【フランス語のリスニングが難しいと感じたときに試したい3つの方法】
フランス語のリスニングができなくて困っている……。
この記事を読むと
フランス語のリスニングに問題を抱えているときに試すとよい3つの方法
についてわかるようになります。
目次
フランス語のリスニングが難しいときにおすすめな3つの方法
結論から書くと、
- リスニング音声のジャンルを変える
- 台本や字幕を読まないようにする
- フランス語の発音・音を復習
の3つの方法が、フランス語のリスニング力アップに効果があるときがあります。
どれか1つでも効果が出るときがありますし、いくつか、もしくはすべてを合わせることにより効果がでることも。
掘り下げます。
リスニング音声のジャンルを変える
現在使っているフランス語のリスニング教材を見直す必要があるかもしれません。
なぜなら、音声が使われている教材には、
- 日常会話
- ニュース
- アニメ
- コメディ
- 解説
- 広告
- 映画
- 講義
等などの色々なジャンルがあり、
それぞれに使われるフランス語の表現や単語が違う
ので、
ジャンルを理解するために必要なフランス語の表現や単語を理解していないと聞いても理解できない
ということが起こりえるからです。
例えば僕は、初めのころずっとフランス語のニュースを聞いて勉強してました。
そうして、ニュースの話し方や出てきて意味のわからなかった単語を調べたり四苦八苦して、なんとなくわかるようになっていたのですが、
フランス語の日常会話(大家さんとのやり取りや、携帯の契約、クラスメイトとの雑談など)を聞いて理解しにくい
という問題がありました。
なぜなら、そういった
本当に本当の日常会話のためのフランス語の表現や単語(俗語など)についての勉強をしていなかったせい
です。
逆に言うと、ニュースのフランス語なら理解しやすかったわけですから、
- ジャンルを変えてリスニングが簡単なものと難しいものを選ぶ
- 難しいものは、そのジャンルに即した表現や単語を勉強する
ことによって、
リスニングでわかるフランス語のジャンルが増えていく
ことになります。
台本や字幕を読まないようにする
もしリスニングをしている最中に、フランス語の台本や字幕を読んでいるのなら、なるべく読まないようにしてみるのもよいかと思います。
なぜなら、リスニングができない時点で
フランス語を聞いて理解する力が足りない=発音の知識と経験が足りていない
ことが確定しているので、
フランス語の台本や字幕を読んでいるときに勝手に自分で作り上げてしまったフランス語の発音が現れ、聞こえてくるフランス語の音の認識を邪魔している可能性が高い
からです。
言うまでもなく、フランス語を読めることときちんと発音できることは違います。
なぜなら、発音が適当でもフランス語を読むことが可能だからです。
つまり、
フランス語が読めると、その自己流発音が正しい発音だと思ってしまい、聞こえてきたリアルな発音を拒絶してしまうこともある
ので気を付けたいところです。
参考:【ネイティブのフランス語が聞き取れないたった1つの原因と解決方法】
こういう場合は、
純粋なリスニングの経験(文字に頼らず音だけで文を理解する)が足りていないことが多い
ので、
- 台本や字幕を読んで意味を理解
- 台本や字幕を読まないで音に集中
するのがおすすめです。
フランス語の発音・音を復習
リスニング教材を自分が可能なジャンルに変えたり、台本や字幕を読まないようにしてもフランス語のリスニングができないという方は、
フランス語の発音や音の復習
をしてみるとよいかもしれません。
フランス語の音や発音と書いたのは、
- フランス語のメロディやアクセント、イントネーション
- フランス語の個々の音の作り方(発音)
の2つが、リスニング(やスピーキング)に必要だからです。
特にメロディやアクセントといったものは、僕の知っている限りでは専用の勉強素材がない(作るのが難しい)ので、経験を通じて覚えていくしかありません。
また、フランス語の個々の音の作り方に関しては、日本語のものとまったく違うので、
- 知識
- 実践
が必要になります。
どちらかが欠けていると中途半端になってしまいます。
フランス語を勉強してもうずいぶん時間が経っている……と思っていても、実際に復習してみると結構忘れていることがあったりします(経験談)。
フランス語の音は難しくありません
フランス語のリスニングが難しいと感じても、聞こえているフランス語に責任はありません。
- ジャンルを変える
- 台本や字幕を読まないようにする
- 音や発音を復習する
ことによって、リスニング力が上がることもあるので、ぜひ一度試してみてくださいませ。
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