【フランス語のリスニングの勉強中にスクリプトを見るタイミング】
フランス語のリスニング力が全然上がらない。
教材の台本や字幕、スクリプトでしっかりチェックしているのに……。
この記事を読むと、
フランス語のリスニングの勉強をするときに台本や字幕、スクリプトを読むおすすめなタイミング
についてわかるようになります。
目次
リスニング教材のフランス語のスクリプトを読むべきおすすめなタイミング
リスニング教材の台本やスクリプト、字幕をよむおすすめなタイミングは、
- リスニング教材を聞く前
- リスニング教材を聞いている最中
- リスニング教材を聞いた後
に分かれます。
そしてそれぞれ、
- リスニング教材を聞く前:初級~中上級
- リスニング教材を聞いている途中:中上級
- リスニング教材を聞いた後:中上級~上級
というレベル別でおすすめが分かれます。
掘り下げます。
フランス語初級~中上級者はリスニング前にスクリプトを読んだほうがよい理由
フランス語初級者から中上級者のリスニングにとって一番大切なことは、
フランス語の音だけで意味を理解することに慣れること
です。
つまり、
- 台本がないと何を言われているのか分からない
- 知っている単語を使って話されているはずなのに聞くとわからない
というようなことをなるべくなくしたいわけです。
そのためにおすすめなのが、
スクリプト(台本)の先読み
です。
特に、
日本語訳を読む→フランス語スクリプトを読む→音源を聞く
という流れがおすすめです。
意味の把握→使われる言葉の把握→音を使って意味と言葉の情報を統合
という練習ができるからです。
フランス語中上級者はリスニング最中にスクリプトを読んだほうがよい理由
フランス語の中上級者は、上で紹介した
- 音源を聞く前
- 音源を聞きながら
スクリプトを読むことをおすすめします。
その理由は、
中上級者の段階では音だけで理解できるフランス語の量がまだ圧倒的に少ないから
です。
特に、
文法や単語の知識が先行して、リスニングができていない
状態のときは要注意です。
自分の現在のレベルと比べて……
- 難しい内容のリスニング→事前にスクリプトを確認
- 簡単な内容であるのに理解できないリスニング→スクリプトを読みながら聞く
というような使い分けをしましょう。
簡単な内容であるのに理解できないリスニング→スクリプトを読みながら聞く
というのは、
初級から中級レベルのフランス語の内、音声だけで理解できていない単語やフレーズの音を確かめるため
に必要になります。
フランス語中上級~上級者は聞いた後でスクリプトを読んだほうがよい理由
フランス語の中上級者~上級者レベルの人の理想は、
音だけで理解できるフランス語が大半
というものです。
しかしそれでも
時々でてくるわからない言葉を念のためにチェックする
ために、
リスニングの後でスクリプトを読む
のをおすすめします。
リスニングのレベルの注意点
フランス語の試験で中級や上級のレベルを合格しても、
音だけで理解できるフランス語が少ないなら、リスニングのレベルは初級者
です。
自分は中級を合格しているから…上級を合格しているから…とリスニングを中級者や上級者向けの勉強方法していてもリスニング力は上がりません(体験談)。
フランス語のリスニング力向上のためにスクリプトを有効に使いましょう
リスニング教材のスクリプトは、単語も文法も復習できるというすぐれものです。
なので、自分のレベルに合った使い方をするのがおすすめです。
フランス語の勉強ならこちらもおすすめです:
- 【この11冊でだいじょうぶ!フランス語学習におすすめな教科書・参考書・テキストのまとめ】
- 【(徹底比較)フランス語の試験はどれを受けるべき?仏検、DALF、DELF、TCF、TEFの概要と3つの比較】
- 【フランス語が話せるようになるためのあと一歩を教えます】
- 【(徹底解説)独学でフランス語を勉強する方法・コツ】
- 【(徹底解説)フランス語会話ができるようになる4ステップの勉強方法】
- 【(徹底解説)フランス語の発音のおすすめ勉強方法】
- 【(徹底解説)フランス語の聞き取り(リスニング)のおすすめ勉強方法】
- 【(徹底解説)フランス語の文法のおすすめ勉強方法】
- 【(徹底解説)フランス語単語の効率的な勉強方法】
- 【(徹底解説)フランス語の読解(リーディング)のおすすめ勉強方法】
- 【(徹底解説)フランス語のライティング(フランス語作文)のおすすめ勉強方法】
- 【(徹底解説)フランス語の綴り(スペル)を覚えるおすすめな2ステップ】
>> ベルリッツ・フランス語(現在無料体験実地中なのでお急ぎで(通常料金19800円から))