【フランス語ネイティブの真似だけでは発音力が上がらない1つの理由】
フランス語の発音が上手になりたくて、ネイティブの発音を真似しているけど、あまり変わりが見られない……。
この記事を読むと、
ネイティブの真似だけでは発音の上達に不足していること
についてわかるようになります。
目次
ネイティブの真似だけでは発音力向上が片手落ちに
結論から書くと、
発音の知識を欠いたままネイティブのフランス語の真似をしても片手落ち
であるため、
発音力の向上があるところで止まってしまう
ということが起きます。
掘り下げます。
ネイティブのフランス語の真似+α
まず強調しておくのが、ネイティブのフランス語の真似をすることにはメリットがあるということです。
それは、
フランス語のプロソディ(各言語のメロディやリズム)を身につけられる
という点があり、
カタコトのフランス語になりにくくなる
からです。
しかし、プロソディとは別に、
非ネイティブはフランス語の発音の知識を客観的に学ぶ必要性
があります。
その理由は、
僕たちの脳は日本語を発音の聞き取りにチューニングされているため
です。
日本語の聞き取り用にチューニングされた僕たちの脳では、聞こえてきた発音の音の部分(リズムやメロディじゃないLやAなど各音の部分)は、
- 日本語の音に変換されて聞こえる
- 雑音として聞こえる
ようになります。
そのため、日本人でも幼児のときにはできるLとRの聞き分けができなくなったり、弱いeの音などを聞き逃したりするのです。
そこで必要なのが、
客観的に発音の知識を手に入れる
ことです。
具体的にどんな発音の知識を手に入れたらよいのか
フランス語の発音の真似(プロソディ)に取り入れたいフランス語の知識は、
- 発音箇所
- 発音方法
- フランス語の発音のルール
の3つです。
それぞれを簡単に説明すると、
発音箇所:
発音の音を口の中のどこで発生させるのか
発音方法:
声帯を震わせるのか震わせないのか、舌はどこかに触れるのか、どこかで破裂させた音を作る必要があるのか、など
フランス語の発音のルール:
リエゾン、エリジオン、アンシェヌマンなどの音の変化について
です。
これら3つのフランス語の知識をネイティブのフランス語の発音の真似に取り入れることによって、発音力の向上は飛躍します。
発音力の向上にはネイティブフランス語の真似+知識
フランス語の発音の向上には、ネイティブのフランス語の真似を通してプロソディ力を強化しつつ、
フランス語の発音の知識を客観的に学び真似に取り入れる
というのが有効的です。
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