【フランス語のリスニングの力を上げるためにおすすめな勉強法】
フランス語のリスニング力を上げるためにフランス語の音声を聞くようにしているけれど、あまり効果がないような気がする……。
何かいい方法はないかな?
この記事を読むと、
フランス語の音声をどのくらい聞けば聞き取れるようになるのか
についてわかるようになります。
目次
リスニングに15000時間費やすヒト
赤ちゃんが胎内にいるときから話し始めるまでのトータル時間は15000時間ぐらいだとされています。
もちろん寝ている時間や無音のときもあるので、時間数はもうちょっと減るものかと思いますが、
赤ちゃんが周りの音を聞き始める受胎後30週目ぐらいから話し始める1~1歳半ぐらいまでの時間
です。
そのため、
僕たちがリスニングの勉強をたくさんした!
と思っても、
実はぜんぜん少ない
ということが起きます。
※ちなみに大学でフランス語を専攻した場合は4年間で1150時間くらいです。
……でもぶっちゃけ、子どもがするように15000時間もリスニングに費やすのは難しいですよね。
大人がフランス語を上手に聞き取れるようになるまでの時間はどのくらいか
フランス語の資格としては最高位のDALFのC2レベルは、合格の基準が1000時間以上の学習時間となっています(詳しくは【DALFって何?レベルは?どうやって勉強すればよいの?】をご覧下さい)。
つまり、フランス語を勉強している人の中には、1000時間でネイティブに近いフランス語力を手に入れている人もいるわけです。
ちなみに一つ下のC1レベル(大学院入学できるレベル)なら学習時間850時間~900時間です。
しかし、その時間の中にはライティングやリーディング、スピーキングなどのリスニング以外の勉強時間も含まれているので、リスニング単体の勉強時間は少なくなります。
たとえばC2レベル最低限の勉強時間である1000時間を、リーディング、ライティング、リスニング、スピーキングの4技能で割ってみると、それぞれ250時間必要となります。
ですから当然ながら、10時間20時間のリスニングでは足らないとなります。
フランス語を聞く時間を増やす方法
現在だとYouTubeやPodcastを使えば、歌や動画やラジオでフランス語を簡単に聞くことができます。
フランス語の音を楽しんだり、動画なら見ているだけで意味が分かったりもします。
とにかく普段からフランス語を聞く時間を増やすことがたいせつになります。
流し聞きには意味がありません。
しかし、
ふとした瞬間にフランス語の音に意識を向けられる
という状態を作っておくのはよいかと思います。
フランス語を耳にする時間を増やしてリスニング力を高めましょう
フランス語をたくさん聞いているのに、リスニング力が上がらないと思っているかもしれません。
しかし実際にはまだまだ足りていないことも多いです。
もっと日常的にフランス語を聞く機会を増やして、フランス語耳を作るのがおすすめです。
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