【フランス語の単語の覚え方 : 辞書を使うとき】
フランス語の単語を辞書を使って調べるとき、スペルと意味と発音だけチェックしていませんか?
この記事を読むと、
フランス語の単語を辞書を使って調べるときのコツ
についてわかるようになります。
目次
辞書を使ってフランス語の単語を調べるのなら2つのことにも気をつけましょう
辞書を使ってわからないフランス語の単語を調べるときは、発音、意味、スペルに足して
- どんな言葉と結ばれやすいのか
- 活用
の2つについても目を通すようにしましょう。
活用については、
- 動詞
- 名詞
- 形容詞
の3つが当てはまります(名詞と形容詞の言葉の形の変化は『曲用』と呼ばれますが、便宜的に活用としています)
どうして活用や結ばれやすい言葉も辞書でチェックしておいたほうがよいのか
活用や語の結びつきを辞書で確認したほうがよい理由を結論から書くと、
- 例外的な活用をしないかチェックできる
- 日本語訳された言葉とは結びつきやすい言葉が違うときがある
からです。
簡単に掘り下げます。
例外的な活用をしないかチェックできる
フランス語で文法規則で言葉の形が変わるのは、
- 動詞
- 名詞
- 形容詞
です(例外の無い冠詞は飛ばします)。
例外というのは、それぞれの活用の基本ルールから逸脱した形の変化を指します。
例をあげると、
動詞の例外的活用の例:mangerがnous mangonsでなくnous mangeonsになったり、prendreの過去分詞がprisに
形容詞の例外的活用の例:grosの女性形はgroseでなくgrosseに
名詞の例外的活用の例:écrivainの女性形はécrivaineでなくécrivain
のようになります。
それぞれ、活用の基本ルールとはちがうので、辞書で確認できるときにしておいたほうがよいです。
日本語訳された言葉とは結びつきやすい言葉が違うときがある
コロケーションと呼ばれるのですが、
ある言語のある単語にはその単語と一緒に使われやすい単語
というものがあります。
例えば日本語で、
高温には適用されません
とあったら、
意味は予想できるけどなんか変
だと思いませんか(これは某中国商品のおもしろ日本語キャッチコピーです)。
これは、
- 高温
- 適用する
という
日本語の名詞と動詞が一緒に使われることがほとんどない
ことからくる違和感です。
同じことが僕たちのフランス語でも起きてしまうことがあります。
おもしろフランス語を話していませんか?
フランス語の単語の活用と他の単語の結びつきを調べるには
多くのきちんとした辞書の場合、
例外的な活用などがある場合明記されていることが多い
ので、あまり心配することはありません。
他の単語との結びつきに関しては、
- 辞書に掲載されている例文を読む
- Twitterやグーグル検索で単語を検索する
することで、探っていくことができます。
また、
調べた単語とその単語から想定できる(日本語的には)単語を検索する
ということもしておくと良いかと思います。
フランス語の単語を辞書を使って覚えるなら
辞書を使ってフランス語の単語を勉強する場合は、
- 名詞、形容詞、動詞の例外的な活用
- 他の言葉の結びつき
についても、意味や発音やスペルと一緒に目を通すのがおすすめです。
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