【フランス語を話す練習をしたいのなら避けたい3つの勉強方法】
フランス語を話す練習をしたいから言語学習者交流アプリとかを使っているけど、簡単な会話だけで終わってあまりレベルが向上してない気が……。
この記事を読むと
フランス語を話せるようになるために避けたほうがよい3つの勉強方法
についてわかるようになります。
目次
注意したい3つの勉強方法
結論から書くと、
- 音声のない教材ばかりで勉強
- AI系のアプリ教材で勉強
- 初めからフランス語教授法の訓練を受けていない相手と交換授業(ランゲージエクスチェンジ)
の3つの勉強方法は、
フランス語を話せるようになりたいのなら避けるべき
ものです。
掘り下げます。
音声のない教材ばかりで勉強
フランス語を話せないのは、単語力が低いからだ、文法力が低いからだ……。
と、フランス語の本やニュースを乱読したり、文法書を復習したり、学習速度を上げるために、
『読む』ことを重視
してしまうと、
あまり会話では使えない
です。
なぜなら
会話は音声情報のやりとり
であるからです。
ですから、フランス語の会話ができるようになりたいのなら、
なるべく音声のついた教材で勉強する
のがおすすめです。
AI系のアプリ教材で勉強
まず、語学学習系のアプリで気を付けなければならないのが、
AI判定はありえない
です。
人工知能はまだ完成されていません。
そして
音声が人工のアプリは要注意
です。
比較的精度が上がってきている人工音声ですが、それでも
生の人の声と人工音声は大違い
です。
そのため、
人工音声の発音に慣れてしまう
と、
実際の会話のために、生の人の声での発音に慣れる練習をする必要が出て二度手間になる可能性が高い
です。
特に単語系のアプリでスマホやタブレットに入っている人工音声を使った物が多いので、気を付けましょう(補助として使うのはありです)。
初めからフランス語教授法の訓練を受けていない相手とランゲージエクスチェンジ)
まず断っておきたいのが、
交換授業(ランゲージエクスチェンジ)自体は効果がある
ということです。
しかし、
『会話の練習の初期』でのランゲージエクスチェンジ
はあまりおすすめできません。
その理由は、
間違えたときの解説がきちんとされないから
です。
それは、
適切なフィードバック(訂正+解説)がなければ僕たちは同じ間違いを繰り返しがち
だからです。
ランゲージエクスチェンジの相手は
ネイティブではあるけど講師でない
ことがほとんどです。
そのため、
僕たちのした発音や単語や文法の間違い指摘することはできるけど、解説は不可能
です。
それは僕たちの多くが、日本語の助詞の『は』と『が』の使い方の間違いは簡単に指摘できても、どうして間違っているのかを答えられないのと同じです。
僕たちのフランス語の会話レベルがある程度高ければ、指摘されたを間違いを自分で分析でき、エラーやミスの修正もできるときもありますが、
初中級のフランス語会話レベルでは不可能に近い
です。
間違いの指摘があっても解説がない場合は、
理解が変わっていないので同じ間違いを繰り返してしまうことが多い
です。
特に、
- 発音の間違い
- 単語の間違い
- 文法の間違い
の3つは、解説され、原理をしっかり理解しないと間違いを繰り返します。
というわけでおすすめは、
会話練習の初期:フランス語ネイティブ講師
ある程度会話ができるようになった:ランゲージエクスチェンジ
というふうにフランス語会話レベルに応じた使い分けをすることです。
ちなみに会話の練習のためなので、フランス語講師との会話練習も、ランゲージエクスチェンジのようにマンツーマンがおすすめです。
クラス授業だと、個々人にかけられる時間が少なくなってしまうからです。
たとえば、英語教育でも有名なベルリッツのフランス語のような、教育システムのきちんと整い、オンラインでもレッスンしているものを半年ほど受けることをおすすめします(その間にフランス語で分からない箇所の質問をしまくる)。
そして半年ほどレッスンを受けて、ある程度そつなくフランス語を話せるレベルになったら、言語学習者交流アプリであるHelloTalkやTandemなどを使ってさまざまなネイティブとフランス語の練習をするようにすると時間的にもお金的にも効率的になります。
フランス語の会話の練習のときは3つのことに気を付けましょう
フランス語の会話の練習を始めるときは、
- 音声のない教材ばかりで勉強しない
- AI系のアプリ教材で勉強しない
- 初めからフランス語教授法の訓練を受けていない相手と交換授業(ランゲージエクスチェンジ)をしない
ように気を付けるのがおすすめです。
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