【フランス語の勉強を始めてもリーディングの勉強は始めないほうがいい1つの理由】
フランス語の勉強を始めた。とりあえず読めるようになりたいから読解の勉強をしようと思う。
この記事を読むと、
フランス語の勉強を始めてもすぐにリーディングの勉強はしないほうがよい理由
についてわかるようになります。
目次
フランス語の勉強を始めてもリーディングの勉強は始めないほうがよい1つの理由
結論から書くと、
いきなりリーディングの勉強を始めると、間違った発音でフランス語が身についてしまう
ため、
フランス語の勉強を始めてもリーディングの勉強は遅らせたほうがよい
です。
掘り下げます。
リーディングの勉強のタイミングと発音の関係
フランス語の勉強を始めたとき、
リーディングの勉強の開始タイミングを早めれば早めるほど発音がカタコト化していく
ようになります。
なぜなら、
フランス語を音だけで運用できない状態=日本語の音しか運用できない状態
だからです。
つまり、確かにフランス語の文を読んでいるけれど、読むときに使う発音が日本語のものであるため、覚えたフランス語の単語や文の、
文字情報:フランス語
発音情報:日本語
という形になっています。
そして、
音(発音)情報は文字情報よりも記憶に残りやすい
ため、その後のフランス語の勉強すべてにおいて、
カタコトで覚えたフランス語の音が悪影響を与えていく
ことになります。
ですから、
フランス語の勉強を始めてもリーディングのタイミングは遅らせたほうがよい
ということになります。
フランス語のリーディングの勉強を始めるタイミング
上で書いたことと重なりますが、フランス語のリーディングの勉強を始めるなら、
フランス語会話の力がある程度ついてから
がよいです。
フランス語会話の力がある程度ついた状態というのは、
- 話されたフランス語が音で理解できている
- 話したフランス語が音で理解されている
という状態です。
もちろん『ある程度』ですから、なんでもフランス語で話せるような完璧レベルになる必要はないです。
しかし、
フランス語検定3級レベル(日常会話のためのもの)ぐらいは音で運用できる
状態が理想的です。
具体的には、
- NHKラジオフランス語会話などで一通り勉強する
- ベルリッツ・フランス語のような発音重視のフランス語教室で3ヶ月ぐらい実際のフランス語会話の練習する
というステップがおすすめです(【NHKラジオのフランス講座(入門編)がフランス語の発音とリスニングの勉強におすすめな6つの理由】)。
そして、実際のフランス語会話の練習時には事前に自分が話したいことを予習しておくとよいです。
つまり、話したいことに必要な単語を調べ、フランス語の文を作っておきます(完璧でなくてもよいです。レッスン中に直され、解説を受けることが目的です)。
そしてそれが、リーディングの勉強を『軽く』始めるタイミングになるかと思います。
なぜなら、
自分が話したいことを準備するために、それまでに使ったフランス語会話の教材を参考にするから
です。
すでに音で理解ができるフランス語の文字情報を読み(できれば音声とともに)、自分が話したいことをフランス語文化するための参考とします。
フランス語のリーディングの勉強を始めるタイミング
フランス語のリーディングを始めるタイミングは、
フランス語をある程度音だけで運用できるようになってから
が、
カタコトフランス語になってしまうのを避ける
ためにおすすめです。
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