【『文法はいらない』が通用しないタイプのフランス語会話】
フランス語会話ができるようになりたくて会話集の本で勉強しているけど、これで大丈夫?
この記事を読むと、
文法が要るタイプのフランス語会話
についてわかるようになります。
目次
『文法はいらない』では駄目なタイプのフランス語会話
結論から書くと、
自分の意見や感想を言い合うような自由なフランス語会話
をしたい場合は、
フランス語の文法の知識が必要になる
ということが起きます。
掘り下げます。
自由なフランス語会話に文法の知識が必要な理由
文法は、
- 自分の考えを伝える
- 相手の考えをくみ取る
ために必要なルール。
文法の知識があることにより、単語の順番や形を変えたり、必要な言葉を追加(疑問文のときのQu’est-ce queのような言葉)したりして
自分が単語を使ってどんなことを伝えたいのかの操作
ができるようになります。
そして、意見やアイデア、考えを会話相手とやりとりする際に必要なのが、
自由で柔軟に伝えたいことを言葉で伝える力
です。
それが文法の力です。
でも、文法の勉強って難しい……
フランス語を使って自由で柔軟に伝えたいことを言葉で伝えられるようになりたいけど、
フランス語の文法が難しすぎる
と思う方は多いかと思います。
しかし、
日常的なフランス語会話に必要なのは仏検3級ぐらいのフランス語の文法+α
です。
というのは、仏検1級やDALFなどのフランス語の文法の知識は、主に長文(書いた文や音声)を理解するためのものですが、
仏検3級レベルのフランス語は短文(書いた文・音声)のフランス語の理解と運用をするための知識
だからです。
普段の日本語での会話を思い起こして欲しいのですが、だいたい短い文のやりとりではないでしょうか?
日常会話をしているのに、いきなり5分もする長い話を入れたら、会話になりません。
こういった短い文のやりとりをフランス語でするのに必要なのが、
フランス語3級ぐらいのフランス語の文法の知識+α
なのです。
※αというのは、フランス語会話の最中に、自分が言いたいことが仏検3級レベルフランス語の知識だけでは言えないときに追加で勉強する項目を指します。
自由で柔軟なフランス語会話がしたい場合は文法がいります
フランス語を学ぶ目的が、
自由で柔軟に考えのやりとりをすること
であるのなら、
文法の力はあったほうがいい
です。
とはいえ、あまり身構える必要もなく、
仏検3級ぐらいの文法レベルを身につけることにより
だいたいはカバーできます。
仏検3級や準2級レベルのフランス語については、
が参考になるかと思うのでご覧くださいませ(受験する必要はなく、文法知識の勉強に使えるはずです)。
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