【(フランス語の復習まとめ)ne…rienの使い方をわかりやすく】
フランス語の否定の表現のrienの使い方がよくわからない……jamaisやplusとも一緒に使うよね?
この記事を読むと、
Ne…rienを使った否定表現
についてわかるようになります。
目次
Ne…rienを使った3つの否定表現
フランス語でrienを使った否定表現の基本として、
- Ne…rien
- Ne…jamais rien
- Ne…plus rien
という3つの表現があります。
それぞれ、
- Ne…rien:全然ない
- Ne…jamais rien:ぜったいに全くない
- Ne…plus rien:もう全然ない
というような意味になります。
Ne…jamais rien:ぜったいに全くない
は
Ne…rien:全然ない
の意味を強調したものです。
Ne…plus rien:もう全然ない
は、以前はあったものが現在はまったくない、ということを意味します。
以上を踏まえた上で、掘り下げます。
Ne…rien構文を使う
Ne…rienを文に挿入する場合は、
- 単数動詞文
- 複数動詞文
- 命令文
- 主語として使う
の4つのタイプがあります。
それぞれ簡単に掘り下げていきます。
単数動詞文
単数動詞文とは、現在形や半過去、単純未来などといった、
1つの動詞だけ使われた文
のことを指す管理人の造語です(単純時制が一般的です)。
単純時制の文では、
動詞をne…(jamais, plus) rienで挟む
ということをします。
なのでたとえば、
Je ne mange rien.
何も食べない。
Je ne mange jamais rien.
ぜったいに何も食べない。
Je ne mange plus rien.
もう何も食べない。
のようになります。
複数動詞文
複数動詞文とは、複合過去や助動詞など、
2つ以上の動詞が使われている文
のことを意味します(ネーミング par 管理人)。
そして助動詞文のときは、
助動詞をne…(jamais, plus)で挟む
ようにします。
なのでたとえば、
Je n’ai rien mangé.
何も食べなかった。
Je ne vais jamais rien manger.
これからぜったいに何も食べない。
Je ne peux plus rien manger.
もう何も食べることができない。
のようになります。
命令文
命令文を使うときは、基本的には単純時制のときと同じです。
すなわち、
動詞をne…(jamais, plus) rienで挟む
となります。
なのでたとえば、
Ne mange rien.
何も食べるな。
Ne mangez jamais rien.
何もぜったいに食べないでください。
Ne mangeons plus rien.
これ以上何も食べないようにしようね。
のようになります。
主語として使う
Rienを主語として使うこともできます。
この場合、日本語では
何も~ない
というふうに訳されることが多いです。
そして文の形は
- (plus, jamais) rien neを主語として使う
- 動詞は3人称単数扱い
となります。
そのため、
Rien ne commence.
何も始まらない。
Jamais rien ne commence.
絶対に何も始まらない。
Plus rien ne commence.
もう何も始まらない。
のような文が作れます。
フランス語のne…rienを使った否定表現
フランス語でne…rienの否定表現を使う場合は、
- Ne…rien:全然ない
- Ne…jamais rien:ぜったいに全くない
- Ne…plus rien:もう全然ない
の3つの表現が基本となります。
構文は、
- 単数動詞文:動詞をne…(jamais, plus) rienで挟む
- 複数動詞文:いわゆる助動詞をne…(jamais, plus) rienで挟む
- 命令文:動詞をne…(jamais, plus) rienで挟む
- 主語として使う:主語の部分に(jamais, plus) rien neを使う
という形になります。
参考は以下の本でした。
Nouvelle Grammaire du Français: Cours de Civilisation Francaise de la Sorbonne (フランス語) ハードカバー
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