【(フランス語復習まとめ)フランス語のRの発音のコツ】
フランス語のRの発音が難しい!
どうやって覚えたらいいの?
この記事を読むと
- フランス語のRの発音は1つじゃない
- フランス語のRの発音のコツ
についてわかるようになります。
目次
フランス語のRの発音は5つ
フランス語のRには5の音があります。
カタカナとかで書くと同じになってしまうので、あえて発音記号で書くと、
[ʁ]:のどちんこあたりでの有声(声帯が震える)の摩擦音
[χ]:[ʁ]の無声バージョン
[ʀ]:のどちんこを震わせる音
[r]:いわゆる巻き舌
[ɾ]:日本語のラ行に近いもの
となります。
ただし、
[r]:いわゆる巻き舌
[ɾ]:日本語のラ行に近いもの
は方言で使われる音とされているので、まずは
[ʁ]:のどちんこあたりでの有声(声帯が震える)の摩擦音
[χ]:[ʁ]の無声バージョン
[ʀ]:のどちんこを震わせる音
の3つを覚えなければならないと覚えましょう。
※早口の人は[ʁ]の音を作るときに、発音する場所は同じでも摩擦するかしないかのギリギリで発音することもあります。
ここに気を付けたいフランス語の3つのRの発音
さて、まず覚えたいこの3つのRの音、
[ʁ]:のどちんこあたりでの有声(声帯が震える)の摩擦音
[χ]:[ʁ]の無声バージョン
[ʀ]:のどちんこを震わせる音
は、フランス語ネイティブには同じRの音として認識されます。
それは、僕たち日本人が
- アウンサンスーチー
- 食べます
の『ス・す』の音が同じだと認識していることと同じです(通常前者は有声、後者は無声)。
というわけで、フランス語ネイティブには同じ音でも、僕たち非ネイティブにとっては違う音なので、
- 3つの音をRとして聞ける
- 3つの音をRとして発音できる
ことが大切になります。
フランス語の3つのRの発音のコツ
ネットや発音の本に書いてあるフランス語のRの発音のコツは、
- うがいをしながら感覚をつかむ
- 日本語の『は』の音を代用
の2つに絞られると思います。
これは、
- うがいをしながら感覚をつかむ:[ʀ](のどちんこを震わせる音)
- 日本語の『は』の音を代用:[ʁ](のどちんこあたりでの有声(声帯が震える)の摩擦音)・[χ]([ʁ]の無声バージョン)
にあたります。
- 発音の箇所(のどちんこ)
- 発音の方法(のどちんこを震わせる[ʀ]。舌の後ろとのどちんこを近づけて摩擦させる[ʁ]と[χ]。)
にはぴったりだと思うので、
3つの音
に意識しながら練習してみましょう。
声帯が震えないRの発音はいつでるの?
フランス語のRの発音の
[ʁ]:のどちんこあたりでの有声(声帯が震える)の摩擦音
[χ]:[ʁ]の無声バージョン
[ʀ]:のどちんこを震わせる音
の中で、2つ目の[χ]は声帯を震わせません(声帯を震わせない音:いわゆるこそこそ話をするときの音)。
この音がでるのは、
- 単語や文の最後のR
- p,t,k,s,fのような無声の破裂音、摩擦音、破擦音のあとのR
のときです。
実際にRの音にふれてみましょう
簡単に大切なことを3つ復習しましょう。
1:標準的なフランス語のRの音は
[ʁ]:のどちんこあたりでの有声(声帯が震える)の摩擦音
[χ]:[ʁ]の無声バージョン
[ʀ]:のどちんこを震わせる音
の3つ。
2:フランス語ネイティブはこの3つの音を同じ音だと思っている。
3:[χ]の音は
- 単語や文の最後のR
- p,t,k,s,fのような無声の破裂音、摩擦音、破擦音のあとのR
では、実際のRの音にふれてみましょう。
2つのYouTubeの動画を紹介します。
1つ目はRの入ったフランス語の単語。
2つ目はフランス人にRの音について聞いてみた動画です(フランス語の字幕があります)。
フランス語のRの音は1つじゃありません
フランス語のRの音は僕たち非ネイティブにとっては1つではありません。
最低3つのRの音を認識でき、そして使えるようにしておくのがおすすめです。
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