【フランス語のリスニング中に文の意味がわからない原因と解決方法】

フランス語の聞き取り(リスニング)の勉強をしているけど、単語とかは聞き取れるけど文の意味の理解ができない。

 

この記事を読むと、

 

リスニング中に文の意味がわからない原因と解決方法

 

についてわかるようになります。

 

単語は聞き取れているのに文の意味ができない原因

 

結論から書くと、

 

文法の聞き取りに慣れていない

 

という原因で、

 

単語を聞き取れても文の理解ができない

 

ことが起きているかと思えます。

 

特に、

 

スクリプト(台本)を『読む』と文が理解できるが『聞く』とできない場合

 

はこのケースに当たる可能性が高いです。

 

掘り下げます。

 

文法の聞き取りが単語の聞き取りと異なる理由

 

リスニング音源のすべての単語が聞き取れても、文の理解ができない(文を聞いて理解できない)のは、

 

単語:1つ1つの理解

文:まとまりの理解

 

という違いのせいです。

 

そのため、文を聞いて理解するためには、

 

  • 1つの文の中の意味のまとまり
  • 1つの文という小さな意味のまとまり
  • 前後を含んだ文という大きな意味のまとまり

 

を音だけで理解する必要があります。

 

  • 1つの文の中の意味のまとまり

 

というのが少しわかりにくいかもしれません。

 

これは例えば、

 

  • 主語+動詞
  • 主語+動詞+直接目的語
  • 主語+動詞+間接目的語
  • 主語+動詞+直接目的語+間接目的語

etc……..

 

のような、

 

文の中のいくつかの単語で作られるある程度の意味のまとまり

 

のことを意味しています。

 

しかし、

 

音は文字と違って形がない

 

ので、

 

  • 音だけで単語のまとまり
  • 音だけで文のまとまり

 

を理解するのが難しく感じるのです。

 

リスニング中に文を理解できるようにするための勉強方法

 

単語は聞き取れている、使われている文法自体は理解できているということを前提にすると、

 

リスニング音源を意味のまとまりごとに区切って何度も聞く

 

というのが効果があります。

 

具体的には、

 

音源を流し、聞いて理解できる文の量を少しずつ増やしていく

 

感じです。

 

例えば、

 

Je ne sais pas ce qui s’est passé au Japon avant-hier.

 

という文があったら、

 

  • Je ne sais pasまで聞いて理解できたら、つぎはce qui s’est passéまで聞く
  • それが理解できたら au Japon avant-hierまで聞く

 

というふうに、

 

すでに理解できる箇所を含みつつ、理解できる範囲を拡げていくようにリピートする

 

ようにします。

 

理解できる範囲というのは、上でも書いた

 

  • 1つの文の中の意味のまとまり
  • 1つの文という小さな意味のまとまり
  • 前後を含んだ文という大きな意味のまとまり

 

のことです。

 

リスニングで文の理解ができない場合は

 

単語の聞き取りはできるのに文の聞き取りができないのは、

 

文法の聞き取りに慣れていない

 

というのが原因かもしれません。

 

リスニング音源を意味のまとまりごとに区切って何度も聞く

 

ようにして、文を聞き取れて理解できるようにしていきましょう。

 

 

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