【実体験を元にフランス語の日常会話ができるようになるレベルを教えます】

フランス語の日常会話ができるようになりたいけど、どのくらい勉強すればいいの?

 

この記事を読むと、

 

フランス語の日常会話ができるようになるレベル

 

についてわかるようになります。

 

フランス語の日常会話ができるレベルの目安

 

結論から書くと、

 

DELF-A2(仏検準2級)から

 

が、

 

フランス語で日常会話ができるレベルです。

 

DELF-A2(仏検準2級)から、どのような日常会話ができるかをまとめたのが以下です。

 

  • DELF-A2・仏検準2級(簡単なコミュニケーションが取れる)
  • DELF-B1・仏検2級(興味があることについての会話ができる)
  • DELF-B2・仏検準1級(幅広いコミュニケーションが取れる)
  • DALF-C1・仏検1級(専門的な話題についての会話ができる)
  • DALF-C2・仏検1級より上(ほぼ問題なく会話ができる)

 

それぞれの学習時間目安については、

 

 

をご参考ください(フランス語検定とDELF(DALF)以外の試験もあります)。

 

掘り下げます。

 

各レベル別の個人的な体験談

 

DELF-A2・仏検準2級/DELF-B1・仏検2級レベルでできる日常会話

 

僕が初めて渡仏したのは、仏検2級に合格してからでした。

ワーキングホリデーを利用しました。

 

当時はDELFという名前の試験があることも知りませんでした(汗)

 

仏検2級はDELF-B1ぐらいのレベルだとされます。

そのレベルでできた日常会話は、

 

  • 挨拶
  • お店などでの簡単なやりとり
  • 自分の興味があること

 

の3つでした。

 

反対に、

 

  • 難しいやりとり
  • 自分の興味がないこと

 

は、

 

事前に勉強して準備しておかないとお手上げ状態

 

でした(役所でのやり取りなど)。

 

そしてその当時住んでいた寮で仲良くなった日本人がDELF-A2・仏検準2級の方でした。

 

仲良くなったフランス人と一緒にご飯を食べているときなどに観察していると、その方ができるフランス語の会話は

 

一問一答

 

という感じでした。

具体的には、

 

・自分が言いたいことはなんとか一文にできる

・1つの文以上のことをフランス語で言われると理解がおぼつかない

 

というものでした。

 

DELF-B2・仏検準1級でできる日常会話

 

僕が2回目に渡仏したのが、DELF-B2を合格した後でした。

DELF-B2を合格すると、フランスの大学の学士課程に留学できます。

 

その状態でできるようになる日常会話のレベルは、

 

  • 比較的幅広い話題についての意見交換
  • 役所などでの難しいやり取り

 

でした。

 

比較的広い話題というのは、

 

自分がよく知らないジャンルの話題についても、単語レベルではカバーできている

 

ので、

 

会話には困らない

 

という意味です。

 

DALF-C1・仏検1級でできる日常会話

 

僕の現在のレベルはDALF-C1だと思います。

思いますと書いたのは、正式なテストを受けたわけではないからです。

 

しかし、フランスの大学院で修士を修了できているので、そのくらいのレベルはあるはずです(フランスの修士に留学できるのはC1レベルからです)。

 

というわけで、そのレベルでできるようになった日常会話は、

 

  • 専門的な内容の会話

 

でした。

 

僕の専攻は言語学だったので、クラスメイトとの日常会話も必然的に言語学についてのことが多くなります。

 

そういうときに、

 

言語学についての単語や背景知識を知っている

 

ということがあるので、専門的な会話ができました。

 

DALF-C2・仏検1級より上でできる日常会話

 

僕のクラスメイトのロシア人がC2レベルでした。

彼は、

 

フランスのフランス語学校でフランス語を外人に教えるバイト

 

をしていました。

 

そして、観察している限りでは、

 

いかなる会話場面においても、よどみなく話すことができる

 

感じでした。

 

フランス語のレベル以上に気を付けなければいけないこと

 

フランス語のレベル別で、どのような日常会話ができるようになるのかを、個人的な体験や観察を鑑みて紹介しました。

 

しかし、

 

どのレベルであっても会話の練習をしなければ会話はできない

 

という注意点があります。

 

というのは、

 

DELFや仏検には口頭試験があるが、合格していても会話ができるわけではない

 

からです。

 

会話ができるようになるには、実際の会話の練習は必須

 

です。

 

僕は仏検2級合格後にフランスへ来たとき、当時のオランド大統領の演説とかが聞き取れるようなレベルだったので、会話もできるだろうと高を括っていました。

 

しかし実際には、

 

まともに会話ができるようになるまでに少なくとも3か月

 

はかかっています。

そして、一番効果があったのが、

 

実際の会話

 

です。

 

語学学校とか、会話の勉強で得たものを道具のように使い、

 

実際に会話(僕の場合は、主に寮にいたフランス人との会話)する

 

ことで、徐々に会話ができるようになっていきました。

 

フランス語のレベルと日常会話

 

フランス語の試験のレベルは、日常会話ができる目安になります。

 

しかし、レベルにたどり着いていても、

 

実際の会話を通じて会話の経験を積まないと会話ができるようにならない

 

ので、

 

会話ができるはずのレベルに合格しているのに、フランス語の日常会話ができない

 

と思っている方は、

 

実際のフランス語会話の経験を積む

 

のがおすすめです。

 

 

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