の勉強はリスニング重視がおすすめです。

 

とはいえ、リスニングの勉強は何から始めればいいの?

 

フランス語の勉強はリスニング重視がおすすめだということがわかったうえで、疑問に思うのは、

 

おすすめのフランス語のリスニングの勉強法は?

 

ということかと思います。

 

僕のおすすめは、

 

  1. 発音の理解
  2. 決まり文句を音で理解
  3. 決まり文句以上の文を音で理解

 

という順番で勉強していくことです。

 

発音の理解

 

発音はフランス語を話すときだけでなく、聞き取るときにも重要な力。

 

というのは、

 

普通にフランス語を聞くと、フランス語の音で日本語に無い音は、日本語の音に変換されて聞こえてしまうから

 

です(英語のリスニングが得意な人は、日本語にも英語にもないフランス語の発音が、日本語か英語の音に変換されます)。

 

たとえば、RとLの発音の違いがわからなくて、どちらも日本語の『ラリルレロ』の発音に聞こえてしまう、ということがありませんでしょうか。

まさにそれです。

 

そこで、

 

最低限でも知識としてフランス語の発音の方法を理解しておく

 

ことで、

 

最初はわからなかくても、発音の差異がわかるようになっていく

 

のでおすすめです。

 

参考:【(徹底解説)フランス語の発音のおすすめ勉強方法】

 

決まり文句を音で理解

 

発音の理解が済んだら、

 

決まり文句を音で理解できるようなリスニング

 

をするのがおすすめです。

 

具体的には、挨拶や簡単なお願い、注文などです。

 

それは、

 

文法を気にせず覚えられることができるので、フランス語の音に慣れるのにぴったり

 

だからです。

 

なので、

 

フランス語聞き流しなどによくある長い文章

 

などは、この段階では挑戦しないほうがよいです。

 

決まり文句以上の文を音で理解

 

決まり文句のリスニングの勉強でフランス語の音に慣れてきたら、

 

いわゆる普通の文

 

に挑戦していきます。

 

これには、NHKのラジオフランス語講座がいちばんおすすめです。

 

なぜなら、

 

音声だけでフランス語の文法の解説が理解できる

 

からです。

 

参考:【NHKラジオのフランス講座(入門編)がフランス語の発音とリスニングの勉強におすすめな6つの理由】

 

いま現在すでにフランス語を長い間勉強している人は

 

実を言うと僕は、リスニングを軽視してフランス語を勉強していました。

それは、

 

リスニングの勉強がめんどくさかった

 

からです。

 

教材についているCDを取り出してする準備…

録音し忘れたり起きれなくて聞き逃してしまったNHKのフランス語ラジオ講座…

 

そういったわずらわしさから、主に文法と読解と作文に力を入れていました。

 

それでできたのが、

 

フランス語を読んだり書いたりはそれなりにできるけど、聞き取りや話すのがあまりできない

 

という結果でした。

 

その後、発音の総復習をしたり、フランス語の学校などでフランス語を話す経験を積むことでなんとかフランスの大学院を卒業するまでに至りましたが、初めにリスニングに重視しながら勉強しておけばよかったなぁと今は強く思っています。

 

このような、かつての僕のような状態になっている人は少なからずいると思うのですが、その場合は、

 

文字を無視し、音だけでフランス語を復習してみる→ネイティブと会話練習

 

というのがおすすめです。

 

フランス語を勉強するなら発音から

 

フランス語を勉強するならリスニングからがおすすめです。

そしてリスニングの勉強は発音から。

 

現在すでにフランス語の勉強をしていて、リスニングや会話よりも読解や作文に力を入れてしまっている人でも、音だけでフランス語を復習してフランス語学校などで会話練習を積めばなんとかなります。

 

読解や作文の勉強も無駄ではありませんが、ちょっと勉強方法を変えてみるのもいいかもしれません。

 

フランス語の勉強ならこちらもおすすめです:

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