【フランス語の聞き取りでは一言一句を聞き取らなくてもよい2つの理由】

フランス語の聞き取り(リスニング)の勉強をしているけど、聞き洩らしが多い。

 

この記事を読むと、

 

リスニングでは一言一句を聞き取る必要がない2つの理由

 

についてわかるようになります。

 

この2つの理由でリスニングは一言一句を聞き取らなくてもよいです

 

結論から書くと、

 

  • 理解に必要な単語を聞き取るだけでもよい
  • そもそも1つの単語として発音されていないことがある

 

という2つの理由により、

 

リスニング中に一言一句を聞き取る必要がない

 

と言えます。

 

掘り下げます。

 

理解に必要な単語を聞き取るだけでもよい

 

言うまでもなく、1つの文はさまざまな語によって成り立っています。

 

そしていろいろ省略できる日本語と違い、フランス語は文を作るときに多くの語を使う必要があります。

 

しかし、

 

文の核となる情報さえ聞き取れれば、通常問題はない

 

と言えます。

 

たとえば、

 

  • 誰(何)が
  • 何をした・どうした
  • どこで
  • いつ

 

という情報さえ聞き取れれば、他の文の要素は聞き洩らしてもリスニングには大きく問題がありません。

 

たとえば、à la manière françaiseという言葉が文の中にあったら、manière françaiseさえ聞き取れれば『フランス式』という情報としては充分です。

 

こんな感じで、

 

  • 冠詞
  • 前置詞

 

は多くの場合、聞き取れなくてもよい言葉となります。

 

また、前後の文から意味が分かることが多いので、

 

  • 接続詞
  • 副詞
  • 代名詞

 

も聞き取れなくても問題がないことが多いです。

 

そもそも1つの単語として発音されていない

 

上で紹介したような、

 

文の核である情報『以外』の単語は弱く発音される傾向がある

 

ので、前後の単語とくっつくことがあります。

 

フランス語の

 

  • アンシェヌマン(例:Il^aのように発音される語末音と続く母音の音が合体)
  • リエゾン(例:Ils^ontのように発音されない語末音と続く母音の音が合体)
  • エリジオン(例:L’onのように一音節単語と続く母音が合体)

 

はまさにその代表格です。

 

そのため、このような音が融合してしまった言葉に限っては、一つ一つの言葉を聞き取ろうとするのではなく、まとまりとして理解できればOKとする必要があります。

 

一言一句を聞き取れなくてもリスニングでは問題ありません

 

リスニングでは、

 

  • 理解に必要な単語を聞き取るだけでもよい
  • そもそも1つの単語として発音されていないことがある

 

ということがあるので、多少の聞き逃しがあっても問題にならないです。

 

通常は、文の核となる情報さえ聞き取れれば問題がない

 

ので、あまり思いつめずに勉強をするようにするのがおすすめです。

 

 

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