【フランス語のリーディングは和訳から学んでも大丈夫な3つの理由】
フランス語の読解の勉強をしているけど、日本語訳に頼っちゃう。
これっていいの?
この記事を読むと、
リーディングの勉強中は日本語訳を使ってもOKな理由
についてわかるようになります。
目次
フランス語のリーディングの勉強は日本語訳に頼っても大丈夫な3つの理由
結論から書くと、
- ニュアンスの把握になる
- フランス語でフランス語を理解する助けになる
- フランス語でイメージを理解する助けになる
という3つの理由にから、
リーディングの勉強中に日本語訳に頼っても問題がない
ということになります。
掘り下げます。
ニュアンスの把握になる
リーディングの勉強中に日本語訳を頼る場合に気を付けなければならないことが1つあります。
それは、
逐次訳として覚えない
ということです。
つまり、
日本語でこういう場合はフランス語でこう言うと覚えない
ということです。
なぜなら、よほどのことがない限り、翻訳は1対1でされることがなく、前後の文脈などによって微妙に意味のずれが起こるからです。
それを前提に、
日本語訳はフランス語の文のニュアンスの理解
に使えます。
おすすめな使い方は、
- 先に日本語訳を読んでフランス語の文のニュアンスを把握
- フランス語の文を読み進める
という順番で勉強していくことです(基本的にリーディングの本では順番が逆の構成になっているので注意です)。
この順番の理由は、
日本語訳を読んでだいたいのニュアンスを把握→フランス語の文を読む
としたほうが、
わからない単語や文がでてきても、把握済みのニュアンスや前後の単語から意味がわかるようになる
からです。
これを、
フランス語の文を読む→何が言っているかわからないから日本語訳を読む→フランス語の文に戻る
としてしまうと、一文一文の和訳を比較してしまうことになってしまうので効率が悪いことになってしまいます。
フランス語でフランス語を理解する助けになる
リーディングの1つ目の目標は、
フランス語だけでフランス語の文を理解できるようになる
ことかと思います。
そのため、フランス語の文を理解するには日本語訳を見ないほうがいいという信念をもって勉強してしまう人もいます(かつての僕もそうでした)。
なにせ、そう勧めている参考書とかがありました(まだある?)から。
確かに、日本語訳を見ないでフランス語の文を理解できるようになるのは理想的です。
しかし実際には、
日本語訳の助けを借りて理解ができる→日本語訳がなくても理解できるという発展を経る
ので、逆に言うと、
日本語訳の助けが必要な段階にある人は日本語訳を利用したほうがよい
ということになります。
日本語訳を利用していても、ある程度勉強が進んだ人なら、例えば参考書の第1章(やレッスン1)にあるフランス語の文なら和訳がなくても理解できるようになっているのではないでしょうか。
それが、フランス語だけでフランス語の文を理解できるようになっている状態にレベルアップしたことを意味します。
フランス語でイメージを理解する助けになる
フランス語のリーディングの最終形態は、
フランス語の文を読んでイメージで理解できる状態になっていること
です。
つまり、フランス語の文を読んでも、
- 日本語訳が必要ない
- フランス語の文法や単語の使い方についていちいち考えない
- しかし文意がわかる
という状態です。
言い換えると、日本語の文を読むときと同じようにフランス語の文が読める状態です。
そして、イメージだけでフランス語の文を理解できるようになるには
日本語訳を利用して理解できる→フランス語だけでフランス語の文を理解できる→イメージだけでフランス語の文を理解できる
という段階を経ることになります。
これも上で言及したように、ある程度リーディングの勉強を進めたあとで第1章やレッスン1レベルのフランス語の文を読み返すとできるようになっている経験を体験できます。
そして上で言及したのと同じで、
リーディングのレベルがまだ低い場合は日本語訳を利用してフランス語の文を理解するようにする
のが取るべき方法の1つです。
リーディングの勉強では和訳を利用しましょう
リーディングの勉強では、
- 日本語訳でニュアンスを理解する
- フランス語の文を読む
という手順を踏むことによって、後々にフランス語だけでフランス語の文を理解、イメージだけでフランス語の文を理解できるようになっていきます。
ですから、和訳は存分に利用するようにしましょう(上記のように、和訳に依存はしないように注意しましょう)。
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