【(フランス語復習まとめ)allerとpartirとs’en allerの違いをわかりやすく】

ときどきフランスの人がJe m’en vais !とか言ってるけど、あれは何?

 

この記事を読むと、

 

フランス語のallerとpartirとs’en allerの違い

 

についてわかるようになります。

 

フランス語のallerとpartirとs’en allerの違いをざっくりと

 

フランス語のallerとpartirとs’en allerはどれも、

 

今いる場所から移動する

 

という意味を持っています。

 

しかし、

 

  • 移動するときの視点の持ち方
  • 目的地を言えるか

 

という条件で使い方が分けられます。

 

掘り下げます。

 

移動するときの視点の持ち方

 

上で書いたとおり、allerとpartirとs’en allerには、

 

今いる場所から移動する

 

という意味があるため、フランス語を勉強している途中でどれを使ってもいいんじゃない?となってきたりします。

 

ところが、

 

  • 移動先への視点が強い:aller
  • 今いる場所への視点が強い:partirとs’en aller

 

という違いがあります。

 

なので、特に何もなしに今いる場所から別の場所へ向かうときallerを使い、家で準備とか会社で仕事しているけど、この場から離れるというようなときには、partirs’en allerを使いがちです(なので、partirは『出発する』とも訳されます)。

 

というわけで、

 

移動先への視点が強い:

  • Je vais au marché. (私は市場に行きます。)

 

今いる場所への視点が強い:

  • Le train part dans 5 minutes. (列車は5分後に出発します。)
  • Il faut que je m’en aille. (私は行かなければなりません。)

 

のような使い分けになります。

 

そうなると、partirとs’en allerはどう使い分けるの?となりませんでしょうか。

 

目的地を言えるか

 

partirとs’en allerは、

 

今いる場所から移動する+今いる場所への視点が強い

 

という意味を持っています。

 

なので、この2つは同じように使えるのですが、

 

  • 出発地や目的地が言える:partir
  • 出発地や目的地が言えない:s’en aller

 

というように分けられます。

 

つまり、

 

Je pars de Paris pour Londres.(私はパリからロンドンへ出発します。)

 

と言えます(s’en allerではこういう言い方はできません)。

 

なので、冒頭にあった、

 

Je m’en vais !

 

は、純粋にこの場を立ち去る→じゃあな!みたいな感じで使えます。

 

フランス語のallerとpartirとs’en allerに迷ったら

 

どれも、

 

今いる場所から移動する

 

という意味を持つ、allerとpartirとs’en allerに迷ったら、

 

  • 移動するときの視点の持ち方
  • 目的地を言えるか

 

という観点から見ていくのがおすすめです。

 

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