【フランス語ニュースでリーディング力を伸ばしたいなら日本のニュースから始めたほうがよい1つの理由】
そろそろ中級レベルのフランス語の読解力をつけたいから、ニュースのフランス語に挑戦したい!
この記事を読むと、
フランス語のニュースで読解力をつけたい場合は日本のニュースからがよい理由
についてわかるようになります。
目次
フランス語ニュースでリーディング力をつけたいなら日本のニュースから始めるのがよい1つの理由
結論から書くと、
背景知識があることが多い
という理由で
ニュースフランス語で読解力を上げたい場合は日本のニュースがよい
ということになります。
掘り下げます。
背景知識がある日本についてのフランス語ニュースがちょっと上のレベルの読解力を上げるのにおすすめな理由
フランス語のニュースを使ってリーディングの勉強をする場合、
背景知識がある:フランス語の読解だけに集中できる
背景知識がない:フランス語の読解+背景知識の両方を読解しなければならない
という大きな違いがあります。
背景知識といっても難しいものではありません。
- 話題について聞きかじってなんとなく全体像がわかる
- モノや人、会社、地域の名前を聞いてなんとなくどんなモノや人かところがわかる
といったなんとなくの知識で十分です。
その知識があるだけで、
比較的長いニュースフランス語の読みやすさが上がる
ようになります。
たとえば、
- 忍者の末裔、佐藤氏が挑む伊賀市でのビジネス
- フランス、49.3法案を発令
というフランス語の記事があった場合、この1行だけで全体的になんとなく内容がわかるのは
- 忍者の末裔、佐藤氏が挑む伊賀市でのビジネス
のほうではないでしょうか。
佐藤という名前も日本語でなじみ深いですし、忍者と伊賀市で『伊賀の忍者なのかな』というところまでわかるかと思います(伊賀と甲賀忍者についての背景知識がない外国人日本語学習者には??に)。
しかし、
- フランス、49.3法案を発令
のほうは、すごく短い文であるのに『49.3法案って何?』というところで引っかかり、フランス語の文の読解以前の話になってしまう人もいるかと思います。
もちろん記事内でも、同じような背景知識が必要とされる単語がたくさんあります。
なので、
フランス語のニュースでリーディング力を鍛え始めるなら日本についてのニュースがまずはおすすめ
となります。
日本のニュースばかりでいいの?フランスのニュースは?
僕もそうでしたが、フランス語を勉強していて少し力がついてくると、
せっかくだからフランス圏のニュースをフランス語で読んでみよう
という気持ちになるのではないでしょうか。
Le MondeとかFigaroといった日本でも名前の聞くフランス語のニュースサイトに行って記事の読解に挑戦する。
そして挫折する(こともある)。
もちろん、海外ニュースを生で読むことは役に立ちます。
しかし、
順番的にあとでいい
というだけです。
- 背景知識のある日本についてのフランス語のニュースを読んで勉強
- ニュースを読める程度の読解力がつく
- 海外ニュースの読解に挑戦
という順番を辿るだけで、
海外ニュースのフランス語の生の記事を読むときにはある程度のレベルの読解力がついている
ので、
背景知識を調べるだけで済む
ようになります。
仏語ニュースで読解力をつけたいならまずは日本のニュースから
フランス語のリーディングのレベルが上がってくるとニュースフランス語で勉強したくなります。
その際は、
背景知識があることが多い
という理由で
ニュースフランス語で読解力付ける場合は日本のニュース
がおすすめです。
ちなみに僕のおすすめは、
NHK World Japan (動画付きの記事もあります)
です。
日本のニュースがフランス語になっているので、基礎的な背景知識がある状態でフランス語の読解をすることができます。
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